過去の議事録

2015年2月23日(月)開催 第129回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「爆笑問題の日曜サンデー」 2月15日放送分について

出席者(敬称略)

副委員長谷川真理 
委員伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 水科孝之 長谷川梨紗

局側出席者

 入江 社長

 田中 常務取締役

 伊藤 番組審議会事務局長

 柳澤 編成業務局長

 石垣 制作部長

 阿部 プロデューサー

委員の主な発言

◇印象としては、分厚い週刊誌という感じでした。週刊誌を買う時は、見出しがあって、ちょっとこれは見たいなという時に見るものだと思います。この4時間の中でも面白いところが前もってわかれば、それを聞くためにつけて、あとは、興味のないところは多分聞かないだろう。そういう聞き方をする番組かなと思っておりました。いかんせん4時間ありますので、全部じっくり聞くという感じには、恐らくリスナーの方々もいかないと思いますので、聞かないところがあっても別にいいのではないかと思いながら聞いておりました。

◇爆笑問題が2人いて、江藤アナウンサーがいて、ゲストの方が1人来ても4人。今回はインスタントジョンソンさんで3人だったので、全部で6人。それだけの人が1本のマイクの前でワイワイやっていると、非常にリスナーが仲間外れみたいな、取り残された感じがしてしまう。「ああ、楽しそうにワイワイやっているな。だけど、何を言っているかよく聞こえないし、何を話しているのかよくわからないな」という感じで、疎外感を感じてしまうことがありました。

◇「サンデーマナブくん」で扱っていたの中吊り広告は、個人的には興味のあるテーマではあったのですが、このテーマ選定には疑問が残ります。これだけ長い時間のコーナーなので、ある程度、次に何をやろうというテーマを決めて、多角的に取材をされる。鉄オタの作家の方が出てきたり、広告費とはどのように作られるのかとか、そこを出してくれたのはとても良かったと思うのですが、これだけ局がたくさんネットされている中で、山手線の中吊り広告がなくなるということが、全国的に興味を持ってもらえるテーマなのか。全国で聞いているリスナーを意識されているのかが判然としませんでした。

◇爆笑問題のお二人が好きか嫌いかで、すごく印象が変わる番組だと思います。私自身は、好きなのですが、だらだらしている太田さんが苦手です。例えば「ごちそうサンデー」のドドちゃんのくだりとか、全体的にだらだらとずっとボケ続けて、田中さんが「もういいよ」と言っている時の太田さんは苦手で、それが許容できるかどうかで、この番組の印象は変わってくるなと思います。

◇「ごちそうサンデー」は、都々逸を知らなかったので、何なのかな?というのと、聞き難いというのもありましたし、全体的に内容がわからないまま終わってしまいました。

(TBSラジオ番組審議会事務局)