6月は、演出家の宮本亜門さんを迎え、
「趣味」「アソビ」などについて、いろいろな角度からお話しを伺ってまいりました。
最終週は、宮本亜門さんが、現在お住まいの「沖縄」のことをお話しいただきました。
もともと、予定調和の生活をしていない宮本さんにとって、
家を建てて同じ場所に住むことなどは考えたことも無かったそうです。
それが、何と、沖縄にお宅を建ててしまい、住民票も移されたとのことです。
その理由は、一言で表せば、現在お住まいの辺りの風景が「懐かしかった!」とのことです。
沖縄は、青い海や暖かい気候など、良いイメージばかりが先行しがちですが、
その反面、基地のことを始めとして、いろいろな問題を抱えているという現実もあります。
住民の皆さんとのコミュニケーションも、東京とは異なった価値観が存在しています。
宮本さんは、そうした全ての「沖縄」を受け止め、そこに暮らすことが大好きだそうです。
沖縄のことを語る宮本さんの瞳は、少年のようでした!
この番組では、毎月、最終週、お迎えした「人生の達人」に
「あなたにとってアソビとは?」という問いかけをします。
早速、宮本亜門さんに伺いました。
答えは・・・「アソビそのものが生きること」。
ただ現実を忘れるというアソビではなく、せっかく生きているのだから、存分に人生を楽しむ、
それこそがアソビという意味だそうです。
「アソビ=生きること」とおっしゃる宮本亜門さん、もっともっとお話を伺いたいと感じました!
4週にわたり、ありがとうございました。
宮本さんは、去年の4月から、
神奈川県横浜市にある「神奈川芸術劇場」の芸術監督を務めていらっしゃいます。
現在、宮本さん演出のミュージカル「太平洋序曲」が、上演中です。
宮本さんが、日本人演出家として初めて、ブロードウェイを飾った作品が横浜で上演されます。
日本、アメリカ、戦争、平和、この国のこれから・・・
いろいろなことを考える珠玉の作品です。
ブロードウェイミュージカル「太平洋序曲」は、7月3日・日曜日まで、「神奈川芸術劇場」で上演中です。
チケットのお問い合わせは「チケット神奈川」、
電話番号は、045 662 8866 までどうぞ。
|