「大相撲ドキュメント 白鵬、日本の横綱として」の画像
一人横綱として角界を牽引してきた白鵬に長期密着。
胸の奥に秘められていた思いがいま明かされる。
八百長問題から春場所が中止されていた2011年3月11日。自らの26回目の誕生日に白鵬は一門の連合稽古で汗を流していた。稽古後、一門の力士から祝福を受けた白鵬だったが…。14時46分、大震災が東北の地を襲った。白鵬は国技大相撲の綱を張る者として、また自分の誕生日に起こった震災へ運命的なものを感じて、被災地への支援活動を始めた。10ヶ所を回った東北巡回慰問では各地で鎮魂の土俵入りを披露。そして震災にも負けず、相撲を続けていた東北の2人の少年と出会う。
この番組は、東日本大震災以降の横綱白鵬の被災地支援や、22回目の優勝を目指して戦った2012年初場所の様子に密着。場所中にも関わらず自ら被災地の相撲少年を東京に招待した白鵬が、その少年たちとの交流を通じて新たにした復興への誓い、モンゴル出身ながら大相撲を一人で背負ってきた白鵬の“日本の国技”への熱い想い、また国籍取得問題を含めた自身の将来の夢など、まさに“日本の横綱”として奮闘する人間・白鵬を解き明かすドキュメンタリー番組だ。
出演/ナレーター:
第69代横綱白鵬
制作著作:TBS
プロデューサー:渡辺隆之
ディレクター:畔地俊吾