インド洋に浮かぶ紅茶の島　スリランカの旅

みどころ

西内まりやがスリランカ紅茶の魅力を紹介する。
鈴木あきえはスリランカを訪れ､世界遺産など現地のお楽しみスポットからリポートする。

　インド洋に浮かぶ､聖なる光り輝く島ともいわれるスリランカは､紅茶の名産地として知られる。当地の紅茶はかつての国名からセイロンティーとも呼ばれている。北海道ほどの国土に､東京都と神奈川県の人口をあわせたほどの人々が暮らしている。この国には8つもの世界遺産が存在しており､見どころがいっぱいだ。
　この番組では､紅茶と観光スポットという観点からスリランカの魅力をリポートする。
　西内まりやは､日本の紅茶専門店でスリランカの紅茶を味わいながら､紅茶の楽しみ方などを紹介する。鈴木あきえは､スリランカを訪れ観光地などを巡る。
　鈴木はまず､世界遺産に登録された「シーギリヤロック」を訪ねる。ここは断崖絶壁の巨大な岩山で､頂上に登ることができる。かつて宮殿が建っており､遺跡が当時を忍ばせる。それらの存在さえも､いつしか忘れら去られ､1400年もの間､人々の目に触れることがなかった。神秘的なたたずまいに圧倒される。
　世界唯一の「ゾウの孤児院」もスリランカならではのスポット。群れからはぐれたり､ケガをしたゾウを手厚く保護している。スリランカではゾウは神聖な存在だ。食事タイムには子ゾウにフルーツを与えることもできる。
　続いては､ヌワラエリヤにある「ペドロ茶園」へ。茶摘みや紅茶の製造工場を見学し､出来立ての紅茶を試飲し､セイロンティーを堪能する。
　さらに鈴木はイギリス貴族の習慣から生まれた､本格的なアフタヌーンティーを味わう。
　女性にはぜひお勧めのスパイスやハーブを使った､トリートメントも体験。アーユルヴェーダという伝統医療による施術は心と体を癒してくれる。
　世界有数の宝石産出国でもあるスリランカは宝石店も充実している。占星術で占った自分だけのパワーストーンを購入することができるのだ。
　一方､西内まりやは､紅茶研究家､磯淵猛の案内で紅茶専門店を訪ねた。国内でも本格的なセイロンティーを楽しむことができると人気。優しい香りで癒してくれると評判だ。