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8月22日「プラネット・ブルー」制作発表記者会見
笠原P TBSの笠原です。宜しくお願い致します。
この番組はTBSにおけるキヤノンスペシャルの第2弾になります。 「プラネット・ブルー」というタイトルが象徴しておりますように、地球、とりわけその七割を占める「海」をテーマにしております。大変壮大過ぎて、都会で暮らす人々にとっては、普段あまり考えたことのないようなテーマかもしれませんが、当然ながら誰にとっても身近であり、この地球の上で生きているということをどこかで実感して欲しいと思いまして「地球と海」という大きなテーマに掲げたわけです。いかに私たち人間が素晴らしく、美しく、そして尊い星に住んでいるかということを、この番組を見て感じていただけたらな、と思って企画、制作いたしました。
番組の中身のことを、簡単にふれます。大きくいって2つの柱があります。まずBBC=イギリス国営放送との制作協力で、テレビ史上初めて深海の世界をCGを駆使して完全に映像化しております。主役は、マッコウクジラ。このマッコウクジラが世界の海を旅していくという壮大な物語です。これが1つ目の柱です。そして2つ目が、なんといっても横にいらっしゃる伊藤くんにハワイ島でロケしていただきました、大自然の壮大なレポートです。これは本当に息を呑む素晴らしいシーンの連続になっております。ハワイ島というのは、実は地球の営みをとても身近に感じられる場所です。世界中で一番それを感じられる場所と言ってもいいかもしれません。まさに「地球が凝縮された島」です。では、そう呼ばれる所以は具体的に何なのか。その辺りのことを踏まえながらVTRをご覧になっていただきたいと思います。
〜番組ダイジェストVTR導入〜
伊藤英明 こんにちは、伊藤英明です。僕自身もハワイが好きで、何回かプライベートでも行ったのですが、今回はプライベートでは絶対見られないものを見せていただき、本当に素晴らしい体験をさせていただきました。ああいった自然の神秘的な姿を目の当たりにした時、本当に「生きている」……というか改めて、人間は「生かされている」のだなあ、と強く感じました。自分の中では全部忘れられない、死ぬまで忘れられない景色の数々でしたが、その中でも特にインパクトに残っているのは、キラウエアの大地を 1時間半ほど歩いて、実際に溶岩が流れているところまで行った時のことです。自分で溶岩をすくったりできたんですが、本当にかけがえのない体験だったと思います。また帰りも同じく、1時間半かけて歩いて帰ったのですが、そのときに出ていた星がすごく綺麗で、さらに振り返った時、遠くに溶岩の光が見えて、何とも言えない美しさでした。本当にああいったものはもう二度と見ることが出来ないと実感しました。本当に良い旅をさせていただきまして、有難うございました。
質疑応答
Q: 伊藤さんにお聞きしたいのですが、先ほど、人間は「生きている」というより「生かされている」と感じたとおっしゃっていましたが、そこをもう少し詳しくお聞きしたいのと、あともう一つはVTRを拝見したところ、かなりいきいきとした良い表情をされていましたが、以前からそういった自然に興味をお持ちだったのか、そのきっかけというのはやはりダイブをされていたことと関係あるのか、その辺りのいきさつを教えてください。
伊藤 最初の質問からですが、自然に存在するものというのは、本当に理にかなっているというか、形もそうだし、色もそうだし。そういったものを見ると「自分は何なのか」と思ってしまう。それと、海ですね。海は、例えば3000Mなんて深さには到底行けないし、なんと表現したら良いか分かりませんが、そういった自然を目の前にすると「生かされている」と感じます。また、自然に興味があったかということですが、僕はやはり「海」に興味がありました。昔から、海の中は一体どうなっているのだろう、と思っていました。すみません、こういった表現しか出来なくて(笑)
笠原P すみません、僕が補足するのは変かもしれないのですが(笑)そもそも、この番組のレポーターに(伊藤くんを)起用するにあたり、やはりダイビングが出来る方、と思ったのがきっかけだったんですが、実際(伊藤くんと)会って話してみると、海だけでなくて、例えばさっき話していたマウナケア山やキラウエア火山にプライベートで行ったりしているんですね。なので、すごく自然とかいろいろなものに対して好奇心をもっている、しかも家では「ディスカバリーチャンネル」を見ていると伺って、本当にこの手のものが好きなんだろうな、と感じました。ですので、こちらから何か押し付けてということはなく、どんどん自分から知的好奇心をもって、前へ前へと進んでいって下さいました。
Q: 伊藤さんにお聞きしますが、先ほどのVTRにあったブルーウォーターダイビングをなさっているときは、どのようなお気持ちだったか教えてください
伊藤 ブルーウォーターダイブは、本来は、ロープを使ってするのですが、本当に自然に溶け込んでいるって感じです。もう何も考えられないというか、「無」の状態で、すごく浮遊感があってものすごく心が落ち着く感じでした。
Q: 今回の旅で改めて、気づいたこと発見したことなどありますか?また、VTRを拝見したところ、さかんにカメラでいろいろ撮られていましたがあれは番組に何か関係あるのでしょうか?
伊藤 最後の質問は笠原プロデューサーのほうから聞いてください(笑)先ほど笠原Pからもお話があったように、キラウエアにもマウナケアにもプライベートで行ったことはあるのですが、毎日違う景色でした。勿論環境や気候によって違うのは当たり前なんですが・・・本当に改めて・・そう、僕は考えるより感じるほうなので・・あまり上手く表現できないのですが、改めて自然の大きさを感じました。
笠原P (伊藤くんが撮った)写真は、番組で生かされますよ(笑)
笠原P TBSの笠原です。宜しくお願い致します。
この番組はTBSにおけるキヤノンスペシャルの第2弾になります。 「プラネット・ブルー」というタイトルが象徴しておりますように、地球、とりわけその七割を占める「海」をテーマにしております。大変壮大過ぎて、都会で暮らす人々にとっては、普段あまり考えたことのないようなテーマかもしれませんが、当然ながら誰にとっても身近であり、この地球の上で生きているということをどこかで実感して欲しいと思いまして「地球と海」という大きなテーマに掲げたわけです。いかに私たち人間が素晴らしく、美しく、そして尊い星に住んでいるかということを、この番組を見て感じていただけたらな、と思って企画、制作いたしました。
番組の中身のことを、簡単にふれます。大きくいって2つの柱があります。まずBBC=イギリス国営放送との制作協力で、テレビ史上初めて深海の世界をCGを駆使して完全に映像化しております。主役は、マッコウクジラ。このマッコウクジラが世界の海を旅していくという壮大な物語です。これが1つ目の柱です。そして2つ目が、なんといっても横にいらっしゃる伊藤くんにハワイ島でロケしていただきました、大自然の壮大なレポートです。これは本当に息を呑む素晴らしいシーンの連続になっております。ハワイ島というのは、実は地球の営みをとても身近に感じられる場所です。世界中で一番それを感じられる場所と言ってもいいかもしれません。まさに「地球が凝縮された島」です。では、そう呼ばれる所以は具体的に何なのか。その辺りのことを踏まえながらVTRをご覧になっていただきたいと思います。
〜番組ダイジェストVTR導入〜
伊藤英明 こんにちは、伊藤英明です。僕自身もハワイが好きで、何回かプライベートでも行ったのですが、今回はプライベートでは絶対見られないものを見せていただき、本当に素晴らしい体験をさせていただきました。ああいった自然の神秘的な姿を目の当たりにした時、本当に「生きている」……というか改めて、人間は「生かされている」のだなあ、と強く感じました。自分の中では全部忘れられない、死ぬまで忘れられない景色の数々でしたが、その中でも特にインパクトに残っているのは、キラウエアの大地を 1時間半ほど歩いて、実際に溶岩が流れているところまで行った時のことです。自分で溶岩をすくったりできたんですが、本当にかけがえのない体験だったと思います。また帰りも同じく、1時間半かけて歩いて帰ったのですが、そのときに出ていた星がすごく綺麗で、さらに振り返った時、遠くに溶岩の光が見えて、何とも言えない美しさでした。本当にああいったものはもう二度と見ることが出来ないと実感しました。本当に良い旅をさせていただきまして、有難うございました。
質疑応答
Q: 伊藤さんにお聞きしたいのですが、先ほど、人間は「生きている」というより「生かされている」と感じたとおっしゃっていましたが、そこをもう少し詳しくお聞きしたいのと、あともう一つはVTRを拝見したところ、かなりいきいきとした良い表情をされていましたが、以前からそういった自然に興味をお持ちだったのか、そのきっかけというのはやはりダイブをされていたことと関係あるのか、その辺りのいきさつを教えてください。
伊藤 最初の質問からですが、自然に存在するものというのは、本当に理にかなっているというか、形もそうだし、色もそうだし。そういったものを見ると「自分は何なのか」と思ってしまう。それと、海ですね。海は、例えば3000Mなんて深さには到底行けないし、なんと表現したら良いか分かりませんが、そういった自然を目の前にすると「生かされている」と感じます。また、自然に興味があったかということですが、僕はやはり「海」に興味がありました。昔から、海の中は一体どうなっているのだろう、と思っていました。すみません、こういった表現しか出来なくて(笑)
笠原P すみません、僕が補足するのは変かもしれないのですが(笑)そもそも、この番組のレポーターに(伊藤くんを)起用するにあたり、やはりダイビングが出来る方、と思ったのがきっかけだったんですが、実際(伊藤くんと)会って話してみると、海だけでなくて、例えばさっき話していたマウナケア山やキラウエア火山にプライベートで行ったりしているんですね。なので、すごく自然とかいろいろなものに対して好奇心をもっている、しかも家では「ディスカバリーチャンネル」を見ていると伺って、本当にこの手のものが好きなんだろうな、と感じました。ですので、こちらから何か押し付けてということはなく、どんどん自分から知的好奇心をもって、前へ前へと進んでいって下さいました。
Q: 伊藤さんにお聞きしますが、先ほどのVTRにあったブルーウォーターダイビングをなさっているときは、どのようなお気持ちだったか教えてください
伊藤 ブルーウォーターダイブは、本来は、ロープを使ってするのですが、本当に自然に溶け込んでいるって感じです。もう何も考えられないというか、「無」の状態で、すごく浮遊感があってものすごく心が落ち着く感じでした。
Q: 今回の旅で改めて、気づいたこと発見したことなどありますか?また、VTRを拝見したところ、さかんにカメラでいろいろ撮られていましたがあれは番組に何か関係あるのでしょうか?
伊藤 最後の質問は笠原プロデューサーのほうから聞いてください(笑)先ほど笠原Pからもお話があったように、キラウエアにもマウナケアにもプライベートで行ったことはあるのですが、毎日違う景色でした。勿論環境や気候によって違うのは当たり前なんですが・・・本当に改めて・・そう、僕は考えるより感じるほうなので・・あまり上手く表現できないのですが、改めて自然の大きさを感じました。
笠原P (伊藤くんが撮った)写真は、番組で生かされますよ(笑)