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日本のTBSテレビと、ベトナムのベトナムテレビジョン(VTV)。2つの国のTV局が共同製作するドラマの概要が明らかになった。タイトルは『パートナー』。主演に日本の東山紀之、ベトナムのPham Huynh Dong(ファン・フィン・ドン)という両国を代表する豪華キャストを迎え、両国の出演者・スタッフが手を取り合い「パートナー」として番組を制作、9月29日に日本とベトナムで同日放送する。

2013年9月21日は日本とベトナムが国交を樹立してから、ちょうど40周年に当たる節目の日。これに先立ち、2012年12月、ベトナムでTBSテレビ石原俊爾代表取締役社長とVTVチャン・ビン・ミン社長との間で、共同プロジェクト契約の調印式が行われた。これは、両国が放送を通じて強く協力関係を築くことで、両国の関係をより深く、より発展させることを目的とした共同プロジェクト。その一環として、TBSとVTVとの間でドラマの共同製作が進められていた。

ドラマは、現代の日本とベトナムの両国で働く日本人ビジネスマン・鈴木哲也の視点を通して描かれる。哲也は一人娘のさくらと暮らし、ベトナム人女性リェンとの再婚を控え、忙しい日々を送っている。そんなときベトナムでの取引先のナム社長から、ある謎を解き明かせば契約をしようと提案される。タイムリミットまでに謎が解けないと、長年かかって築き上げてきたベトナムとのプロジェクトがご破算になってしまう。哲也は謎解きに奔走するが、その謎を解く鍵が実は日本にあった。それは100年以上前、フランスの厳しい圧政下にあった祖国の独立を願い危険を冒して来日したベトナムの英雄と、名も無き日本人医師の強い絆であった。ベトナムの英雄、ファン・ボイ・チャウは「フランス支配に自由を諦めたベトナムの若者よ、目を覚まし、日本で学ぶのだ」と若者たちを鼓舞し、ファンの影響を受けた多くのベトナムの若者たちが日本へ渡った。これが、後にベトナムの独立に大きな影響を与えた「東遊(ドンズー)運動」であるが、この東遊活動を支えた日本の開業医、浅羽佐喜太郎とファンの間には、これまで語られることのなかった史実が隠されていたのだった・・・。

激動の時代を生きたファンと佐喜太郎の絆を知り、哲也は再びベトナムの交渉相手と向き合おうとする。さらに哲也は、亡き母親の面影を追うさくらや、国際結婚を間近に控え苦労が尽きないリェンにも、新たな気持ちで接していく。

このドラマは、現代の日本とベトナムのビジネスや国際結婚、さらに100年前の日本とベトナムの知られざる史実を描く。また国と国、人と人の交流を通して、今後の日本とベトナムの関係をよりよいものにするヒントを提案する。まさに珠玉のヒューマンドラマである。

明治編(100年前)

東山紀之

主人公の鈴木哲也そして浅羽佐喜太郎の2役を演じるのは、東山紀之
ドラマや音楽、ミュージカルなどの舞台での活躍はもちろん、近年では日本の伝統文化である時代劇の担い手としても期待が高まっており、日本のエンターテインメント界のトップに立ち続けている。
今回、その東山が、TBSとVTVの共同製作番組の「座長」として、どんな演技を見せるのか、注目が集まる。

ファン・フィン・ドン

もう一人の主人公、ファン・ボイ・チャウを、ベトナムで俳優として第一線で活躍し続けているPham Huynh Dong(日本語読み「ファン・フィン・ドン」)が演じることが決定!
2002年の役者デビュー以降、数多くのTVドラマに出演し多くの賞を受賞しているHuynh Dong。
自国の英雄であるファン・ボイ・チャウ役はまさに適役だろう。

武井咲

また佐喜太郎やファンを献身的に支える看護師・あかね役に、TVドラマや映画「るろうに剣心」(2012年)などで大活躍している武井咲が決定。
2006年の全日本国民的美少女コンテストから芸能界デビューし、瞬く間にブレイクした武井の「美しさ」は、日本のみならずベトナムの視聴者をも虜にするはずだ。

現代編

グェン・ラン・フォン

そして現代編で哲也と国際結婚するリェン役には、ベトナムで女優としてだけでなくバレエダンサーやMCとしても知られるNguyen Lan Phuong(日本語読み「グェン・ラン・フォン」)をキャスティング。
ベトナムエンターテインメント界を代表するひとりである彼女の出演は、ドラマに華やかな彩りを加えることになった。

芦田愛菜

さらに哲也の一人娘・さくら役には、天才子役の呼び声が高い芦田愛菜が決定。2011年ドラマ『マルモのおきて』でゴールデンタイムの連続ドラマ初主演を果たし、さらにはその主題歌で『NHK紅白歌合戦』にも史上最年少で出場している。
その愛くるしい笑顔で多くの視聴者を魅了している芦田は、日本とベトナム両国のパートナーシップに大いに貢献してくれるだろう。

先の記者会見(5月13日)に登壇した、日本&ベトナムを代表する主演の二人・東山紀之、ファン・フィン・ドンをはじめ、武井咲、グェン・ラン・フォン、芦田愛菜という、豪華キャストに加え発表になった共演者陣も、まさに「超一流」の顔ぶれが揃った。
佐喜太郎(東山紀之)の妻・まさを演じるのは吹石一恵。佐喜太郎そしてファン・ボイ・チャウ(ファン・フィン・ドン)と会談する当時の有力政治家・犬養毅に武田鉄矢。犬養と佐喜太郎の仲介役を務める大隈重信役に柄本明。そして現代編で主人公・哲也(東山紀之)をサポートする後輩・畠山紀彰に、東山の事務所の後輩でもあるKAT-TUNの中丸雄一。哲也たちが投げかけられた謎の鍵を握る木下真知役に十朱幸代。いずれのキャストも数多くの作品に出演し、日本を代表する俳優・女優が揃った。
さらに、ベトナムからも、注目のキャストが登場。百年前にファン・ボイ・チャウの求めで来日するベトナムの王族の末裔クォン・デ役に、ベトナムでは大人気の俳優グェン・ビン・ミン。そしてファン・ボイ・チャウを慕うベトナム人留学生のチャン・ドン・フォンに、ベトナムで注目を集めている若手のレ・ホン・ダンが決定した。

日本とベトナム、両国を代表するトップスターたちの競演が実現。これ以上ないほどの豪華な顔ぶれで、スペシャルドラマ「The Partner 〜愛しき百年の友へ〜」の撮影が日本とベトナムで行われた。スタッフは制作、技術、美術すべての分野で、TBSとVTV、日本人とベトナム人のスタッフが集結。両TV局の総合力を併せて、この共同製作に臨んだ。

現在、ベトナムの貿易相手国として中国、アメリカに次ぐ3位の地位を占めるのが日本。逆に多くの日本の企業もベトナムに進出しつつある。国交樹立40周年を迎える今、日本とベトナムの交流の歴史と現在の関係を、このドラマを通して再認識していただければと思う。昔も今も変わらない「相手を理解し、信じる事の尊さ」を、現代社会に生きる私たちに問いかけ、今後、良き「パートナー」として手を取り合っていく両国の相互理解を深める共同製作ドラマ『パートナー』。
親子、夫婦、恋人、友人、仕事相手、国と国・・・さまざまな「パートナー」を描くこのドラマを通して、日本とベトナムという異なる2つの国が、より深く、より強く、お互いの国と人を理解し合い、今後の2カ国の良好な関係が築かれる期待を抱かせてくれることだろう。

注目の共同製作ドラマ『パートナー』は、日本とベトナムで9月29日に同日放送される。

※また、共同プロジェクトの一環として、この秋、ベトナムのVTVにおいて、「TBSドラマフェスティバル」(仮)を開催予定。10月からベトナムの月〜金曜のプライムタイムにおいて、TBSを代表するTVドラマを集中放送する。共同製作ドラマ『パートナー』とともに、注目が集まりそうだ。