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キャスト

桜井太郎(オダギリジョー)

主人公。5歳の時に父を、8歳の時に母を亡くし、以来祖父母に育てられた。祖父は5年前に他界。祖母・明子と共に駄菓子屋「さくらや」を切り盛りしている。
大のおばあちゃん子。ひと月の利益が4万円程度しかないさくらやを守るために深夜アルバイトをしているが、たまに煩悩に負けて風俗に行ってしまう。三流大学中退。
何事にも不器用であるが、一本気な男で根は優しいいい奴である。
子どもの頃からさくらやの裏口に座り続けている。

木村礼子(尾野真千子)

太郎の同級生で、太郎が初恋の相手。
28歳で結婚するが、夫の浮気とマザーコンプレックスが原因で5年後に離婚。5歳になる息子・春馬を連れて地元に戻ってきた。だが、プライドが許さず実家ではなくアパート暮らし。昼間はレストランの皿洗いの仕事をしているが、夜も居酒屋で働き始めた。

三枝弘樹(勝地 涼)

太郎の同級生。脚本家を目指していて、高校卒業以来バイトで食いつないでいる。最近はアイデアが降りてこないため、日中は専らさくらやでたむろしている。
両親は田舎に引っ越したため、アパートで一人暮らし。

島崎 明(嶋田久作)

銭湯・亀の湯の経営者。最近客が減り落ち込んでいる。
日中は特にやることがないので、さくらやでたむろしている。
太郎の祖父・吉太郎と生前親しくしていた。
離婚した妻が札幌にいる。娘の嫁ぎ先について行ってしまったのだ。

金田 剛(前野朋哉)

太郎と三枝の後輩。元いじめられっ子。
大学卒業後、都内のいくつかの会社に就職するも、いずれも挫折し精神を病む。
地元に戻り、かつての憩いの場だったさくらやに再び通いだす。

桜井明子(八千草 薫)

太郎の祖母で、猫を愛するさくらやの店主。5年前に夫・吉太郎が遺したさくらやを引き継いだ。店の客のことはほとんど全て記憶している。吉太郎との思い出のつまったさくらやを守りたいという気持ちの反面、このままでは太郎のためにはならないという思いから、さくらやを閉めることを望んでいる。

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