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毎週土曜日よる7時56分

現場レポート

Vol.11「第2話の撮影秘話」

特に、「竹神が自分の指を食いちぎるシーン」 では、「僕をもっともっときつく縛ってください」 「ちぎれたほうの指を口に含んでくわえているほうが、より恐ろしい感じが出るのでは?」 「血糊をカプセルに入れて口に仕込んでおいたら、もっと自然に血を吐き出せるかもしれません」 「こういったアングルのほうが、視聴者の方にはしっくりくるのではないですか?」 などなど… スタッフもなるほどと唸るようなアイデアがどんどん GACKT さんの口から飛び出します。
持てる限りの情熱を傾け、竹神の狂気を表現するための努力を惜しまない GACKT さんの姿に、『MR.BRAIN』 スタッフたちも大いに感化されたようす。
テイクを重ねるにつれどんどん恐ろしさを増してゆく GACKT さんの姿に、モニター越しのジャイさんもカメラマン・唐沢さんも大興奮でした。

ちなみに、このシーンで GACKT さんが食いちぎった手は、もちろん巧妙に作られたニセモノでしたが、きちんとご本人の型をとって作られただけあって、かなりリアルに映りましたよね。

木村さん演じる九十九との直接対決がなかったのは、“イチ視聴者” としてつくづく残念ではありますが、GACKT さんはその件に関して 「主人公と同次元で対峙しないところも見どころのひとつ」 と捉え、楽しみながら演じていらっしゃったようです。 (  )