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毎週土曜日よる7時56分

現場レポート

Vol.11「第2話の撮影秘話」

そして、お次は GACKT さん のエピソード をご紹介しますね。

4月22日の早朝にクランクインを迎えられた GACKT さん。ちょうど、4週連続でシングルを発表される前とあって、取材の合間などには曲のフレーズを口ずさむような姿も見けられました。
GACKT さんは大変穏やかで礼儀正しい人物で、撮影や取材の後にはスタッフひとりひとりに握手を求めてご挨拶なさる徹底ぶり。『MR.BRAIN』 のスタッフ一同も、そんな GACKT さんに大変好感を抱いたようです。

ところがひとたびお芝居となると、GACKT さんはガラリと豹変!目つきが変わり、死刑囚・竹神として息づきはじめます。撮影に入る前、「ただ “狂気じみている” だけであれば、誰でも演じることが出来る。美と狂気、この2つをどこまで融合して表現できるかがポイントだと思う」 と今回の役どころについて話していらした GACKT さんですが、その言葉の通り、GACKT さん演じる竹神には、凶悪な死刑囚でありながらもどこか人間離れした、唯一無二の妖しい魅力がありましたよね。

クランクインから1週間後の29日には、「竹神が拘置所の中で自らの指を食いちぎるシーン」 や 「精神科医に襲いかかるシーン」 などが収録されたのですが、彼は一流アーティスト!本当にモノ作りのプロなんです。撮影に入る前から、各シーンごとのイメージが頭の中で具体化されているようで、「ここにも血糊をつけたほうがリアルではないですか?」「一度、○○の方法を試してみたいのですが…」 などと、監督やカメラマン、美術スタッフにも積極的に意見を発していきます。 (  )