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毎週土曜日よる7時56分〜放送

スペシャルコンテンツ

九十九のセリフに学ぶ『脳科学』

『脳科学』に関する九十九のセリフをプレイバック！聞き逃した方は、ここでおさらいしてみよう!!

Episode.03

No.01
人間の脳っていうのは、みなさんが思っているよりもずーっと強くできているんです。傷ついても傷ついても働くべく、再生していく。でもそのためには、誰かが手を貸してあげないといけないんですよ。たくさん話しかけて、いろんな体験をさせてあげるんです。
外からの刺激っていうのは、脳の働きの再生をとても促してくれるんですよ。… 少なくともひとり、僕はこの方法で治った人を見たことがあります。

あ、ゲームでもいいんですよ。しりとりとか。しりとりは、脳を活性化させるんです。
No.02
いや、めぐみさんは犯人のことを思い出したんじゃないんです。あなたに、「しりとり」 をしながら教え込まれたことをその通りに喋っているだけなんです。

ここが、過去の記憶を司る部分です。もしめぐみさんが本当に犯人のことを思い出していたのなら、僕が質問したときにこの海馬傍回 (かいばぼうかい) とその後ろの領域が活発に反応するはずなんです。でも、反応してないんですよね。言葉と記憶がうまく結びついていないんです。
反対に、一番活発に働いていたのがこの前頭前野 (ぜんとうぜんや)。ここは一時的に記憶を溜めておく領域で、めぐみさんの脳は壊れた働きを補うために、新しくこの部分を使っているんです。つまり、めぐみさんが喋った言葉は 「つい最近覚えた記憶だ」 という証拠です。
No.03
めぐみさんに、あなたの写真を見せたときの脳の状態です。扁桃体が活性化しているのがわかりますか？
これは、愛する者の姿をみたときに、非常に多く見られる能の反応なんです。考えるよりも先に無意識に、ここが反応してしまうんです。

愛と呼ばれる感情の、正体ではないかといわれています。… きっと、あなたの脳も同じように映るんじゃないでしょうか？