TBS 『モネ展』

国立西洋美術館:2013年12月7日(土)〜2014年3月9日(日)



みどころ

印象派を代表する風景画家モネ。その眼は風景をどのように捉え、カンヴァスの上にはどのような絵画空間が生まれていったのか。そしてその長い画業のなかで、彼の眼はどのように深化したのか ――。モネの 「眼」 の軌跡をたどります。

1.日本の二大モネコレクションの夢の共演。

国立西洋美術館とポーラ美術館が誇る印象派コレクションは、いずれもモネの作品がその中核をなしています。
国立西洋美術館では、モネと親交のあった松方幸次郎が画家のアトリエで直接、譲り受けた 《睡蓮》 (1916年) をはじめとする作品17点、ポーラ美術館では、国内で最多数を誇る19点を所蔵しており、本展では、両館のモネ作品を合わせた全35点によって、若き日の作品から晩年の作品まで、モネの画業をたどることができます。また、マネからピカソまで、両館が誇る近代絵画の秀作を比較展示することで、モネの作品世界への理解を深めます。

2.2館を訪ねて比べて見たい展覧会。

本展覧会は、同じ内容を2館で展示するのではなく、
各館の特徴をそれぞれ打ち出した展覧会です。

国立西洋美術館は、国内随一の西洋美術の研究資料センターを備え、収蔵品に関する調査研究や資料の蓄積に務めてきました。今回の展覧会では、モネとその作品をめぐる時代背景や文化的文脈の理解につなげることを目指し、収蔵品の中から展覧会図録に収録されない絵画や版画作品も参考作品として展示に加えつつ、同時代の出版物等の参考資料もあわせて紹介します。新しい視点からモネの絵画をご覧いただければ幸いです。

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