2015年10月31日 放送
台湾・台南 幸福の香り
きょうの、あきないは台湾・台南から。
台湾で一番古いと言われているお茶屋さん「振発茶行」。
今年で創業155年になります。
この紅茶は葉っぱが成長する時に、ウンカと言う虫に葉を食べさせます。
その虫の唾液が葉につくと、ハチミツの香りがするそうです。
お客さん達に「幸福のお茶」と呼ばれています。
このお客さんは味の薄かったお茶を別の茶器に淹れ直したら
味が濃くなったそう。
「お茶と茶器に決まりの組み合わせはない、
良いお茶との出会いは一度きり」と奥さんは話します。
1962年、東京生まれ。
87年に早稲田大学第一文学部卒業後、テレビマンユニオンに参加。
主にドキュメンタリー番組を演出。14年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。主な監督作品に、主演の柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で史上最年少の最優秀男優賞を受賞した 『誰も知らない』(04)、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した 『そして父になる』(13)、カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された 『海街diary』(15)等がある。最新作は16年5月21日公開の 『海よりもまだ深く』。
1981年11月4日 奈良県出身
身長161cm 女優
映画やドラマなど幅広く活躍。是枝裕和監督作 「そして父になる」 で第37回日本アカデミー賞・主演女優賞受賞
食べもの、着るもの、見るもの、楽しむものなど、目に見えるものから見えないものまで、世界中で営まれる様々な “あきない”。
あきないとは、売り手と買い手の間で交わされる商品とお金の単純な交換だけではありません。形のないもの、人を想う気持ち、時間や空間、そしてそれぞれの人生が交換されているのです。
この番組では、そんな “あきない” を丁寧に切り取ります。