ファイナリストSPインタビュー・ロングコートダディ
エントリーNo. 3414
ロングコートダディ
・結成 | :2009年4月 |
・所属 | :吉本興業 |
・決勝進出歴 | :2020年・2022年・2024年 |
ロングコートダディ『KOC』2年連続4回目の決勝へ!「そろそろ僕らでいいですよね」
2025年10月11日(土)よる6時30分から、コント日本一を決める『キングオブコント2025』決勝戦がTBS系列で生放送される。今年は史上最多となる3449組がエントリー。その熾烈な予選を勝ち抜き、18代目キングの称号と優勝賞金1000万円をかけて激突するのは、トム・ブラウン、ベルナルド、元祖いちごちゃん、レインボー、青色1号、しずる、ファイヤーサンダー、ロングコートダディ、うるとらブギーズ、や団(エントリー順)の精鋭10組だ。今年のファイナリストは、実に半数の5組が初の決勝進出を果たし、2組が決勝の舞台へ返り咲き、そして昨年の雪辱を誓うファイナリストが3組という、新旧の強豪が入り乱れる注目の顔ぶれに。
まさに予測不能な激戦が繰り広げられる決勝の舞台。最後に栄冠を勝ち取るのはいったい誰なのか。今回は、2年連続4回目、昨年あと一歩で逃した頂点を見据えるロングコートダディの二人に話を聞いた。
“確信”から“安堵”へ 心境の変化
――決勝進出が決まった瞬間の心境はいかがでしたか?兎 | 思ったより早く呼ばれたので、構えてなくて。正直、今年は「絶対に行ってるだろう」という自信もなかったので、ドキドキしすぎないようにしていたら急に呼ばれた感じです。 |
堂前(透) | 去年は「確実に行ってる」という手応えがあったんですけど、今年は「まあ、確実かな?」くらいだったので。 |
兎 | それはもう確実やんけ(笑)。 |
堂前 | 呼ばれたときは安心感がありましたね。 |
――昨年準優勝からの1年間、どのように準備をされてきましたか?
堂前 | 毎年単独ライブをやっているんですが、賞レース用カスタムというか。いつもは7~8分の賞レースでは少し使いづらいネタをするところを、今年は5分尺のネタを170本作りました。 |
兎 | えっと…7本。ちょっと多いですね。 |
堂前 | そこまで面白くはないんですけど、5分きっかりのネタを。ライブには厳選して出してます。 |
兎 | 作ったのが170本…僕の知らないネタが160本くらいあるようです。 |
――この一年、色々な賞レースの両立は大変でしたか?
堂前 | ダブルインパクトとの両立は、正直「勘弁してくれ」って感じでしたね(笑)。やっぱり大会があると、それに向けてネタを作らないといけないので、精神的に休まる時がなかったです。 |
――決勝への意気込みはいかがですか?
堂前 | 僕は意外と…優勝。そろそろ優勝して賞レースを終わらせたいですね(笑)。 |
兎 | 僕は賞レースに出るのが好きで楽しいので、本当は終わらせたくないんです。だから去年より成績を落とさない「2位」がベストかな、と。もちろん1位は嬉しいですけど、大会が終わっちゃうのは寂しいので(笑)。 |
――早くやめたいということですが、出ないという選択肢はなかったですか?
堂前 | 全然あるんですけど、兎が出たいと言ってるので。正直、今年が最後かなと思うんですが、ダメだったら兎はまた出たいと言ってるので、優勝したいですね。 |
“おじさん”の逆襲?居心地のいい決勝メンバー
――今年のファイナリストの顔ぶれを見て、いかがですか?兎 | 前回は、や団さん以外は後輩ばかりで去年は若返りが進んで「世代交代か」みたいになっていたんですけど、今年はめっちゃ先輩が多くて。居心地がいいですね。おじさんたちがまくった感じがして、僕は嬉しいです。「まだまだ世代交代させないぞ」って。 |
堂前 | おじさん票あるかな。 |
兎 | ないよ(笑)。面白かった順に投票してくれるよ。 |
堂前 | そういえば、元祖いちごちゃんが同期らしくて、「まだ知らん同期いたんや」って。 |
兎 | え、そうなんや!知らなかった!まだ知らん同期おったんや。 |
堂前 | ハイパーペロちゃんに「会いたかったんだよ〜!」って言われたよ。 |
――もし優勝して賞金1000万円を手にしたら?
堂前 | 小さな孔雀を飼いたいです。 |
兎 | 僕は、大きなマシュマロを作りたいです。 |