俺の奈良時間
参道の灯篭は人々が寄進してきたもの。
苔むすほどの時間が流れている。
20年に一度の「式年造替」。
神様のお住まいは立て替えや修復を繰り返し、
今にその姿を残している。
今年と来年だけの限定、白鹿みくじ。
春日大社の庭園で見つけた不思議な野菜。
キャベツと大根が合体・・・！
春日大社の参道や、神の山々への道は石と緑の道。
太古から守られている春日原始林。
そこから湧き出る水は、奈良の人々を潤していると知った。
奈良・西ノ京は空の広さが違う。
唐招提寺へ。
唐招提寺の金堂は圧倒的。
檜の柱の美しさに魅了された。
唐招提寺で見つけた、土壁。
瓦を挟んだ無骨なデザインにひかれる。
鑑真和上が眠る墓所への道は苔の庭園だった。
実は、僕はお香を自分で買うくらい香りにはこだわりがある。
でも、「香道」として体験するのは奥深い世界だった。
桜が咲くのは東京より遅いんだ。まだ、花びらが舞っていた。
来年まで見納めの桜。
透明の澄んだ清酒は奈良が発祥だという。
千年を超える奈良の寺社を支える匠。
その道具も、清々しい。
