取材者等の安全について
私どもは、下記の日本民間放送連盟の声明の通り、取材者および番組スタッフ、出演者の安全と尊厳を守りながら、取材を続けてまいります。
2025年7月2日
日本民間放送連盟 報道委員会
取材者等の安全を守るための声明
日本民間放送連盟の加盟各社は、報道・番組制作に携わるすべての取材者および番組スタッフ、出演者の安全と尊厳を守ることが責務と考えます。取材活動においては、事前にリスクを想定し、危機管理体制を整備するとともに、常に取材者およびスタッフ、出演者の安全を最優先に行動します。
近年、SNSをはじめとするインターネット上においては、取材者やスタッフ、出演者個人に対する根拠のない誹謗中傷や侮辱、さらにはプライバシーに属する画像や情報を無断で公開するといった著しい人権侵害行為が頻発しています。加えて、取材現場においては、取材者に身体的な危害が加えられる事案までもが発生しています。
民放連加盟各社は、取材者やスタッフがこのような不当な攻撃を受けた場合には決して看過せず、毅然として法的措置を含む組織的な対応を速やかに実行します。そして、被害者に対して心のケアを含めた包括的な支援を行うとともに、個人の尊厳を守るために、あらゆる手段を講じます。
民放連加盟各社は、民主主義と表現の自由を守るという報道機関の使命を強く自覚し、公共の電波を利用する責任を胸に、正当な取材活動を萎縮することなく行い、今後も社会の期待に応える報道・番組制作を継続していきます。