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インタビュー

丸岡喜一郎役 六平直政さん

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シリーズ5に出演することになった感想は?

「ハンチョウ」はね、好きでいつも見ていたんだよね。シリーズ4では唐十郎さんが出てたでしょ。俺は唐さんの劇団出身だからね、そりゃもう、毎週観ていましたよ。唐さんも鑑識役で帽子を被っていたけど、俺が演じる鑑識課の主任・丸岡警部は、帽子は被りません。常に光り輝いていたいと思います(笑)。

今回演じられる丸岡喜一郎はどんな人物ですか?

安積班と安積に対して、事件解決へのなにか大きなヒントを与えられる役だといいなと思ってます。それと、蔵之介さんとも話をしたのだけど、安積が鑑識課へやってくるシーンは、安積の息抜きみたいなシーンになればいいなと。刑事ドラマというと、やもすると固い感じばかりになるじゃない。そこで、安積の先輩でもある丸岡とのシーンは、後輩が先輩をしたって訪ねてくるみたいな感じで、かつここに来ると事件のヒントもなにかゲットできるという感じがいいと思うんだよね。通称“丸さん”は勤務歴も長いから、警察の裏事情とかすごくよく知ってるわけ。そんな部分も、安積に聞かせてアドバイスするとかね。
なんというか、刺身のツマみたいな役になればいいと思ってます。

佐々木蔵之介さんの印象は?

芝居はいいし、ハンサムで声もいい。昔、唐さんが「役者は一声、二声、三声、そして四つ目に姿」って言っていたけど、声がいいのはいいよ。それでいて、普段はちょっと面白いところもあるし、一緒に芝居ができて楽しいですよ。
安積ハンチョウを演じている姿もすごくいい。佐々木蔵之介さんみたいな刑事っているよ。いろんな刑事ドラマがあるけど、「こんな刑事はいないだろう!?」っていうドラマが多いじゃない? でも、「ハンチョウ」はリアリティーがあるから、すごく好きなんだよ。

シリーズ5への意気込みは?

先々の台本はまだいただいてないんですけど、安積警部補が所轄の神南諸から警視庁へとやってくるでしょ。警視庁=本庁と呼ばれてステイタスもある仕事場だけど、それだけ、今までよりも厳しい難事件に関わらなきゃいけない、立ち向かっていかなきゃいけない場所なので、今まで以上に安積の力が試されるわけだから、面白くないわけないでしょ。見どころといったら、まずはそこだと思います。ぜひ楽しみにしていてくださいね。