インタビュー

シリーズ5へ出演することになった感想は？

「ハンチョウ」というドラマは、今まで家族と一緒に観ていましたけど、それがこのシリーズ5でメンバーが変わることに驚きましたが、まして自分が出演できるなんて、本当にびっくりしました。

今回演じられる結城沙緒里はどんな人物ですか？

結城沙緒里という女性を、一言で言うなら“猪突猛進”という感じのキャラクターです。女性なんですけど、中身は男性と思ってもらっていいかも（笑）。男よりも男らしいというか、負けず嫌いで芯の強いところもある人だと思います。
それと、事件の謎を考えるとき、よくひらめきがあるというか「そうか、犯人はあの人だ！」という感じで推理をするんですけど、それが思い込みや勘違いということが多いキャラクターです。失敗も多いですけど、その完璧じゃない部分が憎めないというか、人間味を感じるところなので、私は嫌いじゃないですね。

佐々木蔵之介さんの印象は？

私たちは“くらさん”って呼ばせてもらっているんですけど、くらさんは、すごく紳士な方です。それと、品のある方だと思いました。もちろん、関西出身ということもあって、面白いことを言ってくれたり、つっこみもしてくれるんですけど、ご自分の立ち位置を一歩下がって、冷静に周りを見てらっしゃる部分もあると思います。キャストやスタッフだけでなくて、チーム全体を見てらっしゃると思うので、そういったところは、安積ハンチョウと重なる部分だと感じています。すごく頼りがいのある方ですね。
クランクインの日は、ラーメン屋さんでラーメンを食べながら話をするというシーンの撮影だったんですけど、食べながらセリフを言って演技しなきゃいけなかったので、すごく大変だったんですが、くらさんにいろいろと気を使っていただいて、無事に撮影ができた感じです。
沙緒里は安積ハンチョウと行動することが多いので、撮影の合間などで、拳銃の構え方とか、いろいろと教えていただいています。刑事役は初めてなので、刑事の立ち振る舞いなど教えていただけて、すごくありがたいです。

小澤さんと福士さんの印象は？

小澤さんは、クールなイメージがあったんですけど、実はすごく楽しくてムードメーカーな方です。あんなにクールな感じなのに、ポッと面白いことを言うんです。その一言ですごく和やかな雰囲気になるので、そういう部分はすごくギャップのある方ですね。
福士さんは、以前に夫婦役を演じさせていただいたことがあって、すごく信頼できる関係性ができていて、「（年齢的に）お兄ちゃん！」って、勝手に頼れると思っているので、安心感がありますね。内面がすごく大人な方なので、周りを見渡してしっかり考えてらっしゃる方だと思います。