西村京太郎サスペンス 新・十津川警部シリーズ 「伊豆・下田殺人ルート」

2017年1月23日

解説放送あり

みどころ

イメージ

内藤剛志主演の新・十津川警部シリーズ第1弾!
亀井刑事役は石丸謙二郎
十津川警部が殺人事件の容疑者に!?
難事件に挑む新コンビの活躍を描く

『西村京太郎サスペンス 新・十津川警部 シリーズ』第1弾!
十津川警部役に内藤剛志、十津川が最も信頼するベテランの亀井刑事役に石丸謙二郎を迎え、新シリーズが始まる。
東京都内のある公園で銀座のホステスの他殺体が発見された。被害者は十津川警部(内藤剛志)の名刺と伊豆下田行きの列車のチケットを持っていた。だが、十津川は被害者と面識がない。十津川はそのチケットを使って列車に乗って伊豆方面へ向かうことに。
被害者が計画していた旅のスケジュールを確かめながら捜査を進める十津川を、雑誌記者の渡辺ひろみ(中山忍)が付け狙う。謎のメールに導かれたひろみは、十津川が女を殺害する場面に遭遇! ひろみは その一部始終をカメラに収めていた!
亀井刑事(石丸謙二郎)ほか十津川の部下の刑事たちは無実を証明するために捜査を開始する。真犯人は警察の内部事情にも詳しいようだ。誰か十津川を罠にはめたのか?
警視庁十津川班の刑事たちには、前田美波里、伊東孝明、高杉瑞穂、大迫茂生、齋藤めぐみを新たにキャスティング。十津川の上司・本多一課長役は六平直政、三上刑事部長は西岡德馬が演じる。十津川の妻・直子役は池上季実子だ。
また、中山忍、大石吾朗、遠山景織子、西田健、永島敏行がゲスト出演し、新シリーズのスタートを彩る。
西村京太郎サスペンスの魅力のひとつでもある鉄道旅シーン、伊豆下田の美しい風景も盛り込み、ストーリーが進む。
熟練の新コンビに乞うご期待!

コメント

<内藤剛志さん>

十津川警部は自分くらいの年齢の俳優なら演じてみたいと思う憧れの役です。キャスティングしていただいてうれしく、光栄です。
前の『十津川警部シリーズ』に犯人役で出演した時に、渡瀬恒彦さんに主役を演じる心構えをお聞きしたところ、先輩(渡瀬)は「自分のことは後にして、周りの出演者、スタッフが、どうしたらやりがいのある作品になるかを考えることが大切だ」と仰いました。その言葉を守って仕事をしていたら、今回この役をいただいた。先輩の教えは間違ってなかったなと実感しました。
プライベートではずっと、僕は石丸さんのことを「石丸さん」と呼び、石丸さんは僕のこと「内藤くん」と呼んでくれる。この呼び方が「亀さん」「警部」と呼び合う十津川警部と亀井刑事に通ずるようで、石丸さんとは息もぴったりです。
タイトルには十津川と付いていますが、全員で撮影に関わっていくという、チームワークを大切にしたいと思います。

<石丸謙二郎さん>

『十津川警部シリーズ』はずっと以前から見ており、僕もファンでした。亀井刑事は俳優にとって演じてみたいなと思う役の中でも突出している魅力的な役です。
四半世紀続いてきたこの役をやらせていただくことは、打ち震える気持ちですが、気負っちゃいかんと自分を引き締めています。
十津川警部はストイックで好奇心旺盛というイメージがありますが、今回の撮影で内藤さんが炎天下で3ピースのスーツを一切脱がないで演じている姿を見て、敬服しました。十津川のイメージそのままですね。
このシリーズでうれしいことは列車に乗れること。僕は乗り鉄ではないけど、小さな頃から鉄道は好きで、
ちょっとうれしい。楽しみにしています。
渡瀬さんと伊東(四朗)さんのシリーズにも出演させていただいたことがありますが、お二人は大人だったなという印象でした。追いつこうとしても追いつけない存在ですが、この年齢になって分かる部分もある なあと感じるところもあります。お二人のスピリッツを引き継いでいきたいと思います。

<プロデューサー・森下和清>

プロデューサーと脚本家、監督以外は、出演者、スタッフとも新しい顔ぶれが揃いました。
内藤剛志さんは、共演者、スタッフにいつも気配りされ、現場をひとつにまとめる魅力のあるお人柄。
石丸謙二郎さんはクールな十津川警部に対してユーモアのある演技のできる方。十津川、亀井にぴったりの新コンビが誕生しました。
顔ぶれは新しくなりましたが、本格的なサスペンスと、鉄道旅の旅情、そして罪を憎んで人を憎まない番組の精神は、引き続き大切にしていきたいと思います。