警視庁心理捜査官・明日香5

2016年5月16日

解説放送あり

みどころ

イメージ

泉ピン子主演の本格派警察ミステリーが
雛形あきこ、長嶋一茂らの共演で
装いも新たに帰って来た!
権力者の隠蔽工作に明日香が立ち向かう!!

権力を持った人間が、その使命を見失い都合の悪い事実を隠蔽した!
明日香の亡き夫と大貫刑事が捜査していたものの、担当検事に阻まれた殺人事件。
8年経った今、ある主婦の死によって捜査線上に浮上した。
明日香は爽子と共に心理捜査で立ち向かう!!

前作(2014年6月16日放送)から約2年ぶりに『警視庁心理捜査官・明日香』が装いも新たに帰って来た!黒崎視音の「警視庁心理捜査官KEEP OUT」(徳間書店刊)を原作に、主演の泉ピン子がクールな心理捜査官を演じ、ハードボイルドな作風で好評を博しているシリーズの第5弾となる。
今作から泉ピン子演じるベテラン心理捜査官・柳原明日香とタッグを組む妹分の心理捜査官・吉村爽子役に雛形あきこ、冷徹で心理捜査に疑念を抱く練馬西署署長・鷹野弘志役に長嶋一茂を迎える。また、警視庁の敏腕刑事・大貫裕也に佐藤B作、ベテラン鑑識係長・田辺博道(ベンガル)ら『明日香』シリーズおなじみの俳優陣たちが個性豊かに活躍する。
今回、明日香が挑むのは旧知の女性・桑原泰子(田中広子)が亡くなった事件。首を吊って死んでいた泰子の現場を臨場した明日香は、深窓の令嬢という言葉が良く似合い、新婚で幸せの絶頂だったはずの泰子が自殺するはずがないと疑問を抱く。
そんな折、大貫から驚くべき過去の事件との繋がりを聞かされる。刑事だった明日香の亡き夫と大貫が、犯人を目の前にして検察権力に阻まれた8年前の主婦絞殺事件に同一人物が関わっていたという事実。さらにこの事件では冤罪で拘束された人物が、取調べを苦に留置場で自殺してしまうという警察にとっては大失態の事件となってしまっていた・・・。
泰子や明日香の夫の無念を晴らすため、巧妙に仕組まれた事件とその裏側に潜む権力を笠に着た巨悪に爽子と共に心理捜査で明日香が挑む姿をリアリティたっぷりに描く本格派ミステリーをご覧いただく。

コメント

泉ピン子さん

明日香の撮影も5シリーズ目となりましたが、相変わらず普段は使わない警察用語に苦労します。撮影でも警察と検察?どっち?マル害?マル被?無資格方?親密希求型?など間違えそうになる言葉がたくさん出てきますので迷います。監督と一緒に、視聴者の皆さんに分りやすくするにはどうしたらいいかを直前まで話しながらセリフをハッキリとクッキリとお伝えできるように心がけて撮影していました。
雛形さんとは久しぶりで、相対する関係の役は今までありましたけど、上司部下の関係は初めてです。朝一番の現場から顔を出してくれたりと今回は大変だったと思います。
長嶋一茂さんは初共演です、正直その存在感にビックリしています。バラエティでしか拝見したことがなかったので署長役を見事に演じていらっしゃって感心させられました。
今回は、私も初心に帰って撮影に臨んでおりますので、是非ご覧になって下さい。

雛形あきこさん

5シリーズ目の吉村爽子を演じさせていただきました(笑)。
今までとは全く違ったキャラクターで演じて欲しいと事前にお話をいただいていましたので、自分からガンガン行くような行動的な女性を意識して爽子を演じました。
新加入ということもあって現場へ入るのは少し不安もありましたが、主演の泉ピン子さんや、佐藤B作さん、ベンガルさんといったベテランの方たちが、どんなにシリアスなシーンでも現場を和ませてくださるので、楽しく穏やか気持ちで撮影に臨むことができました。特にピン子さんが演じる明日香の部下役なので、ここまで近いところでピン子さんとお芝居するのは初めてだったので緊張しましたが、とても気にかけてくださって、ひとことポツンと的確なアドバイスを下さり勉強になりました。心理捜査って聞くと難しいイメージもあるかと思いますが、人間ドラマも厚く大切に描いているドラマだと思います。新入りの私ですが、精一杯演じていますので、どうぞ温かく見守っていただければと思います。

長嶋一茂さん

正直精一杯でした。警察用語というんでしょうか?日常会話で使う言葉ではあまりない言葉が多い作品ですので、まず脚本を読んで理解するまでに時間がかかりました(笑)。そこに来て、誰もが知っているあの泉ピン子さんと初共演ですから現場に入る前は緊張していましたが、撮影の合間に気さくに野球の話をしてその緊張を和らげて下さって、またお詳しいのでビックリしてしまいました。シリーズものという中で、私が新参者という立ち位置ですが、とにかく手探りで頑張りました。けれどもこのドラマという同じ船に乗った以上、ちゃんと結果が出せればいいなと思います。是非、ご覧下さい。

プロデューサー・石坂久美男

5作目となる今回は泉ピン子さんがシリアスを演じるという、この作品のベーシックな部分に雛形あきこさん演じる吉川爽子のアクティビリティに、長嶋一茂さん演じる鷹野弘志署長の迫力が加わって、より見応えのある警察ミステリーに仕上がりました。もちろん佐藤B作さん、ベンガルさんほか安定感と魅力あるメンバーがミステリーの中にどこか人の心の温かみを吹き込んでくれています。リニューアルして新たにスタートという気持ちでスタッフ一同取り組んで、大人が楽しめる作品に仕上がったと思います。どうぞご期待下さい。