過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2018年2月11日放送

特集

スゴい社長が再挑戦!「もう一度社長」
たかた社長…新しい会社でも大活躍!?

ゲスト

森永卓郎さん、ビビる大木さん

番組内容

がっちりマンデー!今回のテーマは「もう一度社長」!
もうひと花咲かせたい!新たなビジネスで戦いたい!と、またまた社長になった人がいた!
雪国まいたけできのこを作っていた社長が業績不振でまさかの辞任…。ところが!アメリカで大注目されている高級○○を作ってがっちり!?
ワープロソフト一太郎で大成功した社長が今度は一太郎以上に世界を驚かす、斬新なソフトを開発!?
あの名物社長、元ジャパネットたかた社長はサッカークラブの社長になっていた!?倒産寸前だった赤字クラブを立て直した一手は、まさかの○○だった?!
新たな挑戦に賭ける経営者たちから元気をもらえる30分です!

■放送内容をシェアする

ワープロソフト「一太郎」以上に世界を驚かす!斬新なソフトで社長カンバック!

まず訪ねたのは… 
六本木にオフィスをかまえる
MetaMoJi(メタモジ)

出迎えてくれたのは…

株式会社メタモジ 浮川和宣(うきがわ かずのり)社長。68歳
実はこの方、前の会社で超有名な「パソコンソフト」を作ったすごい人!
それは…「一太郎」。

1979年に創業し、超大ヒットワープロソフト「一太郎」を発売、日本一のシェアに輝いた!
今では当たり前の操作として皆さん使っている、ひらがなを打った時にスペースキーを押すと簡単に変換ができる機能。これを最初に作ったのも浮川社長。
当代きってのアイディアマン社長なんです!

優れた日本語変換の仕組みで、ワープロソフト「一太郎」は飛ぶように売れ、ジャストシステムを一流の会社にした浮川社長。
しかし! マイクロソフトの「word」の出現でじわじわと追い込まれることに。

浮川社長:世界の大きな資本と戦う中で大きな赤字を生んでしまったということが大きな壁であったということです。

結局、8年前に社長を辞任。
でもその情熱は衰えていなかった!
元々 開発が大好きだった浮川社長、会社が大きくなるにつれ、新たなアイデアが試せなくなっていた!
そこで、「もう一度社長」を決意し小さな会社で再挑戦!
60歳にして立ち上げたのがこの株式会社メタモジ!
その新たなビジネスとは…?

社長が目をつけたのは、iPadなどのタブレットを使って、誰でも簡単に、手書き入力できるアプリ! 
スゴいのは どんなに汚い手書きの文字も…

キレイなテキストに変換してくれる!

浮川社長:一番大事なのは誰でもコンピューターが使えるってことを実現しようとしている!

さらに!こんな使い方も…

会議の時など、タブレットで同じ書類を共有しながら、その書類に、どんどん書き込むことができる。
全員が書いていてもリアルタイムに全員に伝わるんです!
この優れものアプリ、その名も「現場ノート!」

設計図を見たり、写真や動画で確認したりする建設現場や、正確な数字の共有が欠かせない銀行や学校の授業などで大活躍!
すでに、国内2000以上の企業や団体で使われているんです! 

ワープロからアプリへ。
もう一度社長が、旋風を巻き起こしている!

メタモジは手書きアプリでがっちり!


▼スタジオでお話を伺いました。
大木さん:最先端の分野でもう一回、結果出すっていうのが信じられないです。
森永さん:一番すごいところはアイデアマンなんですよ。実際にプログラムを作ったのは奥さんなんです。だから視点がユーザーなんですよね。こういうのができたらいいなって言うのを作っちゃう。

アメリカでも大注目!超〜美味しい高級(ホニャララ)で社長カンバック!

続いて訪ねたのは…新潟県

なにやらすごい建物…
こんなところに住んでる社長さんってどんな大物?

元・雪国まいたけ社長!
大平喜信(おおだいら よしのぶ)さん!

まいたけなど 高級きのこの人工栽培技術を独自に確立し東証一部上場を果たし大成功した太平さん!
がっちりマンデー!にもご出演していただきました!
でも今は、自ら作った会社、「雪国まいたけ」を辞めてしまったという。一体、なにが?

大平さん:恥ずかしいお話ですが創業以来29年ぶりに初めて赤字を出してしまいまして、それで社内が混乱を始めてその責任を取って退いた。

5年前、雪国まいたけは、赤字とともに不適切な会計が指摘され、その責任を取って、会長だった大平さんは辞任してしまったのです。

しかしもう一度頑張ろう!と新たに会社を設立!
その会社とは…?
きのこの次はどんな会社を?

大平さん:美味しいキノコを作るための研究所を立ち上げました

またしても、きのこの会社!!
しかも、それが驚きのキノコらしい。
なんと1キロ10万円もする高級キノコ!
その名も…

大平さん:黒舞茸です!

大平さんが再挑戦で作っているのは、世にも奇妙な、黒光りする、「黒舞茸」

スタッフ:普通の舞茸と何が違うんですか?
大平さん:味が濃くて歯切れがいい。さらに薬効も高いと言われている。

普通のまいたけの3倍はするという、黒舞茸!
しかし!ここまでにはもちろん苦難のみちのりが。

大平さん:寝ずに研究しました。

きのこ開発は、実験の繰り返し。
温度や湿度、光のあて方を変えながら、おいしく育つ環境を探っていくしかなかったのです。大平さんは、3年の年月をかけて、ようやくこの味にたどり着いたんだとか。

自慢の黒まいたけは現在 百貨店や高級スーパーに納入し、年間、およそ1億円を販売!今では生産が追いつかないほどに!
さらにカナダにも工場を作り、北米に進出。
すでにホテルやレストランから注文殺到!
今後はヨーロッパも視野に入れ、世界に売り込むらしい!

太平さん:【Maitake】という言葉を世界の共通語にしたい!

御歳69にして再挑戦!夢はまだまだ道半ば!
これからが楽しみです!

きのこ研究所は黒舞茸でがっちり!


▼スタジオでお話を伺いました。
森永さん:天然の舞茸ってめったに取れないし、とてつもなく高いんですよ。それに近いものを人工で作ったってことなんですよね。相当、難しいことに成功したんだと思います。

倒産寸前 赤字サッカークラブの立て直しで社長カンバック!

続いて向かったのは長崎県…

諫早市の体育館…の1階を借りてる会社。
一体どんな社長さん?

ご存じ!ジャパネットの髙田明(たかた あきら)社長!
    
3年前、息子さんに社長をバトンタッチ!
悠々自適に余生を、と思いきや…
なんと去年の4月、別の会社の社長に挑戦!
その会社というのが…

地元長崎を本拠地とする、Jリーグのサッカークラブ「ヴィファーレン長崎」

でもなぜサッカークラブの社長に?

髙田社長:きっかけはV・ファーレン長崎が経営危機に陥ったことです。そのままだったら倒産でしたからね。

ヴィファーレン長崎は、1年前、経営不振により、3億円を超える赤字で倒産の危機に!
そこで長崎に恩返しをしたい、と立ち上がったのが髙田さんだったのです。

髙田社長が就任するやチームも勢いを取り戻し、入場者数も就任当初に比べると半年で5倍以上に!
見事、初のJ1昇格にも成功したのです!
でも、倒産寸前だったクラブをどうやって、立ち直らせたのでしょうか?

髙田社長:サッカーとビジネスの世界はまったく違うって言うけど、ミッションも全てやることは一緒なんですよ。経営って観点からすればビジネスの世界も全部収支のバランスですからこれは一緒です。

髙田社長がまず取り組んだのが…

【社内の働き方改革】
それまであるようでなかった社内のルールを明確化!
お昼ご飯をしっかり摂りましょう!ってものだったり、経理書類の提出日はこの日!などをモニターに告知したりと、当たり前のことをちゃんとやる!を徹底し効率化を図ったのです!
その結果、経理処理もスムーズになったんだとか。

続いて力を入れたのが 【積極的な集客】
ジャパネットで培った ノウハウを武器に選手との交流イベントはもちろん!
チームのTシャツを無料配布!スタジアムで、ジャパネット商品のアウトレットを販売!
さらにハーフタイムでの花火ショーなど、サポーターをとにかく楽しませた!
大事な試合の日には…

ジャパネットさながらのテレビコマーシャルまで放送!
さらにはJRにお願いしてスタジアムまでの列車を増便したり、駐車場は今まで1500台程度しか駐車できなかったのですが、スタジアムとその周辺にお願いして3000台、4000台を確保するなど改善。

こうした、ひとつひとつの努力が実を結び、スタジアムは長崎のサポーターでいっぱいに!

しかし、それだけでは満足せず、スポンサー獲得の営業にも全国を飛び回り、今年はおよそ3倍のスポンサー料獲得に成功!

美味しい角煮まんじゅうを作ってる、スポンサーの岩崎本舗、岩崎社長さんは…

岩崎社長:髙田社長が3回訪ねてきましたね。
スタッフ:その熱意に負けたってことですか?
岩崎社長:そうですね…。今、髙田社長が問い合わせしてくれているのは、アウェイ(対戦相手のスタジアム)でも角煮まんじゅうを販売できないか?って言って頂いて。

スタッフ:ということはスポンサードで…
岩崎社長:がっちり!

新たな挑戦を続ける髙田社長、クラブの立て直しは成功しそうですね。

V・ファーレ長崎は挑戦し続けてがっちり!


▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:新しいジャンルに挑戦したってことですよね?
森永さん:あくまでもファンの人達が喜んでくれるためにはどうしたらいいか?というのを考えた結果としてお金がついてくる。
進藤さん:新たな試みも考えてるそうで、シーズンチケットってありますよね?でも年間通して買うので当然、高額になってしまいますよね。二の足を踏んでしまうお客さんがいるので、そんなお客さんのために、分割購入が可能で金利手数料をジャパネットが負担してくれるんです。
森永さん:シーズンチケットを購入してくれれば経営的にも安定するし、試合も盛り上がりますよね。

■放送内容をシェアする

このページの先頭へ戻る

Copyright© 1995-2024, Tokyo Broadcasting System Television, Inc. All Rights Reserved.