過去の放送内容
2017年12月24日放送
特集
知らなきゃ損！？「2017儲かりキーワード」
「ハイレジ」って何？？「ビットコイン」はエライことに！
ゲスト
森永卓郎さん、サンシャイン池崎さん
番組内容
今回のテーマは今年のうちに分かっておきたい、知らなきゃ損かも！？「2017年儲かりワード」。みなさんはいくつ知ってます？
今年も聞いたことはあるけど…イマイチよくわからないっていう最新キーワードで儲かりまくってる会社を直撃します！
「ロカボ」なんてもう古い？最新ダイエット法！「ハイレジ」って何？
まずは最初の2017儲かりキーワード、「ハイレジ」！
そもそも「ハイレジ」ってなに？
という事で、伺ったのが…
「ハイレジ」で儲かっている繊維業界の大手、帝人（株）さん！
帝人の北薗（きたぞの）さんに「ハイレジ」について聞いてみました！
北薗さん：ハイレジとは"ハイレジスタントスターチ"の略で、レジスタントスターチという難消化性デンプンを多く含む素材になります
レジスタントスターチという消化されにくいデンプンを多く含むものが、「ハイレジ」。
…つまり？
北薗さん：ハイレジっていうのは、腸の環境をよくし、かつ体重増加を抑えたり、内臓脂肪増加を抑えたりする機能があります。
ようするに「ハイレジ」とは…
ダイエット業界で「次はこれだ！」と注目される最新キーワードなのです！！！
レジスタントスターチを詳しく解説すると…
レジスタントスターチは、デンプンにも関わらず、食物繊維の働きもあって胃や小腸では消化されず
大腸の奥まで届くと分解されて、短鎖脂肪酸という大腸のバリア機能を高めてくれる物質を生み出し、脂肪を吸収しにくくするのです！
この頼もしい成分がたくさん入ってる「ハイレジ」食材なら、肥満が予防できるはず！ってわけなんです。
で、気になる肝心の「ハイレジ」な食材というのが…！？
北薗さん：スーパー大麦です！
帝人（株）さんが、この「スーパー大麦」をレトルトのおかゆやリゾットなどにして販売したところ、大ブレイク！
グラノーラに至っては、2週間で10万ケースを売る大儲かり！
でもここで疑問…。
そもそも帝人（株）さんって、主に衣類などの繊維を扱っている会社のはず。
なんで、食品、しかもダイエットの世界に参入したのでしょうか？？
北薗さん：実は名前の通り繊維なんですね。食物繊維も。
そもそも3年前、何か新しい儲かりビジネスはないかと、探していた北薗さん。
と、研究スタート！
ところが……
肝心の「ハイレジ」といえる食材が見つからない！！！
北薗さん：世界中の食物繊維の研究機関を回りました
スタッフ：それはいいすぎじゃないですか？
北薗さん：いやそうでもないです。世界を2周回ってきました
地球2周って！
それでも見つからず、もうダメか…。と北薗さんが諦めかけたそんな時…！！
オーストラリアの研究機関が10年かけて品種改良した「スーパー大麦」と出会う事に！！！そのスーパー大麦を調べてみると…
こりゃ、すごいハイレジだ！
という事で早速、オーストラリアの研究機関の農場でしか作られていないスーパー大麦、その名も「バーリーマックス」を日本国内のさまざまな食品メーカーに独占供給。現在、その研究機関と共同開発の契約を結んでいるのが、帝人（株）さんなのです！！
スタッフ：すごい儲かってるんじゃないですか？
北薗さん：儲かってます。昨年と比べて4〜5倍、生産量を増やしています！
帝人はハイレジでがっちり！
儲かりキーワード②『ビットコイン』！
儲かりキーワード、続いては「ビットコイン」！
名前はけっこう知られてますが、じゃあ詳しくはどういうものか？って聞かれると案外、皆さん、あやふやじゃないですか？
そんな"ビットコインビジネス"で、飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長しているのが…
東京都・港区のミッドタウンタワーにオフィスを構える（株）ビットフライヤーさん！
そしてこちらがCFOの金光さん！
という事で早速、ビットコインって何？という所からお聞きしました！
金光さん：ビットコインは仮想通貨の1つです。紙幣や硬貨はなく、インターネット上で管理されるお金です。
記録データだけの目に見えないお金がビットコイン。
でもカードにチャージできるJRのsuicaやセブンイレブンのnanacoとかの電子マネーと、なにが違うのでしょうか？？
金光さん：仮想通貨は管理者がいないんです
つまり、電子マネーなどは誰がいくら持ってるか、いくら使ったかのデータを発行している会社、suicaならJR、ナナコならセブンイレブンとかがまとめて管理するという仕組み。
一方、ビットコインは、セキュリティーがしっかりしてるので、いくら持ってるか？いくら払ったか？のデータをお店とお客がやりとりしたらおしまい。間で管理してる人がいないので超楽！って事なんです！
じゃあ（株）ビットフライヤーさんは、そのビットコインでなにをして儲けているんでしょうか？
金光さん：ビットフライヤーは、ビットコインを売ったり買ったりできる場所を提供している、いわば取引所です
スタッフ：どこに提供してるんですか？
金光さん：場所はもちろんインターネット上に。
簡単に言うと、（株）ビットフライヤーさんはお金とビットコインを交換してくれる両替所みたいな存在。
アプリもあって、スマホ1つでビットコインを簡単に買ったり売ったり、年中無休、24時間いつでも取引できるのです！
しかもこの「ビットコイン」。お店側にとっても凄く良いのが…
「ビットコイン決済」は、タブレットさえあれば、すぐに導入できる
さらにはお店がカード会社に払う手数料が安いというメリットも！
手数料が安くて便利なビットコイン！
しかしちょっと困ったことも。
それは…
値動きがめちゃくちゃ激しい！
ビットコインは、その安全性を守るため世界中にまだあんまり供給されていないそう。
でも、みんなが欲しい！ってことでどんどん値上がり続け…
1年前、1ビットコインがおよそ10万円で取引されていたのに、撮影した日には、なんと200万円を越え、おおよそ20倍に！！
ひと月の値動きを見てみても、50万円近く急激に下がったりと結構、不安定。
スタッフ：下がる可能性もあるってことですか？
金光さん：もちろんです、これだけ急激に上がってますから
とは言っても、実際、（株）ビットフライヤーさんはかなり儲かってるんじゃないですか？
という点を、今度は代表取締役・加納社長に聞いてみました！
加納さん：売上高は公表してないんですが、取引高は公表してまして去年は月間100億円ぐらいだったんですけど、それが今、2兆とか3兆とか
ビットフライヤーは、ビットコインでがっちり！
▼スタジオでお話を伺いました。
森永さん：イメージとしては外貨だと思った方がわかりやすいかなと。例えばドルを持ってると価値がドンドン変動するじゃないですか。でもドルよりもモノ凄い勢いで変動するものなので私は投資としてやるのは危険だと思います。有効なのは海外にお金を送る時ですね。現状だと手続きは面倒くさいし、とんでもない手数料を取られるんですが、瞬時に低い手数料で送れるので海外と取引する場合にはいいと思います。
今や世界の競技人口が1億人！「eスポーツ」何？
2017儲かりキーワード！続いては「eスポーツ」。
「スポーツ」はわかるけど…「e」ってなんなんでしょう？？
新しい球技か何！？
考えるより見た方が早い！という事で「eスポーツ」の大会が行われる東京・高田馬場の会場に行ってみると…
うわー！スゴい！人がいっぱい！
会場アナウンス：第一回戦、開始、よろしくお願いします
eスポーツの試合が始まったようなんでけすけど、辺りの様子を見渡すと参加者さん達が…
どうも試合が始まったようなんでけど、ちょっとみなさん、下むいてスマホなんていじってていいんですか？これは一体…。
大会を主催している会社（株）CyberZの山内社長に、どういう事なのか聞いてみると…
山内社長：ゲームで競うことをeスポーツと言います。日本だとスポーツは汗をかくみたいなイメージですが、海外だと"競う"って意味なので、それがマージャンだろうがゲームだろうが汗をかいてなくても競技なので。
そう！「eスポーツ」とは「エレクロトニックスポーツ」の略でコンピューターゲームを使って対戦する競技のことなんだとか。
しかも、たかがゲームと侮るなかれ！
この日の大会も凄い参加人数！
その競技人口はなんと世界に1億人！！
そして、そんなeスポーツのプレイヤーにはこんな方も…！
板橋さん：板橋ザンギエフと申します
スタッフ：ハーフですか？
板橋さん：リングネームです
なんとこの方は！知る人ぞ知る、eスポーツ界では有名な方
板橋さん：プロプレイヤーとして活動しています
そう！板橋さんは格闘ゲームが専門で世界ランキング5位のeスポーツのプロ選手。
板橋さん：大体月イチペースで（大会に出るため）海外を回ったりとか
スタッフ：お金がすごいかかるんじゃないですか？
板橋さん：スポンサーさんがサポートしてくれているんで
え？！スポンサー？
eスポーツの選手はプロともなるとサッカーやF1と同じで資金面をサポートしてくれるスポンサーが付くんだとか！
大会にもかっこいいユニフォーム姿で登場。そして、もちろん大会で入賞すれば賞金が！！
夢があるeスポーツ！
…しかし逆に、大会でいい成績を残せないと賞金も稼げないし、スポンサーもつかないので、毎日のトレーニングが欠かせないんだとか。
これは厳しい世界です。
と、ここまで聞いて、確かにeスポーツが世界規模で凄〜く盛り上がってるのはわかったんですけど、ところで（株）CyberZさんはどうやって儲けるてるんですか？！
山内社長：前回だと200万視聴くらいされたので、ファンがついて規模が大きくなると動画サイト自体に広告が付いたりします。
（株）CyberZさんは大会運営だけじゃなく…
ネットで大会のLIVE中継動画の配信もしていて、これが今、大人気なんだそう！
ともなると…
そこにCMが入って広告収入が！課金収入が入る！
そしてCM効果でさらにゲームや大会に人気が出れば…
グッズもどんどん売れてどんどん儲かる
山内社長：1年半前に動画の収益が始まったんですけど、20倍ぐらいの収益になってます。毎月130%ぐらい伸びてます！
という事は山内社長！かなりがっちり！