過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2016年4月24日放送

特集

月刊食堂が教える「儲かるフォトジェニック店」思わず写真を撮りたくなる!分子ガストロノミー何!?

ゲスト

森永卓郎さん、GENKINGさん

番組内容

今回のがっちりマンデーは「儲かるフォトジェニック店」!
フォトジェニックとはつい写真をとりたくなってしまう・・・という意味ですが
ラインやツイッターなど、SNSにおもわず写真をアップしたくなる、
お店が激アツなんです!そこで月刊食堂の通山編集長をお迎えして
「フォトジェニック」な大繁盛店を全国各地で徹底取材しました!

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◎分子ガストロノミーでがっちり!

月刊食堂が教える!儲かるフォトジェニック店!
やって来たのは、福岡市の博多区。
と、そこへ・・・

編集長:「こんばんは、来ちゃいました!」

一軒目は、どうしても自ら案内したいという通山編集長。
いったいどんなお店なのか?

編集長:「こちらです。フィッシュマンさんです」
こちらが一つ目のフォトジェニック店
博多炉端・フィッシュマン。

お店に入ってみると、たしかに大繁盛店!しかも、若い女性客でいっぱい!
すると、店員さんが料理を運んでくるのを待ち構え、スマホのカメラでパシャり!
もう食べるのそっちのけで、写真に夢中ってどういうわけなの?社長の森さん!

森さん:「分子ガストロノミーという技術を居酒屋にいれこんでいる。」

分子ガストロノミーとはざっくり言って
調理の過程で食材を自由自在に変化させてしまう斬新な調理法!
常識にとらわれず、料理したりおもいっきりデザインしたり
料理に縁がなかった器具をあえて使ったり・・・

例えばお豆腐なら、豆乳とにがりを専用の器具に入れて
噴射するとなんと泡状の豆腐に!
下にあるポン酢のジュレと合わせれば
まったく新しいお豆腐の食感を楽しめるってわけ!

トマトをマイナス196℃の液体窒素で冷却すると、
シャーベットみたいに早変わり!

肉じゃがは豚肉とじゃがいもをペースト状にして
まるでケーキのような姿に!

もうお分かりですよね?
分子ガストロノミーの料理は
おいしいのはもちろん、斬新な食感とビジュアルがある。
どれをとってもフォトジェニック!しかも!

スタッフ:写真撮ってたんですか?

客:臨場感があるので

そう分子ガストロノミーの料理は調理の動きもダイナミック!
思わず動画で撮りたくなっちゃう!
さらに、SNSとかにアップされればさらなるお客さんが押し寄せるってわけ。
そしてもうひとつ、こちらのお店にはお客さんを集めるポイントが。
分子ガストロノミーが生まれた、ヨーロッパでは料理が提供されるお店の多くが
超高級レストラン。おのずと高級食材を使用するためお一人様5万円なんてことも!

でもフィッシュマンは居酒屋なので大衆的な食材がメイン。
最先端の技術で身近な食材を調理するので客単価は5000円前後とリーズナブル!
皆さん、わーきゃー大喜び!

フィッシュマンの売り上げは1店舗ひと月2000万円!
こりゃ、まだまだお客さんが増えそうだ!

◎大人出入り禁止でがっちり!

編集長:「見ることも出来ないと思います」

見ることも出来ないのにフォトジェニックってそんなのあり!?
よくわからないままやってきたのは兵庫県三田市。

スタッフ:「撮る事も見る事も出来ない未来製作所はこちらですか?」

伊藤さん:「トンネルの奥に扉があるのでその先で販売しています」

じゃ、さっそく・・・

伊藤さん:「ちょっとお待ちください。こちらは小学校6年生以下のお子様しか
     入れない洋菓子店となっております。」

実は未来製作所!なんと大人出入り禁止のスイーツショップ。
店内に入れるのは小学校6年生以下のちびっこだけ!
高さ105センチ、幅60センチの入り口だもんね


子どもたちはパパやママからお金を預かって未来製作所の中で
お菓子を買ってくるんです。

なんとも面倒な・・と思いきや
なぜかみなさん、入り口で盛り上がってる!

親:「お父ちゃんのお土産かってきてや!」

親は入れない!で逆に興味津々になっちゃうお母さん。
自分たちしかいけないもんね!ってことで
テンションの上がる子どもたち。
滅多にない、シチュエーションにみなさん
パシャパシャ写真撮ってます!

しかし番組スタッフも、このトビラの先に潜む幻のお店を
撮影しないで変えるわけにはいかない!

ということで、これから店内へ入ろうとしている
女の子にお願いしてみた。
即席カメラマンは
片山穂ノ香ちゃん小学2年生!

扉の先は・・・
確かに小学生以下のお客さんだけ

売っているのは・・・
ほのかちゃん、もうちょっと下、下・・・おけおけ!

品揃えは、こちらフィナンシェのような
焼き菓子が中心。
7種類あるお菓子のお値段、
どれも200円以下とお子様プライス。
カウンターの高さも、お客さんに合わせて
子ども目線になっている。

でも社長の小山さん、何でこんなお店作ったんですか?

小山さん:「子どものためというより、大人が子どもの話を聞くためのスイッチを押す」

つまり中に入れないお母さん達は、気になって
子どもに根掘り葉掘り質問攻め。

写真を撮ってきて、それで
あれやこれや説明している子も。
そんな表現力を養うことで子どもに未来を作っていこうというのが小山さんの狙い。

子どもが撮った写真もお母さんにとっては
フォトジェニックなんですね!

未来製作所の売り上げは月120万円!
子ども専用なので値段も1個200円以下ってことで
売り上げはそこまでいってない気もしますが
実はこのお店ここだけじゃない!

未来製作所があるパティシエ エス コヤマというエリアでは
大人気小山ロールを売っていて連日大人が大行列!

うわさを聞いたお客さんが
結構遠くからやってきて
せっかく来たのだからと他の洋菓子も、買って帰ってくれる。
もちろん小さい頃から通ってもらえば未来のエスコヤマの常連さんに
なってくれることも、期待できますよね!

未来製作所は大人禁止メニューでがっちり!

◎狭すぎるメニューでがっちり!

メニューが狭すぎてフォトジェニック?
そのお店があるという大阪は天満へ

確かに店内にはお客さんがいっぱい。
夜7時でもう満席だ!

でもぱっと見、ビールなどのお酒におつまみにサラダと
普通の居酒屋に見えますけど

イケメン社長の右田さん、このお店
どのへんがフォトジェニックなんですか?

右田さん:「はい、こちらサバです」

サバしかメニューにない?
サバ専門店の居酒屋、その名もSABAR!

お通しはサバ寿司をサバ缶に入れてご提供。
居酒屋の定番メニュー刺身の盛り合わせも
サバの刺身に、締めサバ、燻製サバとすべてサバ!

白身魚の普通のフィッシュ&チップスにだって
サバを使うという徹底したサバ尽くしのお店なのです!

SABARのフォトジェニックポイントはやはり
他店では食べられない、独自のサバメニュー!

食材はサバに限定、その代わりレシピは無制限ということで
逆にインパクトのあるメニューがいっぱい!

サバをイタリア風にアレンジしたサバのトマト煮や

タンドリートロサバ、トムヤムサバと

確かにどれも一度は試したくなるような・・・
さらにこちらのお店、随所に「サバ愛」あふれる遊び心が

料理のメニューは38種類・・・
つまり、さ・ば。

東京大門に出したお店には、14席でサバを囲む、巨大サバテーブルが!

さらにオープンとクローズはどちらも
11時38分。そ、いいサバ!
そして店内のいたるところにサバが現れるという
なんともフォトジェニックなお店なんです。

一方、メニューをサバに限定するのには
儲かりに関する大きな効果も・・・

いろんな魚のメニューがあると中にはあんまり注文が入らなくて
あまっちゃう魚も。これはもったいない!

でも、SABARなら余る魚もサバだけ。
仕入れた当日は新鮮な刺身で提供して
余った翌日は揚げ物などにすればムダになるサバはほとんどゼロってわけ!

なんとサバだけで月に6000万円の売り上げ!
こりゃサバさまさまですね。

SABARはサバだけにこだわってがっちり!

◎猿の看板娘でがっちり!

やってきたのは、栃木県宇都宮。

編集長:「駅からは大分遠いですが、すごく売っているお店があります」

で、てくてく歩き始めて
駅から50分。人通りのほとんどない、住宅街へ

編集長:「こちらです」

宇都宮の住宅街にひっそりと佇む
居酒屋かやぶき。

うーん正直あちこち痛んでるし
軒先の提灯には穴が空いてるし、

お世辞にもフォトジェニックとは・・・。

ところが!店内に入ってみると・・・。
満席!
しかもなぜか外国人のお客さんまで!
あっこちらにも!

ってことは思わずカメラを向けたくなる名物メニューがあるってことですよね?
店主の大塚さん!

大塚さん:「うちは一般的な居酒屋なんですよ」

お客さんが食べているのは
からあげにお刺身といった
ごくごく普通の居酒屋のメニューばかり・・・

これがフォトジェニックですか?

編集長:「名物スタッフさんに会いたくてお店に来るんですよね」

看板娘に会いに来る?
そういわれてみれば
料理を食べ終わったお客さんも人待ち顔。

とそのとき!

大塚さん:「うちの看板娘です」

なんとお猿さんがおしぼりを!

そう「かやぶき」の看板娘とは
6匹のニホンザルたちのこと!
オスもいますけど!

その愛くるしい姿に写真を取りまくるお客さんたち!


外国人のお客さんときたら、大きな口開けて

実は、海外のお客さんにとって
サルは相当珍しい動物。

北米やヨーロッパなどには
野生のサルがいないため、こんな身近に触れ合えるなんて
まさに夢のようなフォトジェニック!

長野県の地獄谷温泉もサルが入浴する湯として
海外の旅行サイトで、日本で行きたい場所6位にランクインしています。

今急上昇中の海外からの観光客のみなさんにとって
「かやぶき」は日本観光に欠かせないチェックポイントのようです。

現在かやぶきには、年間およそ5000人のお客さんが!
そのうち、半分の2500人が外国人のお客さんっていうから
スーパーグローバル!

外国人客がもっとやってきて
ブームが去るってことはなさそうでござる!

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