過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2015年11月22日放送

特集

「東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石」第2弾!なぜか赤ちゃんが即寝るベッド?カメラマンにしか見えない印刷って?

ゲスト

森永卓郎さん、はなわさん

番組内容

今日のがっちりマンデーは「東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石第2弾」!東京ビッグサイトといえば、湾岸エリアお台場の隣にあって連日「業界の展示会」が行われているトコロ!その道のプロたちにとっては次世代の儲かりグッズを発表する晴れ舞台!そして秋は展示会の季節!新たな発見があるに違いないって事で、またまた東京ビッグサイトにお邪魔致しました!すると、やっぱりありました!これから儲かる原石が!!きらりと光る業界のスター候補が次々出てくる30分です!

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■「ベビーキッズ&マタニティショー2015」で発見!赤ちゃんが6分で寝るベッド!

東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石第二弾!まずは、9月25、26日開催の「ベビーキッズ&マタニティショー2015」!
ベビー用品業界最大の展示会!業界関係者はもちろん、新商品の即売会もあるってことで、一般のママやパパも大勢参加!さて、儲かりの原石を求め、会場で聞き込み調査を開始!すると、早くも気になる情報ゲット!

お客さん:揺れているのがすごく気になりました。

揺れている?スタッフは「コンビ株式会社」のブースへ。そこに、ゆらゆら前後にスライドする赤ちゃん用ベッド発見!その名もネムリラ!1台7万円のモノも!

コンビの内山さんに伺いました!

内山さん:これを使えば、ママが寝かしつけるのに40分かかるところ、6分で寝かせられます。

普通なら40分近くかかる「寝かしつけ」を6分に短縮する「ネムリラ」。ということで今回一般のお宅で実験させて頂きました。ほんとに赤ちゃんはすぐに寝るのか!?ご協力頂いたのは生後2か月の『想』ちゃん!判定員はコンビ・ベビー事業部の亀井さん!まずはいつも通りのやり方でスタート!スタートして1分が経過。ちょっと眠そうな想ちゃんですがあくびはするけど寝ない。ママも体勢を変えながらなので大変です。

結局寝かし付けてから29分31秒で夢の中!次にネムリラを使ってスタート!!すると想ちゃんは1分もたたないうちにウトウト。まさか6分もたたずに、本当に眠っちゃうのか?とその時…

想ちゃん:うえ〜ん!

3分経過したところで、ぐずり始めた!

慣れないベッドだしそりゃ仕方ないかなあと思っていたら…急に泣きやんだ。そしてなんと5分36秒でおやすみ。

なんですぐに眠っちゃうのか?そのポイントは『揺れ』にありました!ネムリラの揺れは1分間に69回。実はこの回数、お母さんのお腹にいたときに聞いていた「1分間の心拍数」。これと同じにすることで赤ちゃんが眠るのですって!ネムリラ初代は75回!2代目は55回!そして今回のものが69回!揺れの回数にこだわり続けた結果、あっという間に眠るベッドが完成したのです。最新版はあのエアーウィーブも搭載!!こりゃがっちりですね!

■「ファッションワールド東京2015秋」で発見!光で模様が浮かぶインク!

東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石第2弾!次は9月30、10月1、2日開催「ファッションワールド東京2015秋」!
靴に、バッグ、アクセサリーと、ドドーンと7展一挙に開催!世界中のファッションメーカーやブランドが集結し来場者数は3日間でおよそ2万人!

早速スタッフは生地・素材関係のエリアで人だかりのできているブースを発見!「株式会社 小松プロセス」って会社らしい。張り紙にはパリコレで採用と書かれている。しかし飾られているのは、一見普通の白いTシャツ。パリコレ感はないけど、このTシャツを、フラッシュを使って撮影すると…なぜかカラフルな色が浮かび上がった!

松浦さん:光がシャツに当たって反射し、画像が映るという仕掛けです。

小松プロセスが作ったのは、光を当てた人にだけ模様が見える、その名も「忍者インク」!

今年9月、忍者インクに注目したデザイナー森永邦彦氏が小松プロセスとコラボし、パリコレで発表!純白のドレスにフラッシュが当たると、万華鏡のようなカラフルな模様が出現し世界が驚いた!光を当てた人にだけ見える謎のインク、その仕組みは?
やってきたのは石川県能美市。小松プロセスは高速道路の壁に使用される反射塗料なんかを作っていて、業界では超有名な会社。そして、「光を当てた人にだけ見える」という現象には名前があるという…。

松浦さん:再帰反射という現象です。

ふつう、鏡に斜めから光が入ってくると逆方向に跳ね返るそうですが、再帰反射は来た方向に返っていく。

パリコレで発表されたドレスも、ライトをレンズに少しずつ近づけ、レンズの真下に来ると、きれいな模様が出現!そして、重要なのが忍者インクに入っている粉の形。電子顕微鏡で覗いてみると丸い!

なんと、直径30ミクロンのガラスビーズだそうです!大町常務によると…

大町さん:ビーズの下には小さな鏡があって青だけの光を返すんです。

ビーズの下には『鏡』の性質をもつ特殊な素材があり、強い光が当たると、色付きの光を跳ね返す。なので、光が入ってきた方向に色の付いた光だけを反射させるってわけ。1kgあたり1万円の忍者インクはサプライズにはもってこいってことで、とあるエンターテインメントの会社と、極秘プロジェクトが進行中とのこと!これはかなりがっちりいきそうですね!

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:これはすごいですね。
進藤:今日はこの忍者インクのTシャツをお借りしました。
はなわさん:(光を当てて)すごい!光を当てる方向に来ると見えますね(笑)
加藤:なるほど、あんまり近付き過ぎると逆に見えなくなるんですね。

■「フードシステムソリューション2015」で発見!絶対割れない陶器!

東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石第1弾!続いては9月30、10月1、2日開催の「フードシステムソリューション2015」。最新型スチーム調理機器のお披露目に、食品工場で刃物を扱う人のための『切れない手袋』など、3日間で、6万人が来場!賑やかな会場で新潟県の刃物メーカーの隣でひっそりとアピールする「砺波商店」に注目!
ほお『陶器』を作っている会社のようだ。しかし、これが結構スゴかった!女性のお客さん、お茶碗をもって一気に落とした!

お客さん:すごい!割れてない!

割れてない!?そう割れない魔法の陶器!

今度はごはん茶碗と湯呑茶碗をコンクリートに落とした!

スタッフ:割れてないですね。

これは一体どういうことなのか?秘密を探るべく富山県は高岡市砺波商店へ。今度は縦36cm横50cmの平皿を思い切って2階から落とした!

砺波さん:割れてないです!

割れてない!何がどうなっているのか?作業場を覗くと何やら銀色の塊が掘り起こされている。砺波専務、これは?

砺波さん:アルミです。

なるほど!割れない器の正体は『アルミ』!そりゃ割れないわけだ。とはいえ見た目はどこからどう見ても"陶器"!その見た目作りにポイントがありました!陶器風にするために使うのが「肌砂」というキメの細かい砂。アルミ食器の「型」は砂が材料。これが「肌砂」だと出来が違うそうで、キメの細かい砂なので表面の微妙な凹凸を再現できる!キメの細かい砂で凹凸を作り丹念に色付けすると陶器風になるのです!

割れない魔法の陶器、なんだかきそうな予感がありますね!

■「ワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス&エキシビション2015」で発見!最高のコーヒー豆!

東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石!第二弾!続いては…「ワールドスペシャルティコーヒー カンファレンス&エキシビション2015」!その名の通り、コーヒー業界の展示会!昨今の珈琲ブームも相まってかなりの熱気です!

業界関係者で大行列、会場では世界最大の生産国ブラジルをはじめ、アメリカ・グアテマラと、世界のウマいコーヒーがずらりと展示!スタッフは儲かっているコーヒーを探すべくテイスティング!会場内を歩き回り、業界関係者に聞き込み調査していると、あるお店の名前がやたらと出てきた!

お客さん:丸山珈琲さん。
お客さん:もう一番は…丸山珈琲さん!

丸山珈琲?聞いたことないな〜。まぁ、そのブースに行ってみると…長蛇の列!セレブな奥様もメロメロにする丸山珈琲は長野県が発祥らしいので、本店がある小諸市へ、レッツゴー!!丸山珈琲は長野や東京に9店舗、バリスタの世界チャンピオンも世に送り出した知る人ぞ知る名店!

おしゃれなお店の窓際でコーヒーを味わっていたのが、丸山健太郎社長!実は日本のコーヒー業界に新たな風を吹き込んだすごい人!何がどうすごいのか、そのヒントは倉庫に積まれたコーヒー豆に。

丸山さん:輸入の実務そのものも全部自社でやっています。普通は商社・問屋を通して購入することが多いんですけど。

日本のコーヒーショップがコーヒー豆を海外から輸入するとき、普通は、商社を通して仕入れるのですが、丸山社長は掟破り!『生産者から直接買い取りおいしい豆を先取りしちゃう』ってことを始めた!

でも当然、最初は商社からクレームが!農園も名も知らぬ日本の珈琲屋さんに、良い豆を売ってはくれなかった。しかしある転機が…

丸山さん:最初の豆はアグアリンパという豆だったのですが、当時の最高価格で落札しました。

およそ1tのブラジルの豆、当時の相場では23万円だったところを500万円でババーンと落札!すると「よくぞ良い値で買ってくれたぁ」と生産者から称賛の声が!一気に世界のコーヒー農園とのネットワークが広がったのです。当然本人は『味の違いが分かる男』!だからして、ある技術がスゴイらしい。焙煎部門・宮川さんに伺うと…

宮川さん:珈琲の味を確認する作業なんですけど、その時の音がスゴイです。

テイスティングに欠かせないのがスプーンでコーヒーを少量吸い込み、風味をチェックするカッピングという作業。宮川さんの場合…

宮川さん:ジュジュ。

普通だが、丸山社長がやると…

丸山さん:シュー!!!

力強く鳥が鳴いているよう。

丸山さん:珈琲の風味は舌で感じる味と、鼻で感じる香りを合わせて風味なので、なるべく霧にするようにしています。

強く、一気に吸い込み、口の中のあらゆる部分で味を感知しているのです!加藤さん、丸山社長が厳選した珈琲、恋しくなりませんでしたか!?

▼スタジオでお話を伺いました。

加藤:丸山さんのテイスティングすごいね!
進藤:今日は、バリスタ世界チャンピオン井崎英典さんにコーヒーを持って来て頂きました。
井崎さん:フィンカ・レオンシオというもので、コスタリカで1位を獲ったものです。
はなわさん:これはウマいわ!
加藤:本当だ!全然違うね!鼻から抜ける感じ(笑)。
進藤:では森永さん、他のおススメの展示会を教えてください。
森永さん:CEATEC JAPANです。ITとエレクトロニクスの展示会なんですけど、人工知能プラスロボットが注目です。特にシャープは進んでいて「COCOROBO」っていうロボット掃除機は、機嫌によって返事が変わります。
加藤:これからは家電にも気をつかわなきゃいけなくなるんですね(笑)。

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