過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

過去の放送内容

2015年2月15日放送

特集

新企画!儲かる地元メディア! 地元の人達が必ず毎朝読む「◯◯申し上げます」とは!?

ゲスト

森永卓郎さん、眞鍋かをりさん

番組内容

今回のがっちりマンデーは、「儲かる!地元メディア!」。
日本全国には、例え小さくても、例え田舎でも儲かっているメディアがたくさん!
そこで今回は、日本全国津々浦々でがっちりな地元ミニメディアの儲かりのヒミツに迫ります!

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◎長野県でがっちりの新聞「市民タイムス」!

まず最初に向かったのは、長野県松本市にある「市民タイムス」という新聞社。
一体、どんな新聞を作っているのでしょうか?
出迎えてくださったのは、市民タイムス一筋40年!新保力社長。

スタッフ:かなりがっちりやられてるとお聞きしたんですが?

新保社長:がっちりやってますよ!地域の記事だけで作ってる新聞としては日本最大級!ほぼ1位です!

社長ご自慢の市民タイムス、その発行部数は66.000部以上!
松本市や塩尻市など、17市町村で住民の半分以上が読んでいる超人気新聞なんです。
では一体、何故人気なのでしょうか?
市民タイムス 生活文化部の石川鮎美さんにお聞きしました。

石川さん:朝はパッと見て、「こうなの?こうなるの!?この町こうなるの!?」って、それがやっぱり良いんじゃないですかね。

そう!市民タイムスの売りは、とにかく地元密着!
地元のサッカークラブのニュースや地元の学校の紹介など、読者が身近に感じる情報ばかり。
しかも・・・

新保社長:読者に一番近い紙面を一面に持ってくると!ですから、全部刷り替えてるわけです。

スタッフ:塩尻の方だったら塩尻の記事が一面に来る?安曇野だったら、安曇野の記事が一面に来る?

地域を5つのエリアに分け、それぞれ一番身近なニュースを一面に!

新保社長:手間暇かけています。もの凄く!

読者への気配りこそ、「市民タイムス」一番のこだわりなんです。
さて、その中でも30年以上続く、大人気コーナーがあるという!?

新保社長:私ども、今から44年前にこれを始めまして、最初はだいぶ苦労しましたけども、おくやみ記事を掲載するようになってから、部数が一気に伸びだしました。

地域で亡くなった人の紹介記事「おくやみ申し上げます」。

スタッフ:曲がったことが嫌いで真面目な人柄を信頼され、町会長として地域の発展に尽力した。これが人気なんですか?

新保社長:やはりこれを読まないと、この地域で生活していく上で義理を欠くようなことがあるということですね。

街で聞いてみても・・・

スタッフ:特に人気のコーナーがあるって聞いたんですけど?

男性:一番必要なのは「おくやみ」ですよね。地域の人や知り合いが亡くなったっていう情報が欲しいので。

そんな大人気記事を担当しているのが、市民タイムス おくやみ申し上げます担当の古町瑞穂さん。

スタッフ:おくやみ記事ってどうやって集めてるんですか?

古町さん:葬儀屋さんの方で情報をこちらに下さってる。

すると、葬儀屋さんから亡くなった方の情報が入ってきた!
早速、電話で取材!

古町さん:このたびご不幸がありましたそうで、大変ご愁傷さまでございます。明るくて、朗らかな・・・

電話が終わるやいなや聞いた内容を記事に。
掲載はほとんど断られないんだとか。

古町さん:載らないと「何で載せなかったんだ」っていう親戚、近所の人から。後から、やっぱり載せてくれっていう方もいらっしゃいます。

スタッフ:失礼ですけど、もし社長が亡くなっちゃった場合は?

古町さん:寛大な方でした、ですかね。

さて、「市民タイムス」には、おくやみ欄の他に、もう一つ根強いファンを持つ人気コーナーが!
山本章三編集局長にお話を伺いました。

山本局長:一番最後のページの「さわやかさん」です。企業さんで働いている方を対象にして、独身に限るって形なんですけども。

という事で「さわやかさん」の取材に行く報道部の小岩井貴之記者に同行させていただきました。

スタッフ:どちらの会社の方ですか?

小岩井さん:松本ガスさんです。

スタッフ:ガス会社?これから初めて会うんですか?

小岩井さん:そうなんです。

スタッフ:たまに、さわやかじゃないなと思う時あります?

小岩井さん:・・・いや、大丈夫です。

では一体、どんなさわやかさんが登場するのでしょうか?

こちらが松本ガス一押しのさわやかさん!
上條瞳さん!

彼女がいないという小岩井さん、なんだかとっても楽しそうに取材!
ところで上条さん彼氏は?

小岩井さん:います。

残念!
こうして、今日も地域に密着する市民タイムスは、地域ネタ一筋でがっちり!

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:みんな「おくやみ」見るんですね。これ大事なんだろうなぁ地元の人からしたら。

森永さん:この市民タイムスは松本中心で、しかもそこを5つに分けるっていう、もの凄いカテゴライズをしているのでこれができちゃうんですよね。

◎山口県でがっちりなラジオ「FMきらら」!

続いてやって来たのは山口県宇部市。
待ち合わせ場所の喫茶店でお会いしたのは、宇部の地元メディアでがっちりの井上悟さん。
では一体、何のメデイアでがっちりなんでしょうか?

井上さん:コミュニティFM放送局です。

そう!井上さんは宇部を中心に10キロ圏内で流れるFMラジオを作った社長さん!
なんと!開局から12年連続の黒字!
全国のラジオ局が注目するがっちり経営なんです。
その秘密は? 

井上社長:朝7時から夜10時までの15時間の生放送。編集モノは30分を作ろうとすると5.6時間かかりますから。生だと1時間は1時間で終わります。ってことはコストダウンができる。

「FMきらら」は15時間全て生放送!
10数名のスタッフが交代で担当しているそうなんです。
パーソナリティの平山真紀子さんにお聞きしました。

平山さん:今、選曲とかネタとかを色々集めてやっています。

基本、しゃべる人が曲選びも音調整も全部こなします!
地域のお店に出向いて、いきなり生中継のリポートなんてことまで、何でもやっちゃうんです!
そして、儲かり最大の秘密はCMに!
その値段がスゴいらしいんです・・・

井上社長:県域のFM放送局が20秒1本1万円くらい。

スタッフ:じゃあ5千円くらいですか?

井上社長:違います、500円です!

なんと!20秒のCMが1回500円!
ワンコインなら、地元の小さなお店も広告を出せる!
結果、色んな人が長い期間CMを発注してくれるから、トータルで儲かるってワケ。
12年ずっとCMを流している高級活魚 繁光の繁光裕二さんにお聞きしました。

スタッフ:月1万円くらいですか?

繁光さん:そうですね。私ども小さい商いですから、長く続けられる負担の無いCMの金額というんですか、それでやらしていただいております。

せっかくなので、がっちりマンデー!の20秒CMも流してもらうことに!
1年目のAD河野が原稿を作成。
そのCMが・・・

パーソナリティ:毎週日曜日朝7時30分からTYSテレビ山口で放送中のがっちりマンデー!!日曜日に勉強!月曜から実践!FMきららからがっちり宣伝です!がっちりマンデー!!是非ご覧ください!あなたもがっちりマンデーでがっちり!!

実は、スポンサー集めには他にも秘密が!

井上社長:クラブきららという会員システムをやっているんですね。その会員証を加盟店に持って行って提示すると特典がついてきます。

誰でも会員になれる、FMきららの会員制度。
会員になれば、地元の色んな加盟店でお得なサービスが!
例えば、とある喫茶店ではコーヒー豆が10%引きになる。
お店は喜ぶし、ラジオも身近になるという仕組み。
本当に凄いラジオ局だとスタッフも感心していると・・・

井上社長:入りましょう!

スタッフ:え?

井上社長:せっかく来たんだから入ろう!

なんと!スタッフが生放送に出演!

DJ:スタジオの中にはTBSがっちりマンデー!からディレクターの飯塚さんです!独身でいらっしゃる?

スタッフ:色々ありまして過去に・・・

と、どうでもいい話でイジられ続け20分!

DJ:最後にリスナーの皆さんに告知というかメッセージを!

スタッフ:番組に出てらっしゃる経済アナリストの森永卓郎さんが、最近所沢にB宝館というミュージアムを作ったんですが、まだ人が入っていなくて赤字になってらっしゃるので!

井上社長:森本さんを助ける会?!

スタッフ:森永さんです!

この臨機応変なライブ感覚がFMきらら人気の秘密なんですね。
そんなFMきららは12年間黒字でがっちり!

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:あの社長さんやり手ですね?

森永さん:実はあの放送だけじゃなくてですね、もうひとつ儲かりのヒミツを作っているんですよ、それがKirara MAGAZINEというのを出していて、ここにお店の情報とか載せてあげると、ここでお付き合いができるわけですよ。そこから放送に繋げていくんです。

◎石川県でがっちりなフリーペーパー「Fのさかな」!

やってきたのは石川県七尾市にある石川印刷株式会社。
出迎えてくださったのは石川印刷株式会社の中橋幸雄さん。
では、どんなメディアを?

中橋さん:実はこれなんです!これは、全て取材から編集印刷まで自社でやっています。

フリーペーパー「Fのさかな」!
フレッシュなフィッシュのF、能登の美味しい魚の情報誌。
旬の魚にまつわる豆知識や美味しい調理法など、石川印刷の社員の皆さんが、取材から編集まで全部こなしてる!
というのも・・・

中橋さん:実は仕事が減って、印刷機械も止まるような場面もあったので、印刷機が空いた時に自分らで作ろうと出版しました。

仕事がない時に印刷機を遊ばせておくのはもったいない!ならば、自分たちで雑誌でも作ってみようと儲け度外視で制作スタート。
以前から広告は作っていたので、編集はお手のモノだった。
ライターの多屋雅美さんにお聞きしました。

スタッフ:ノウハウそのままでできるってことですか?

多屋さん:そうですね。それを自分達がしたいように企画して発信できるのがFのさかなの魅力です。

地元の魚屋さんや漁師さんにも聞き込み取材!
山田屋という魚屋の太田裕己さんにお聞きしました。

太田さん:愛読者ですよ。魚の先取りで教えてくれるでしょ旬のもの。ちょっとコレを参考にさせてもらってます。

しかも広告はほとんどなし!
魚屋さんも納得の情報がいっぱいと大評判!
日本タウン誌・フリーペーパー大賞で大賞も受賞しました!

中橋さん:これの発行のおかげで、こんな仕事をやって欲しいとかきてます。

スタッフ:結局印刷の仕事も?

中橋さん:増えてきました!

「Fのさかな」を見た地元の料理屋さん、漁業組合、観光施設などからチラシやパンフレットの制作依頼が舞い込むようになった。
さらに・・・

多屋さん:こういう事ができるなら、こういった仕事も出来ないか?とか、代わりに記事を書いてくれないかとか。
 
今までなかった仕事まで入るようになった!
「Fのさかな」の波及効果は絶大。
そんな石川印刷は「Fのさかな」でがっちりです。

▼スタジオでお聞きしました。


加藤:これそもそもが売ろうと思って作ったらこの表紙にならないと思います!でもインパクトありますよね!こういうの見ると万人受けってもう時代が違うのかなって感じがしますね?

森永さん:だからこそ、キチッとターゲットを決めて広告をうったり情報を提供するっていうのが、やっぱり今の時代なのかもしれないですね。

◎千葉県でがっちりなフリーペーパー「ちいき新聞」!

続いては千葉県八千代市にある株式会社地域新聞社。
出迎えてくださったのは、「ちいき新聞」の近間之文社長。

近間社長:ちいき新聞という名前のフリーペーパーです!

「ちいき新聞」は、千葉県の湾岸部を中心に28の市町村で展開するフリーペーパーで、地元の朝市情報や、学校の給食展のリポートなど、地域に密着した内容ばかり。
週に1回刊行し、配る件数は204万件!
これはもう千葉が誇る巨大地元メディア。
そんな「ちいき新聞」最大の儲かりの秘密は配り方にあるそうなんです・・・

近間社長:55のエリアに分けてがっちり!配布しています。

55のエリアに細かく分け、エリアごとに記事の内容を変えるのもスゴイですが、注目すべきは広告!
広告を出すお店からすれば、お客さんが居そうなエリアを狙って広告が出せる。
エリアを絞れば、その分広告代が安くなるので効率が良いのです。

近間社長:広告を出す方にとっても良いし、読まれる方にとっても便利な状態というものを作り出しているというわけです。

さらにこんなことまで!

国勢調査のデータを使い、広告主が狙うお客さんが居そうな場所が、より細かくピンポイントで判別可能!
例えばAという美容室が半径3キロ圏内で40代〜60代の女性を呼びたいって場合は、ターゲットのお客さんは赤いエリアに!
そう分かれば・・・

近間社長:一軒、一軒ポスティングをしています。手配りをしてるということです。

つまり、ピンポイントで折込チラシを入れ、宣伝したい地域を絞っての手配りが可能ということ。
しかも、チラシを挟むのも配るのも、地元のおばちゃんたち。
取材をするのもアルバイト記者の主婦。
実際にちいき新聞でレポーターをしている藤本裕子さんは?

この日は子供たちが遊ぶ地域センターでなわとび教室の取材。
記事が一つ採用されるごとに5000円の報酬!
アルバイト記者さんは登録制で、これは!というニュースを見つけたら、提案を出し、OKが出たら取材するという流れ。
   
藤本さん:自分が他の土地から来て情報が無かった時に、ちいき新聞を読ませていただいて。

スタッフ:役に立ったから?

藤本さん:そうですね。

スタッフ:原稿料あがるといいですね?

藤本さん:そうです!もっと仕事をいただければ。

そんな地元の主婦が書いて、折り込んで、配っちゃう「ちいき新聞」はがっちりです!

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