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「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2012年12月16日放送

特集

まだあった!業界新聞トップニュース2012

ゲスト

あき竹城さん・土田晃之さん・仲里依紗さん・ビビる大木さん・森永卓郎さん・柳原可奈子さん(五十音順)

番組内容

今回のがっちりマンデーは、「まだあった!業界新聞トップニュース2012」。
「輸送新聞」に「日本種苗新聞」「全国きのこ新聞」などなど、
各業界新聞に2012年のトップニュースを選んでいただき大発表しちゃいます!

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輸送新聞

2012年儲かるトップニュース!まずは「輸送新聞」。
新型フォークリフトの発表や引越し会社の人事など、物流業界のニュースを幅広く取り扱っています。
輸送新聞社の上原里智男社長に、今年の気になる記事を教えていただきました。

上原社長:全日本トラック協会というのがございまして、こちらが毎年行っているトラックドライバーコンテスト!

上原社長のオススメは、今年で44回を迎えたトラックドライバー・コンテスト。
その女性部門で優勝したドライバーがスゴイんだとか。
と言うことで、輸送新聞・上原さんが選ぶトップニュースは『トラックドライバーコンテスト女性部門に新星花岡さん登場!』。
日本一の女性ドライバー・花岡さんとは、一体どんな人物なのでしょうか?
大手運送会社、センコー静岡西支店で会うことができました。
それが・・・

こちら!
身長154cmと小柄ながら日本一の女性トラックドライバーなのです!
では、日本一のドライビングテクニックを見せていただきましょう!
まず最初の課題は・・・

猛スピードで両サイドのパイロンを倒さないように直進する「全速直進」!
ギリギリの幅をアクセル全開で難無くクリア!
続いてはスピードも重視される「高速スラローム」。

しかし、ただのスラロームではない!なんとトラックの長さ12mに対しパイロンの幅は11m!
さらにはバックでの高速スラローム、ブレーキを上手に使いながらスムーズに走らせなければならない!頼りとなるのはサイドミラーのみ。

そしてスラロームの最後はギリギリのスペースへの車庫入れ。
隙間は僅か5cm!
これが日本一の女性トラックドライバーのスゴ技なんです!
そんなセンコーは、ドライビングテクニックでがっちり!

再び輸送新聞社・上原社長に気になる記事をお聞きしました。

上原社長:これまで倉庫というと収納するだけというイメージだったんですけど、今は実はそれだけじゃなくてスゴイことになってます!

上原社長がオススメするもうひとつのトップニュースは、『倉庫に「隠す」のはもう古い!最新「見える倉庫」大ヒット』!
と、言うことで向かったのは倉庫業界大手の寺田倉庫株式会社。
寺田倉庫 経営戦略担当室の月森正憲課長に最新倉庫についてお話を伺いました。

月森さん:ミニクラというサービスです。これまでの収納サービスであれば実際にモノを見ないと預けたモノがわからなかったんですが、ミニクラでは箱を開けないでも預けたモノが一発でわかるようになっております。

イマイチよくわかりませんが、とりあえずミニクラを試してみることに。
まずは専用の箱に荷物を入れる。
ここまでは普通の収納サービスと変わらないような・・・

月森さん:倉庫の作業員が1点1点写真を撮らせていただきます。

どういうことかと言うと、国内某所に集められた荷物を開封し、1点1点写真に収めます。
そして後日、専用ページにアクセスすれば写真がアップされていて、何を預けたのか一発で分かるというのがミニクラの特徴!
月額250円というお値打ち価格も手伝って大ヒット!
さらにミニクラには預かった後も儲かるシステムがあるそうなんです。

月森さん:ウェブ上にオプションボタンというのがありますので、洋服であればクリーニングなどがあります。

なんとミニクラは洋服をクリーニングしてくれたり、VHSのテープやアルバムの写真をデータ変換してくれたりと、預けた後もついつい頼みたくなるオプションが充実。
売上も絶好調なんだとか!
そんな寺田倉庫は新型収納サービスでがっちり!

建設通信新聞

続いての業界新聞は「建設通信新聞」。
日夜、日本の工事を追いかける建設業界の専門誌。
前田哲治編集総局長に建設通信新聞のトップニュースを伺いました。

前田さん:わたくしども大きく扱ったんですけどね、首都高速道路の中央環状品川線というのがあるんです。

建設通信新聞・前田編集総局長が選ぶトップニュースは、『首都高速 中央環状品川線!』。
そこで、やって来たのは東京都品川区大井。
その工事現場を見せていただきました。
まずは業務用エレベーターに乗って地下30m地点へ。
エレベーターを降りると・・・

巨大なトンネルが目の前に!
そう!このトンネルこそ中央環状品川線なのです。

トンネルは、品川区大井から渋谷区大橋までの8kmを繋ぐもの。
開通すれば新宿方面から羽田空港に行く時、40分掛かっていたところ20分で、神奈川方面から東京ディズニーランドに行く時、50分掛かっていたところ30分で行けちゃう。
では一体、どこにスゴイ技術が使われているのでしょうか?
首都高速道路株式会社の鈴木裕介さんにお聞きしました。

鈴木さん:これまで8kmを1台のシードルマシンで掘るというのはなかなかできなかったんです。

そう!これまでのトンネルを掘るために使われるシールドマシンは、土を掘るための刃がダメになった場合、外に出して新たなマシンを入れて掘っていた。
これだとお金も時間もかかる。
しかし、今回導入された最新型は、マシンの中から刃の交換が可能!

しかも、土砂を排出しながら前に進み、トンネルの壁に当たるコンクリートを自分で貼りつけながら前進できちゃう!
このスゴイ機能を駆使し、1台でずっと掘り進めたのです。
これまでのマシンで8kmを掘ると6年は掛かるところ、最新型だとたった3年!
もちろんコストを抑えることもできたんです。

日本種苗新聞

続いての業界新聞は、「日本種苗新聞」。
野菜や花・果物など、苗や種を育てる方々に最新情報をお届けしています。
株式会社日本種苗新聞の五味正弘記者に、今年のトップニュースを聞いてみました。
五味さん:実は2つあります。2つ共に個性的な野菜が開発されて今人気を呼んでいます。

日本種苗新聞・五味記者が選ぶトップニュースは、『ちょっと変わったトマト&ピーマン 開発成功!』。
そこで、まず最初に訪れたのは、埼玉県加須市にあるちょっと変わったトマトを開発したというトキタ種苗 大利根研究農場。
トキタ種苗株式会社・時田巌社長にお話を伺いました。

時田社長:我々が開発した緑だけれども甘いトマトになります。これで熟しています。
スタッフ:赤くならないんですか?
時田社長:ならないんです。ずっとこのままなんです。

トキタ種苗が開発したのは、緑なのに甘いトマト、その名も「ミドリちゃん」。
赤く熟す前の普通のミニトマトと緑なのに甘いトマトを比べてみると・・・

見た目では違いがほとんどわかりません。
そこで、スタッフが食べ比べてみることに。
まずは熟す前のミニトマトから。

スタッフ:固くて苦い!

続いて、緑なのに甘いトマト。そのお味は・・・

スタッフ:あっホントに甘いですね!
時田社長:普通のミニトマトで糖度が8度あれば結構甘い部類に入りますので、それに匹敵する甘さがあります。

ミドリちゃんは、トマトの品種改良をしていた6年前に偶然できた産物。
そこから少しづつ改良を加え、昨年ようやく商品化に成功したのです。
しかし、社長曰くひとつ大きな問題があるそうなんです。

時田社長:いつ熟したのかわからない。
スタッフ:熟してないと甘くないんですか?
時田社長:全然甘くないですね!

しかし、時田社長には収穫期がわかるそうなんです!
そんなトキタ種苗は緑なのに甘いトマトでがっちり!

続いて伺ったのは、ちょっと変わったピーマンを開発したという滋賀県湖南市にあるタキイ種苗研究農場。
研究農場次長の石津祐志さんに、ちょっと変わったピーマンを見せていただきました。

石津さん:これが"こどもピーマン"です。

新開発の「こどもピーマン」!
でも、普通のピーマンとは形が違う。
切ってみると・・・

こどもピーマンは実も厚くてギュッと詰まってる。

石津さん:これ実はメキシコで作られているハラペーニョという唐辛子がもとになっているわけなんです。

今から12年前、メキシコでハラペーニョという激辛の唐辛子を作っていた石津さん。
ところがある日、偶然に全く辛くないハラペーニョが出来たんです。

石津さん:普通だったら捨てられるんですけど、だけどそこでちょっと思ったのが、ジューシーでとってもおいしいんです。

石津さん、それから9年をかけてハラペーニョを改良!
苦くないこどもピーマンを開発したのです。
こどもピーマンはピーマン嫌いの子どもがいる家庭に大人気!
しかも普通のピーマンよりビタミンCが1.5倍、カロテンは2倍以上もあるんです。
でも、本当にピーマン嫌いな子どもが食べられるのでしょうか?
そこで、ピーマンが嫌いというお子さんがいるご家庭にお邪魔し、実際に食べてもらうことに。
果たして・・・

あっさり食べた!

お母さん:よく食べられるね!めずらしいね!ビックリですね!

本当にピーマンが嫌いだったのか疑うくらいの食べっぷり!

日刊自動車新聞

続いての業界新聞は、「日刊自動車新聞」。
自動車業界全般の動向や、メーカーの新技術など正統派の新聞を作っています。
日刊自動車新聞・デスクの畑野旬さん、トップニュースの前に、個人的に気になってしょうがない記事があるんだとか!

畑野さん:女性スタッフが手洗いで車を洗ってくれるんです!

女性が手洗いで車を洗ってくれる?
一体、どういうことなのでしょうか?
それは・・・

カーコンビニ倶楽部 有限会社アークスの女性が手洗いで車を洗ってくれるサービスのこと!
これが大人気なんだとか!
細かく丁寧なサービスも好評で、多い日には30台もの洗車をこなすそうなんです。

それでは改めて、畑野さんに2012年でイチ押しのトップニュースを教えていただきましょう。

畑野さん:軽自動車のキャンピングカー、これがニュースです!

日刊自動車新聞・畑野さんが選んだトップニュースは、『軽自動車キャンピングカー 静かなブーム!』。
軽自動車のキャンピングカーが売れている?
そこでやって来たのは、栃木県河内郡のとある駐車場。
ランドマークアメリカの西田実社長にお話を伺いました。

西田社長:私の会社は軽自動車のキャンピングカーをカスタムして、色々作りこんでキャンピングカーにしている会社です。

西田さんは新車や中古車の軽自動車を改造し、キャンピングカーにして売っている会社の社長。
大人が寝るのに充分な広さの軽キャンピングカーは、5分でキャンプスタイルへ形を変えることができるんです。

もちろんキャンピングカーならではの機能も搭載!

スタッフ:シャワーみたいのも付いてるんですね!
西田社長:例えばワンちゃんの足を洗ったりとか出来ます。

そんな軽キャンピングカー、新車を改造すると、なんと!車代込みで約200万円!
これが結構売れてるんです。

さらに、家族4人でお出かけする時のために2段ベッド(37.000円)なんてオプションがあったり、冬場の寒い時期に車内でお泊りするご家族にはヒーター(170.000円)も付けることができる。
実は軽自動車は平成11年から安全基準を上げるため車体が大きくなり、その分スペースが広くなったんです!
お陰で色んなパーツを付けることができるようになり、グーンと普及してきたんです。
そんな軽キャンピングカーはある人達に大人気!
それが・・・

年配のご夫婦!
栃木県にお住まいの渡辺さんご夫妻は共に70歳。
旦那さんが写真好きで、奥さんも旅行が好きってことで去年軽キャンピングカーを購入。
静岡県の富士山や秋田県の玉川温泉、千葉県の九十九里にも軽キャンピングカーで訪れたそうです。
小回りがきいてスイスイ行けちゃうので、狭い場所はむしろ軽自動車の方が良いんだとか。

渡辺さん:軽だからそんなに大きくないから手軽にどこでも行ける。経済的でガソリンもそんなにくわない。

これはまだまだブームが続きそうです!

全国きのこ新聞

最後は、「全国きのこ新聞」。
全国きのこ新聞の樋口雅巳社長にお話を伺いました。
実は、樋口社長、トップニュースにしたかったけど、泣く泣く2番手にした記事があるそうなんです。

樋口社長:愛媛県で駒打ち王者決定戦というものがありました!

駒打ち王者決定戦とは、椎茸の本場・愛媛県大洲市において毎年11月に開催される「しいたけフェスタ」の鉄板イベント!

椎茸のなる原木に、種とも言える駒を金槌で打ち込むスピードを競います!
でも、駒打ち大会の熱戦のニュースをしのぎ、全国きのこ新聞・樋口社長が満を持して発表したい大ニュースとは?

樋口社長:首藤さんですね!

全国きのこ新聞・樋口社長が選ぶトップニュースは、『首藤さん』。
と、言うことで首藤さんという方を訪ねてみると・・・

首藤さん:やりましたよ!

大きな賞状とトロフィーまで獲得し、メチャクチャ喜んでる!
でも、何でそんなに喜んでいるのでしょうか?
それは今年6月に行われた第60回全国乾椎茸品評会において、最高の農林水産大臣賞を受章したからなのです。
実は首藤さん、8年前に大臣賞を取った後、他の椎茸農家の方に王座を奪われてしまい悔しい想いをしていたんです。
しかし、今年王座に返り咲き!
なので喜びも格別なのです。
そんな乾し椎茸界のキング・首藤さんが作る傑作が・・・

コチラ!
なんと!ハート型。
一般的なモノと比べてみるとハッキリわかる。
この形が受章の最大のポイント。
首藤さんは椎茸をハート型に出来る名人なのです。
ハート型にするポイントは椎茸の傘を木に少しだけ接触するように育てること。
そう!ハート型の凹んでいる部分は木に当たっているところだったのです。
首藤さん曰く、椎茸を綺麗なハート型にするためには、木と椎茸がちょっとだけ接触するように木の角度を少しだけ傾けることが大事らしい。
朝・昼・晩・太陽の位置や気温などに合わせて、木の角度を微妙に調整するんです。
そんな首藤さんの乾し椎茸には品評会で驚くべき値段が付いたらしい。

首藤さん:品評会で優秀賞をとると1kgで2万円とかで買ってくれました。

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