過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2011年5月29日放送

特集

誰も知らないシェアNo.1 〜ニッポンの底力〜

ゲスト

森永卓郎さん(経済アナリスト)、眞鍋かをりさん

番組内容

今回のがっちりマンデーは、「誰も知らないシェアNo.1 〜ニッポンの底力〜」。
世の中に存在するあらゆる商品に、シェアNo.1のメーカーがあるのは分かりますよね?
例えば、デジタルカメラならキャノン、軽自動車ならダイハツなどなど。
しかし、全然知られていないけどシェアNo.1の企業もあるんです!
そこで!今回は、誰も知らないけど、実はシェアNo.1の企業をお届けいたします!

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トイレにある"アレ"でシェア70%!

誰も知らないシェアNo.1の会社を探し、やって来たのは世田谷にある株式会社木村技研。
実はこの会社のシェアは、なんと!70%!
では一体、何でシェア70%なのでしょうか?
木村技研の木村隆英社長に伺いました。

木村社長:これです。70%のシェアを頂いております!

これは一体?皆さん!社長が手にしているバルブに身覚えがなくても…

この手かざしのセンサーは、見たことありますよね?
実はこれ、羽田空港のトイレにも、東京駅のトイレにも設置してあるんです!
そしてこの装置、ただ水を流しているわけじゃない!
気付かない間に、スゴイことをやってくれてるんです!

木村社長:これはトイレの大か小かを自動で判定して流す装置です。

どういうことかというと、人が座ったらセンサーが感知してタイマーが作動!
2分30秒以内に事を終わらせ手をかざすと、「小」と判断し少な目の水を流す。
2分30秒以上してから手をかざすと、「大」と判断し多目の水が流れるって仕組みなのです!

木村社長:従来のものに比べますと、40%〜50%の節水を自動的にやります。

レバー式のトイレの場合、「小」なのに「まぁいいか」って大で流すことありませんでしたか?
それがこの節水システムは勝手に「小」の時は少な目、「大」の時はそれなりに流してくれるので、従来より40%以上の節水になるのです。
木村技研さんは、便器を変えずに節水できる、こうした装置の取り付けで、シェア70%なんです!


木村社長:大手さんは便器ごと販売しておられますが、我々はバルブだけをリース、またはレンタルで扱っております。

そう!今ある便器に、節水システムを取り付けるだけ!
6年前にこのシステムを取り付けた、浅草の浅草寺では、それまで年間1100万円ほどだった水道代が、なんと!770万円ほどに!
年間300万円も水道代が浮いたら、レンタル料を払っても十分元がとれちゃうってわけ。
つまり、お客さんも木村技研もがっちり!ってわけなんです!

全国の道路にある"アレ"でシェア60%!

続いてやって来たのは、福岡県にある株式会社カクマル。
実はこちら、従業員が23人しかいないのに、全国シェア60%を誇るスゴイ会社なんです!
しかも、その商品は、日本全国200万カ所以上に設置されているっていうからスゴイ!
それが…

こちら!矢印の付いた金属プレート!
これは、土地の境を示す境界標と呼ばれるマーク。

例えば、左側は私有地、右側は港区の土地ってわかるようになっているのです。
でもこちらの会社、結構小さな会社なのに、なぜ60%ものシェアが獲れているのでしょうか?
曽根田馨社長にお聞きしました。

曽根田社長:境界標に関しましては、矢印が境界標の先端まで確実に行っているというのが一番だと思います。土地の境界っていうものは、「矢印の先端を境界点となす」という決まりがありますので、たった1ミリや2ミリの誤差でも、20m・30mの距離があったら、すぐ1坪位の誤差は出てきます。

そう!それまでの境界標には、矢印の先端とプレートの間に、数ミリの隙間があった!
この小さな隙間のせいで、土地の境界をめぐるトラブルが絶えなかったんだとか。
そこに20数年前、カクマルがギリギリまで矢印の伸びた境界標で参入!あっという間に、シェアNo.1になったのです!

スタッフ:結構、思いつきそうなものですけどね。
曽根田社長:今までは全く、誰も思いつかなかったっていうとこです。先端まで持ってくる技術もかなりのものですから!

実は、矢印をギリギリまで伸ばして「ピシッ」と尖らせる技術は、かなり高度なものなんだとか。
そこで、カクマルの境界標を使っている設計事務所の松本さんにお話を聞いてみることに。

松本さん:プレートの材質自体の角なのか、刻まれている矢印の角なのか、「角=矢印の先」がキチッと一致されているのが、ありがたいところですね。

そして、もう一つ!お値段が結構お安いのも人気のヒミツ!
そんなカクマルは、従業員23人で、年間売り上げ、なんと!5億円!

国内シェア90%の商品を生んだ意外なモノとは?

続いてやって来たのは、福井県福井市にある株式会社ジャストコーポレーション!
こちらの会社は、脅威の国内シェア90%!しかもその商品、ほとんどの人が、まず間違いなく一度は手にしたことのあるものなんだとか。では一体、その商品とは何なのでしょうか?
早速、滝波正志社長にお話をお聞きしました。

滝波社長:この商品でございます!

そう!ジャストコーポレーションは、レンタルDVDのケースでシェア90%の会社!
実は、このケースを最初に作ったのが、滝波社長なんです!
それは今から30年程前、福井駅前で小さな貸しレコード店を始めた滝波社長。
しばらくすると、レンタルビデオも扱うようになりました。
その頃は、もちろんビデオテープ。お客さんが棚に並んでいる空のケースをレジまで持って行き、店員がカウンター奥のスペースからテープを探して、お客さんに渡すというシステムでした。
空のケースは棚に戻して、貸し出し中の札をつける、なんて作業まであった。
これは面倒くさい!しかし、そんなある日、滝波社長は全てを解決するアイデアを思いついたのです。
そのアイデアが生まれたきっかけが…

滝波社長:ずっと見ておりましたら、大体アダルト系ビデオを借りられるお客様は、パッケージが見えないように、アダルト系ビデオを真ん中にするんです。でもせっかく見えないように持ってきたのにレジで広げられるからあんまり意味がないんです。

そう!エッチなビデオを隠さないでも借りられるように、滝波社長が考えたのがビデオケースだったのです。

おかげで、中のテープごとお客さんがレジに持って来てくれるので、レジ奥のテープ倉庫もいらなくなり、棚に空箱が残るから、一目で貸し出し中がわかるようになったのです!
このシステム、DVDやブルーレイに変った今も基本的には同じですが、滝波社長のケースはもちろん進化してる!

防犯用のタグを取らないと、開けることができないのはもちろん、そのまま持ってお店を出ようとすると、防犯アラームが鳴るようになっているのです!
さらに、この防犯タグは、まとめて外すことも可能で、7枚を一気に!
なんてことも出来るのです!
そんなジャストコーポレーションのケースは、なんと!国内90%のレンタルビデオ屋さんが使用しているのです。
従業員100人のジャストコーポレーションは、なんと!年間売り上げ50億円とがっちり!

コンビニ弁当やゼリー、マシュマロでシェア50%!

ゼリーにババロア、グミにマシュマロなど、プルプルした食べ物に必ず入っているモノといえば「ゼラチン」!
このゼラチンにもダントツシェアNo.1の企業があるんです。
そこで、大阪府八尾市にある、国内シェア50%の新田ゼラチン株式会社に伺いました!
出迎えてくれたのは新田ゼラチン開発部の古川徹さん。
早速、お話を伺いました。

古川さん:私共が売っているのは粉末の状態のものです。

ゼラチンて元は粉末だったんです!
これを水に混ぜ、お湯で温めて完全に溶かし、冷水の中に入れてしばらく待つと…

あら不思議、イメージ通りのゼラチンになるってわけ。
でも正直、ゼリーとかグミじゃあまり儲からないのでは?

古川さん:いえいえ、グミだけじゃなくて色々な食品に使って頂いています。例えばコンビニの総菜ですね。家庭で持って帰って温めて食べるような総菜にもたくさんゼラチンを使って頂いています。

なんと!コンビニの弁当や総菜に、かなりの割合でゼラチンが使われているらしい!
でも何故?コンビニの弁当や総菜にゼラチンが使われているのでしょうか?

古川さん:ゼラチンの場合は、少し温めると溶けますので!

ゼラチンの、冷やすと固まって、温めると溶けるという性質がポイントで、ハンバーグやオムライスのソースが、レンジでチンする前は、やや固まっているのはそのせいなんです。
ミートソースの場合は、ゼラチンのおかげで、ソースが麺にしみ込まず、見た目もバッチリ!もしも、ゼラチンが入ってなかったら…

麺にソースがしみ込んで、こんな感じになっちゃうってわけ。
そんなゼラチンの原料は、粉砕した牛骨。その牛骨から2カ月以上の時間と手間をかけて、ゼラチンを抽出していくのです。
今では冷凍食品やサプリメント、化粧品の原料にも使われていて、ゼラチンだけで、なんと!年間売り上げ60億円!

大きな円盤を作ってシェア50%!

続いてやって来たのは、東京都府中市にある従業員47人の株式会社井口機工製作所。
こちらの工場で作っているのが…

大きな円形の物体!
実はこれ、立体駐車場でよく見かける、車を乗せて回転するターンテーブル!

井口機工製作所は、この装置を作って、国内シェア50%と、No.1なのです!
でも従業員50人弱の会社が、日本の立体駐車場のターンテーブルの半分を作ってるって、スゴくないですか?
そこで、井口薫社長にお話を伺いました。

井口社長:人がたくさんいれば良いって、ものじゃないんじゃないですか?我々がここ7,8年で日本一になった理由の一つが、駐車場のターンテーブルだけに特化してやってきたということです。

では、専業メーカーのターンテーブルのどの辺がスゴイのか、5台あるターンテーブルの内、2台を井口機工製作所のものに付け替えたという駐車場「シミズパーク24」の菊地都子部長に聞いてみました。

菊地部長:他のターンテーブルに比べて揺れが少ないのと、音もとても静かで騒音がないです。

そこで、ホントかどうか試してみたところ、他社製のターンテーブルに比べ井口機工製作所のターンテーブルは、全然動かない!
車が上を通っても、井口機工製作所のターンテーブルは、ほとんど揺れないのです!

井口社長: "シンプルイズベスト"という言葉がありますけど、本当に中を見てしまうと「え?こんなに簡単に作ってるの?」と逆に驚かれると思います。

ということで中を拝見!すると…

確かにシンプル!
車を乗せるターンテーブル専用で、独自に開発したこの車輪のおかげで、騒音や揺れが少ないんだとか。
価格はおよそ200万円。年間350台を製造しています。
実はこのターンテーブル、駐車場以外でも活躍しているところがあるんです!
それが…

そう!モーターショーで使われる回転台も、ほとんどが井口機工製作所のものなんです!
従業員50人弱で、なんと!年間売り上げ16億円!とがっちり!

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