過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2007年7月1日放送

特集

せまい業界 トップニュース!業界紙

ゲスト

田北浩章さん(会社四季報編集長)、眞鍋かをりさん

番組内容

本日のがっちりマンデーは大好評、せまい業界シリーズ!
その中でも今回は、私たちが普段あまりなじみのない業界でつくられている「業界紙」のトップニュースです!
普段知らない業界には驚きの事実や情報がギッシリ!
さらに、各業界紙の編集部に突撃しました!

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業界紙その1 全国きのこ新聞

紙面にはきのこへの愛情がギッシリ。
スタッフは全国きのこ新聞編集部のある大分県へ。
こちらが全国きのこ新聞編集長の樋口雅己さん。

早速、樋口さんに全国きのこ新聞についてお話を伺いました。

Q:全国きのこ新聞はどんな新聞なのですか?
A:内容はシイタケだけなんです!

実はこの全国きのこ新聞は「シイタケ専門紙」なんです。
全国のシイタケの入札価格から、シイタケ祭りの日程まで幅広く紹介しています。

Q:なぜシイタケばかり扱うのですか?
A:大分県が乾燥シイタケ日本1位だからなんです。

つまり、全国きのこ新聞は大分県の乾燥シイタケを全国に広めるための新聞なのです!

そこで樋口さんにトップニュースをお伺いしました。
なんと全国きのこ新聞2007年上半期トップニュースはシイタケ栽培の達人、「小野さん」です!
こちらがシイタケ達人、小野九洲男さん。

しかし、シイタケは10月に栽培し、3〜4月にはもう収穫してしまうのだとか。
せっかくなので倉庫に残っているシイタケを見せて頂きました。
さすが達人!倉庫に眠っていたシイタケはどれも肉厚なものばかりです。

それもそのはず!
シイタケ達人である小野さんは大分県のシイタケ品評会にて4つ中、3つの章を受賞する程の腕の持ち主なのです。
そして、小野さんのシイタケは通常1キログラム6千円のところ、2万3千円もの値段が付くそうです!
でも、なぜ達人のシイタケは良いシイタケなのでしょうか?
実は、良いシイタケか否かは収穫のタイミングの良し悪しによって決まるそうで、小野さんはその絶妙な収穫のタイミングを日々の努力で逃さないようにしているのです。

そんな小野さん、毎年シイタケの表彰式が東京であり、それに奥さんを連れていくのが楽しみなのだとか。
シイタケ達人は旦那さんとしても達人のようですね!

業界紙その2 日本文具新聞

日本文具新聞とは、発行部数1万3千部を誇り、100年以上の歴史をもった業界紙です。
紙面には市場状態や新製品の情報が網羅されています。
日本文具新聞編集長の森井賢二さんにお話を伺いました。

Q:文具界2007年上半期のトップニュースは何ですか?
A:これは衝撃でしたね、文字が消えるボールペンです。

こちらのフリクションボールというボールペンは今年3月に発売以来バカ売れが続いているのだとか。
そこで製造元であるパイロットコーポレーションの佐々木隆さんにお話を伺いました。

Q:なぜボールペンなのに文字が消えるのですか?
A:熱でインクが透明になることで文字が消える仕組みになっています。

これには65度以上の熱を加えると透明になる特殊なインクを使っているのだとか!

業界紙その3 エアゾール&スプレー産業新聞

編集長によると、今年爆発的にヒットしている製品があるのだとか。
それがこの「ライオン 這う虫氷殺ジェット」なんです!
氷殺とは、マイナス40度の冷却スプレーによって虫を凍らせて殺すこと。
もちろん、この氷殺ジェットはエアゾール&スプレー新聞にも大きく取り上げられています。

実は、この氷殺ジェットは殺虫成分を使っていないことからも大ウケ!
通常は30〜40万缶売れればスプレー業界では一応のヒットの目安となっているが、この製品は300万缶から夏にかけては400万缶も売れている大ヒット商品なのです!

すると編集長がまたしてもすごいスプレーを見せて下さいました。

ゴキパオという名のこの殺虫剤、スプレーから泡を噴射して、泡の繭で虫を包み込みます。
これによって、虫を直接触らずにそのまま捨てることができる画期的な商品なのです!

しかし、ゴキブリの動きが速すぎてなかなか当たらないという難点はあるのだとか。
少々難点はあるものの、ゴキパオは編集長の心を掴んで離さない大好きな商品なのです!

業界紙その4 季刊S&L

季刊S&Lとは、シールとラベルがどんな商品に貼られ、どういう使われ方をしているかなどを紹介する業界紙なのです!
編集長の鈴木輝雄さんによると、受験シーズンの際、合格祈願シールを貼ったおかげでトンカツ肉の売上が2倍になったのだとか。

編集長の鈴木さんにお話を伺いました。

Q:シール&ラベル業界のトップニュースは何ですか?
A:実は、虫が寄り付かないラベルが開発されました。これは食品業界で使われ、非常に画期的と言えますね。

製造元の不二レーベルの佐藤孝史社長に話を伺いました。

なんとこのシール、「虫の嫌いなニオイを出すヒノキチオールを接着剤に使用することにより衛生面に気を遣う食品業界にとっては画期的な商品なのです!

業界紙その5 月刊HOLSTEIN

月刊HOLSTEINでは、世界のホルスタインニュースから個々のデータまでを細かく紹介しています。
中には全国雌牛評価成績表というものまで入っていました。
これは全国の乳牛の乳の量と質を評価指数でランキングしたものなのです!

それでは知っておきたい良い乳を出すホルスタインランキング、ベスト3!
第3位は…オムラ・スィーティ・フォー 指数2735
第2位は…オムラ・スィーティ・モー  指数2747
そして、栄光の第1位は…

ヘンカシーン・ヒラリー・ホワイトメイソン 指数2816!

しかし、月刊HOLSTEINのトップニュースは種雄牛キャローゼルアス・タイタニックなのです!
なぜ乳も出ない雄牛がトップニュースなのでしょうか。
そこで、噂のタイタニックがいるジェネティクス北海道にお邪魔しました。
なんでも、タイタニックは種雄牛の中で日本1位なのだとか!
種雄牛とは、読んで字のごとく種つけをする雄牛のことをいいます。
儲けるためには良い乳を出すことがポイント!
そこで良い乳を出す雌牛を生ませる雄牛は全国からひっぱりダコ!

ジェネティクス北海道の方にお話しを伺いました。

Q:タイタニックはよく稼いでいますか?
A:年間で家3軒分くらいですかね。

Q:どこが他の牛と違いますか?
A:性欲が激しいというか…笑い話ですがニンニクも与えています!

美味しい牛乳が飲めるのもタイタニックのおかげなのです!
これからも頑張ってほしいですね!

▼引き続きスタジオでゲストに質問しました。
進藤:今日は色々な業界を見てきましたが、田北さんがまた取材をしてきて下さったそうですね?

田北:これは下水道業界のトップ紙、月刊下水道です。実は日本の下水道技術はものすごいものなのです。新しい技術では地震が起きても浮き上がらないマンホールなどが紹介されていますよ!

進藤:どの業界の業界紙を作れば儲かりそうですか?

田北:タイトルは月刊社長ですね、社長の器を計測する業界紙です。社長の器は会社四季報に載ってないですからね!

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