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「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2007年6月10日放送

特集

株式投資

ゲスト

田北浩章さん(会社四季報編集長)、眞鍋かをりさん

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あの儲かりネタは今!?

2006年、ライブドアショックで暴落して以来、依然元気のない日本の株式市場。
今の株はどうなっているのか…

▼あの儲かりネタは今!?:その1 ボロ株
ボロ株とは、一株が100円や200円の値段の安い株のこと。
小さい額から始められ、安いが故に大きく上昇する可能性を秘めた株なのです。
3年前、ボロ株でボロ儲けした主婦投資家高埜ヨシ子さん。

仕事をしながら18歳で株を始め、現在株歴50年の大ベテランなのです。
その儲けっぷりも、一ヶ月で3000万円と、かなり当時から儲かっていました。
また今回も訪問してみました。
あのときのボロ株はどうなっているのか…ボロ株はもはやボロ株ではなく、平均10倍、最高で50倍にまで跳ね上がっているんだとか!
ところが、今のボロ株は、本当にボロで、投資しても儲からないんです。
そこで高埜さんのお勧めが、ボックス投資法。
株価に付きモノの上下変動。
その低いところと高いところのボックスを自分で決めて、低い時に買って、高いときに売ることを同じ銘柄で何度も繰り返す投資法。

相場がどんなに悪くても、年間2倍ぐらいにはなるはずだそうです!

▼あの儲かりネタは今:その2 IPO
IPOとは、株式の新規公開株。株式市場への上場前に会社が決めた公募価格で販売される株のこと。
上場後、市場で決まる初値が、公募価格を上回ることが多い株で儲ける定番アイテムなのです。
以前、株式会社オールアバウトは、公募価格26万円で上場し、その初値は202万円と8倍にも上昇したのです。

夢のような株!それがIPOなのです。
でも最近IPOの名は、すっかり聞かなくなりました。
もうダメなんでしょうか…
ブームだった2005年の上昇率は3倍、2007年は1,3倍と儲けの幅は小さくなりましたが、依然として儲かるアイテムであることには、変わりはないようです!

しかし、現在のIPOは、初値をピークに株価が下落する、初値天井という状態。
よって、初値の状態で売る必要があるのです。
また、9,10,11月という新規公開株が多い月に比べ、4,5,6月は少ない。
故に、少ない株式に投資が集中し、初値が上がりやすいんだとか!!

▼あの儲かりネタは今:その3 中国株
儲かる株の代名詞として有名になった、中国株。
高度経済成長真っ只中の中国株はボロ儲けのアイテムとして大人気でした。
しかし、最近中国株の話をあまり聞きません。
書店に言っても、ベトナムやインド株の本ばかり。
さらに、2007年2月の世界同時株安は、上海市場が引き金だったという報道があり、すっかり中国株はもうダメというイメージがついてしまいました。
本当に中国株はダメなのか…

そこで中国株を中心に投資を続ける、三木健博さんにお話を伺いました。

始めは200〜300万の資金で、最近1億円の大台に乗ったそうです!!
中国株は儲かっていました。
連日のように報道された、中国株の暴落。
しかし、上海B株指数は順調に上がっていたのです。

三木さんによると、今は天津関係の会社の株がオススメとのこと!
甘栗と天津丼くらいしかイメージできない天津ですが、実は海に面していない北京に一番近い港町なんです。
今後オリンピックを控え、目覚しい発展を遂げる北京とともに、自動的に成長しちゃうというわけなのです。
そして、とっておきの注目が、中国株のIPO。
日本では大和證券や野村證券が扱っていて、100%儲かるそうです!

Q:中国株は全然ダメだと思っていました。
田北:実際上がってはいますが、もう危険です。株式市場のPBR(純資産倍率)は世界平均が10から20倍なのに対して、中国株は40倍とかなり割高なのです。

Q:ボロ株はもうだめなんですね。
A:ダメですね。ボックス買いは、一つに企業に注目することが大切です。

株で儲ける新ネタ

これから株でがっちり儲けるには?

▼株で儲ける新ネタ その1
個人投資家のダイボウチョウさん。

3年前に勤めていた会社を辞め、株式投資に専念。
中・長期の株式投資を得意とします。
200万円から始めて、最高で10億円も儲けたんだとか。
今、株価は底を打ったとよむ、ダイボウチョウさん。今からが買いどきだと予測。

儲けの新キーワード1:アジア
アジアに輸出している業績の良い企業のうち、大手ではなく、下請けなど裏方として儲けている地味な企業がオススメ。
そして、自動車などの部品会社もオススメです。

儲けの新キーワード2:倉庫
アジアとの貿易が増えるため、港には倉庫が必要になる。
倉庫自体も、土地と建物を持っています。
地価が上昇してきているので、倉庫の価値もアップするというわけなんです!

▼株で儲ける新ネタ その2
株といえば、日本一の大株主、竹田和平さん。

数々の企業の大株主として、時価総額はなんと130億円。
当然のことながら、先を読む力がすごいんです!
2006年、番組内で予想してもらった日経平均株価が見事的中!
その和平さんの予測によると、株式市場の好調はあと3年で、その後日本の経済は冬の時代に突入するという。
みなさんはどう思いますか?

▼引き続きスタジオでゲストに質問しました。
Q:もう冬の時代に突入ですか…
田北:でも夢をみたいですよね。ポイントは三角合併です。今年の5月から三角合併が解禁され、このことが日本の経済を活発にしてくれるかもしれません。例えば、アメリカの会社が、日本に100%の子会社をつくる。その子会社が、日本の企業を買収するんです。今までは、自分の会社の株しか変える事が出来なかったのですが、三角合併により、子会社が、親会社の株を使って交換して買収できるようになったんです。

Q:個人投資家としては、その三角合併の対象になりそうな株が狙い目ということですか。
田北:そうですね。合併の対象になるような会社は価値がこれから上がっていくので、いいことだと思います。

Q:今後これがいい!というモノを教えてください。
田北:配当です。企業は今すごい勢いで配当を増やしています。4年で倍増しているんです。配当を増やすことで、個人投資家をたくさん呼び込んで、買収の防衛にしようという意図もあるんです。

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