過去の放送内容
2006年1月1日放送

特集
大がっちりマンデー!!カリスマ社長全員集合新年会スペシャル
ゲスト
伊藤洋一さん(株式会社住信基礎研究所主席研究員) 高田明さん(ジャパネットたかた代表取締役社長) 竹田和平さん(竹田製菓株式会社会長) 中田宏さん(横浜市長) 新浪剛史さん(株式会社ローソン代表取締役社長) 藤田晋さん(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長) 吉越浩一郎さん(トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社代表取締役社長) 渡邉美樹さん(ワタミフードサービス代表取締役社長) 眞鍋かをりさん
番組内容
2006年最初のがっちりマンデーは、視聴者への総額ウン百万円!
のがっちり福袋をご用意した放送をお届けします!!
元旦からカリスマ社長が大集合しますよ〜!
ローソン・新浪剛史社長
1日3000万人が利用するというコンビニエンスストア。
そして3強といわれるのがこちらの三社。

中でも首位を狙い追い上げているのが、ローソン!
年商約1兆3300億円、店舗数8000店以上!
そんな巨大企業の中心に立つのが、新浪剛史社長。

三菱商事を経て、2002年ローソン社長にいきなりの大抜擢!
社長就任直後から独自の店舗展開を繰り広げました。
例えば、「ほっとデリ」という、コンビニにはなかった店舗調理システムを導入。
地域特性を生かしてJA(農協)とコラボレーション。
採れたて野菜も充実した「産直ローソン」。
そして、コンビニ初の100円ショップ「ローソンストア100」を開店。
さらに、日本郵政公社と提携するなど、コンビニ業界の注目の人物なのです。
そんな新浪社長は、新商品の試食でも妥協を許さない厳しい評価を下します。
そして、そんな新浪社長の姿勢は全国250人の幹部が集まる会議でも…それは席順。
この席順は、売上げ平均の悪い幹部が前から座るという厳しいもの。
つまり後ろに行くほど売上げが良かった幹部、前に行くほど売上が悪かった幹部が座ることになっているのです。

新浪ローソン。今年も目が離せません!
Q:2005年の一番の成功はありましたか?
新浪社長:成功はあまりないですけど、失敗はたくさんありましたね。
例えばこのフライドチキン。ケンタッキーの次においしいんですけどね(笑)
これね、売れすぎちゃったんですよ!!昨年比の130%も売れてびっくりしたので、もっと売ろうと思ったら、倉庫原料がなかったんです!24時間営業のコンビニなのに2時にフライドチキンが売り切れてしまうことがありました。
そんなフライドチキンを藤田社長が試食してみると…やっぱりおいしいとのこと!
新浪社長:ケンタッキーのフライドチキンは並べると鳥の形になると言われていますが、ローソンのチキンは鳥の2つの部位だけを使ってるんです。他の部位はケンタッキーに行ってるんじゃないですか!?(笑)
▼そんな新浪社長に、ユニチャームの高原豪久社長からビデオ年賀状が届きました。

ユニチャームは、昨年「超立体マスク」が大ヒットで、年商約2500億円を達成しました!
高原社長→ローソンの新浪社長:ローソンの改革で一番難しかったことは?
新浪社長:上級管理職の方々になぜ変わらなくてはいけないかを理解してもらうことが一番大変でした。一年間はとにかく社内のコミュニケーションを重視していました。全国に自分が行って直接自分の思いを伝える。その思いを感じて共鳴した人が動くんです。
渡邉社長:ウチも、香港だろうが台湾だろうが、2700人の社員のところに直接行って話すんですよ。
吉越社長:とにかく相手と目を合わせて話すことが非常に重要だと思います。
これはラブレターも同じだと思いますよ。
藤田社長:僕はブログに書くので、社員に読んでもらって意思統一することがあるのですが、最後には会って熱く語らないとね。
▼ここで、ゲストの方同士の質問コーナーです!
中田市長→新浪社長:正直!1番おいしいコンビニおでんはどこの?
新浪社長:ローソンの特徴は関西の味が中心なんですよ。それを好む人だったらいいのですが…やっぱり一番はローソン!!二番目はファミリーマートです。
渡邉社長→新浪社長:三菱商事の社長を狙っていますか?
新浪社長:これはNG、NG(笑)僕はウン百万の退職金をもらってやめているので、籍はないんです。
渡邉社長:それ以上は聞かないことにします(笑)
新浪社長は日本の流通で中心となって、がんばってもらいたいと思いますよ!
トリンプ・インターナショナル・ジャパン・吉越浩一郎社長
「寄せて上げる」をコンセプトに大ヒットした天使のブラや、T−シャツ1枚でも透けにくいT−シャツブラ、つけ心地を追求した恋するブラなど、人気下着を連発しているトリンプ・インターナショナル・ジャパン(Triumph International Japan)。
何と19年連続の増収増益を達成しているのです。
その大躍進の原動力となっているのが、吉越浩一郎社長!

社長が就任以来欠かさず行っているのが、毎朝8時きっかりに始められる会議。
ここでは、吉越社長が強力なリーダーシップを発揮して進める独特なもの。
吉越社長は一つ一つの議題にその場で判断を下す即決タイプ。
その様子はTV電話でつながれた全国の営業所や物流センターにも流され、瞬時に全国の社員に伝わるのです。
明確な回答を出せない社員には、必ずデッドラインという〆切りを設定、社員は絶対守らなければなりません。
お昼の12時半、慌てて社内に戻る社員の皆さん。
これも、増収増益を進めるための吉越流社内システムの一つなのです。
実は、「がんばるタイム」といって、12時半から2時間、社員は自分の仕事に集中しなければならないというルールなのです。この時間は私語はもちろん、上司が部下に仕事の指示をしたり、電話やコピー、歩行などが一切禁止とされているのです。

そしてがんばるタイムの間は総務部が見回りするのです!
また、週に2回行われるノー残業デーでは、夕方6時を過ぎるとフロアの照明が全て消されるという徹底ぶり。
バリバリ働きスパッと休む。全てにON/OFFをはっきりさせるのが吉越流なのです。
Q:2005年を振り返ってどうですか?
吉越社長:おかげさまで順調にいきまして、19年連続増収増益を達成しました。
Q:では失敗したことは?
吉越社長:特に大きな失敗はないですね。会社は仕事をやっていくうちにどんどん判断していきますから、当然その時に間違いも出てくるんです。ですが、早いうちに出世していけば、ばたんと倒れることはないと思います。
▼ここで、社長から社長への質問コーナー!
藤田社長→吉越社長:がんばるタイムで生産性は向上しました?
新浪社長:上級管理職の方々になぜ変わらなくてはいけないかを理解してもらうことが一番大変でした。一年間はとにかく社内のコミュニケーションを重視していました。全国に自分が行って直接自分の思いを伝える。その思いを感じて共鳴した人が動くんです。
藤田社長:がんばるタイムのことは本で読んで知っていたのですが、ウチの会社でも「2駅ルール」をやっています。それは、会社の最寄り駅から2駅以内に住むと月3万円の家賃を補助するというものです。社員の半分以上が渋谷近辺に住んでいます。あと、達成させるためのスケジュールを書かせて実行させるという「達成クン」というのも考えたのですが、全然普及しなかったですね(笑)
吉越社長:がんばるタイムの効果は間違いなくあります。ウチの会社では、全ての仕事に対してデッドラインを決めているんです。社員全員にあるので、相当スピードを上げないとデッドラインをこなしきれなくなる。そうするとわいわいがやがやと仕事をするのでは効率が上がらないのです。
中田市長:これは勉強も一緒ですよね。友達としゃべりながらやるのと、しーんと静かな図書館で一人で勉強するのとでは、能率が違う。
加藤:ところで、中田市長は学生時代の偏差値いくつでしたっけ…?
中田市長:偏差値38でした(笑)図書館までは行くんですよ、でもそこで「デニーズに行こう」と誘うのは僕です!
加藤:つまり、がんばるタイムをやめさせるタイプですね(笑)
サイバーエージェント・藤田晋社長
勝ち組IT企業として知られているのは、楽天、ライブドア、ソフトバンクを思い浮かべる方が多いかもしれません。
でも、忘れてはならない超儲かり企業が!それが、サイバーエージェント。
株式時価総額1600億円、05年売上げ432億円、社員数1200人、しかもその平均年齢が28.3歳と若い!
そんな会社を率いるのが藤田晋社長。

26歳で史上最年少の上場(東証マザーズ)を果たした若きカリスマ経営者なのです。
もともと人材派遣会社の営業社員だった藤田社長。
彼が目をつけたのが、インターネット広告。ネット上に広告を出したい企業に、様々なウェブサイトの広告枠を販売して手数料をとるという、まさに営業力が勝負のビジネスです。
さらに藤田社長は、広告部分をクリックすればするほど手数料が入る歩合制の広告システムに、サイバークリックと名づけて営業を開始。
そこで大問題が!
肝心の技術システムが作れない!
サイバーエージェントには営業マンばかりでシステムを作る能力がなかったのです。
そこに現れた長髪の青年が、オン・ザ・エッジ(現ライブドア)の堀江貴文社長。
当時現役プログラマーだった堀江社長は、藤田社長の依頼でサイバークリックの仕組みをさくさくと作成。その後もトラブルのたびに会社を訪れては、システムを直して颯爽と長髪をなびかせて帰っていったのです。
現在インターネット広告業界では、サイバーエージェントは電通や博報堂を抑えて売上げナンバーワンの実績を上げているのです。

さらに藤田社長が狙ったのは、ブログ!
ブログとはweb+logの略で、ネット上に公開される個人の日記のこと。
人気のアメーバブログ「実録鬼嫁日記」が出版され、10万部を超えるヒットを記録!
前回がっちりマンデーに出演して頂いた時には、本音トークを連発していた藤田社長。
現時点での総資産は、300〜400億円ともいいます!!
Q:2005年はどのような年でしたか?
藤田社長:忙しかったですね。三木谷さんと堀江さんが話題になったので、その余波がきました(笑)
Q:失敗したことはありましたか?
藤田社長:プライベートではちょっとありましたけどね(笑)お酒では失敗しまくりでしたね。ヤケ酒を理由にずっと飲んで外で寝ちゃったりとか、仲間にかつがれたりとか…
▼そんな藤田社長に、USENの宇野康秀社長からビデオ年賀状が。

USENはインターネットテレビGyaOの加入者が500万人を突破!
今年は1000万人を目指します!
藤田社長と同じマンションに住んでいる宇野社長は、エレベーターで会ってもどうしても言い出せないことがあったといいます…
宇野康秀社長→藤田社長:藤田社長を励ます会やりましょう!
藤田社長:そっとしておいて下さい(笑)
吉越社長→藤田社長:IT分野で今後伸びるのは?
藤田社長:側近で注目しているのは、音楽配信です。ようやくiPodなどが普及して、次にコンテンツや音楽が流通し始めているので、まさに絶好のタイミングだと思います。動画が生でなかなか放送されなかったのは、インターネットにろくな動画がなかったからです。ですから、GyaOはいいと思います。インターネットテレビは、まさにテレビと一緒ですね。
加藤:つまりテレビの競合になるんですよね。そうなると、我々タレントは一体どうなるんですかね(笑)
伊藤さん:実は、GyaOで12月から30分番組のインターネットTVに出ているんです。2006年4月から地上波デジタル放送が携帯電話で見られるようになるので、テレビとインターネットが裏表の関係になるのです。
ジャパネットたかた・高田明社長
テレビショッピング、カタログショッピング、インターネットショッピングなど、お店に行けなくても買える通販業界は、今すごく儲かっているのです。
そんな中、驚異の急成長を遂げているのが、ジャパネットたかた!
2004年の売上げは663億円、日本のテレビ通販をリードし続けているのです。

本社があるのは、長崎県佐世保市。
高田社長が入っていったのは、ジャパネットのビルにある専用スタジオ。
中では、テレビショッピングのリハーサルが行われていました。
高田社長のこだわりは、生放送。
そのため、生放送直前に商品を差し替えることもあるのです。
その日寒ければ、エアコンの代わりに急遽掃除機を売り、まだ連休のドライブ気分が残っていると感じた場合は、カーナビに差し替えます。
そのように臨機応変に、常にその日売れやすいものを売るから、儲かるのです!
生放送で伝えることを重視するため、スタジオ台本はありません。
生放送のライブ感覚を生かすため、とちってもそのまま放送するのです。
それが自然と視聴者をひきつけるのです。
▼スタジオでは、引き続き社長から社長への質問コーナーに入りました。
渡邉社長→高田社長:一番売りにくかったモノは何ですか?
高田社長:ゴルフ道具です。実はゴルフを始めて10年目のスコアが160なんです(笑)実際は売れたのですが、ゴルフグッズは売りづらいです。以前、ラジオショッピングでシャフトの長さが37.5インチなのに、37.5センチと言い間違えたことがあります。ゴルフだけは、どうも説得力がないですね。
渡邉社長:私のスコアは16なんですけど。
新浪社長:渡邉社長、ゴルフがうまい経営者はだめですか?
渡邉社長:だめですよ(笑)平日ゴルフがだめだと言っているんです。あー汗かいてきた(笑)
ではここで、高田社長におなじみのTVショッピングの実演をしてもらいました!

続いてローソンのフライドチキン、ワタミの特製おせちを使って、新浪社長、渡邉社長に実演を挑戦してもらいました!!


中田宏・横浜市長
中田宏横浜市長は横浜市出身。
大学卒業後、松下政経塾を経て日本新党旗揚げのスタッフとして活躍。
1993年の総選挙では衆議院議員に初当選。
そして2002年、37歳で横浜市長選に出馬、見事当選。
政令指定都市では最年少市長という快挙でした。
その後さまざまな改革に手腕を発揮し、2004年には日産本社の横浜移転に大きく貢献しました。
ビジネス感覚あふれる新しいスタイルを貫く中田市長です。

Q:横浜市の2005年はどうでしたか?
中田市長:平成17年度が無事に終わりそうですが、初めて横浜市の借金が減ります!
Q:批判はありましたか?
中田市長:これまでもらっていた人の分が削られるとなったら、誰でも反発はありますよね。これからは、成長と拡大を前提にしている時代設計ではだめなんですよ。だから成長と拡大を前提にしないやり方で。
例えば、今までの水道の経営の設計では、人口が増えていたので一人当たりの水の消費量増える。だから水道料金は定期的に値上がりしていました。これから先は人口が減る社会なので、その中でも水道管を交換できるだけの黒字を生み出していけるだけの経営に改めていこうとしています。
伊藤さん:2006年は日本の人口が初めて減る年。どの商売にとっても、曲がり角なんですね。
中田市長:さらに、横浜市はゴミ改革が厳しくなりました。今はゴミを15に分別しなくてはいけない。でもそのことによってゴミが30%以上減り、焼却工場も7つのうち2つをなくしました。その節約金は1100億円です。
新浪社長→中田市長:いつ総理大臣になるんですか?
中田市長:私も9年国会議員をやっていますが、総理大臣は大変だと思います。でも、国会議員の中から総理大臣を決める議院内閣制はよくないと思います。小泉さんは逆手にとってやるところがあるとは思いますが、その仕組みを改めてもらわないと。私は首相公選制にするべきだと考えています。
▼ここで、ソフトブレーンの宋文洲会長からビデオ年賀状が!

ソフトブレーンは営業マンを管理するソフトの開発販売会社で、ソニーや富士通などの大企業も次々利用しています!
ソフトブレーン宋文洲会長→新浪社長:新浪さんはローソンの後に政治家を狙っているのではないかとひそかに思っていますが…?
中田市長:経営感覚を持っている人が政治に出ないとだめですよ。政治を引っ張る人が経営感覚を持たないといけないと思いますね。
新浪社長:将来中田市長が総理大臣の座についたら、その周りを固める人としてお手伝いしたいですね。
ワタミフードサービス・渡邉美樹社長
全国520店舗を誇るワタミグループ。

年商は700億円、それを率いるのは渡邉美樹社長!

実は渡邉社長は、昨年の春M&Aに踏み切っていたのです。
渡邉社長が注目したのは、「アールの介護」という会社。
創業して23年、関東一円で16棟の介護老人ホームを経営しています。
しかし、この会社を買収するには、20億円の借入金を含めて総額100億円近い資金が必要となることが判明したのです。
それは、ワタミが20年間で借金した金額と同じかそれよりも多い金額だとのこと!
買収交渉を始めた渡邉社長は、社内の雰囲気を肌で感じるため、アールの介護本社を訪問することに。
買収される側からしてみれば、渡邉社長は明らかに侵略者。
そんな中で渡邉社長が始めたのが、笑顔の名刺作戦。
最終的には、ワタミが100%の株を得ることで両社が合意しました。
次に渡邉社長が向かったのは、アールの介護の現在の社長のもと。
社長交代を告げるためだといいます。
無用な混乱を防ぐため、社長を交代する話はぎりぎりまで伝えていなかったのです。
株式買収ではほとんどの場合社長は交代するというのが、M&Aの現実なのです。
そして、アールの介護の幹部にワタミが買収したことを渡邉社長自ら報告しました。
こうしてワタミは、介護事業をスタートさせました。
Q:介護事業はどうですか?
渡邉社長:今年神奈川県に5棟、400室を準備しています。
Q:今後は、高齢者のためのオシャレな下着などを販売するビジネスもいいですね。
渡邉社長:老人ホームで、好きな人にボールをあげなさいというリハビリのためのゲームがあるんですね。そこで、入所者の方は異性の人に恥ずかしそうに渡すんですよ。もてるおじいちゃんにボールが集中するなんてことも(笑)
Q:それぞれの会社でのM&A対策は?
藤田社長:ライブドアには買収されたくないですね(笑)
新浪社長:買収するとなると、手持ち金として700〜800億円があるので、見る人によっては価値が3〜4倍つけられるのですが、実際は買収される可能性の方が高いでしょうね。買収されたくないとは思っていません。今の価値をどう上げていくかに邁進する。それよりも高い価値で買ってくれるところがあれば、株主としてはありがたい。他の人がきて会社の価値を上げてくれるとしたらそれがいいと思いますし、非常にドライに感じていますね。
高田社長:どうしてM&Aをしてまで介護事業に入ろうと思われたのですか?
渡邉社長:2020年までが高齢者年利が増える時期で、我々は介護事業への参入が遅れた。そのため、スタートアップの段階では現在の施設を使わせてもらおうと思いまして。最初にいろんな説明をしたにもかかわらず大きな痛みを伴いました。今はもうM&Aをやりたくない、というのが正直な気持ち。ゼロから作り上げた方が早いし、誰も傷つけなくて済みますから。
スタジオでの会話が弾んでいた頃、竹田和平さんがスタジオに登場しました!

竹田和平氏は、日本一の大株主として知られている、「たまごボーロ」で有名な竹田製菓株式会社の会長です。経済界でも注目の人物、投資をしている会社は上場企業80社以上!
しかもその全てで大株主になっているのです。株の時価総額は130億円!!
そんな竹田さんから、ゲストの皆さんに福玉のプレゼントが!

儲かり社長の2006年経済大予言
▼Q:2006年に伸びる国は?
中国→1人
高田社長:家電業界の生産地が中国にあるので、一気には変わらないのでは?
◆ロシア→2人
眞鍋さん:冬にロシアファッションが流行ったので。
新浪社長:経済的にも豊かなので、日本ともっと付き合いが増えるのではないか。
◆インド→3人
吉越社長:人口が多いので規模もあるし、繊維関係では特に将来が期待できる。
中田市長:インドは、デジタルデバイド(IT能力の格差)とイングリッシュデバイド(英語能力の格差)の2つの格差が少ないと言われているので、可能性があります。
渡邉社長:中国には出店しているのですが、もう少し調整が必要かと思っています。絶対数の多さによって2、3年は一気に伸びていくのではないか。ビジネスチャンスがあると思っています。
◆ベトナム→2人
藤田社長:自分の周りがベトナムに注目している人が少なくない。
中田市長:ベトナムは中国よりも人件費が安い。ものづくりの地道さはベトナム人がすごい!チームとしての組織力もすごいんです。
◆日本→1人
伊藤さん:今年は期待できると思います。
◆オーストラリア→1人
竹田さん:何度か遊びに行ったことがありますが、現地の人は親切で笑顔がいい。人口が少ないですが資源が豊富。
▼Q:2005年に上昇した日経平均、2006年にはどうなる?
◆17000円→3人
伊藤さん:2005年の後半に上げ高が激しかったので、業種がばらつく中でも伸びが期待できる。
中田市長:低成長で持続できるのが望ましいと思います。
竹田さん:ずいぶん上がってきたので、このあたりで休憩が必要かと思います。今回は外国人が上げてくれたようなもの。実際外国人も儲かった。このあたりで相当売りが出て日本の新しい投資家が出てきてはいるものの、その力では支えきれないのでは?
◆18000円→3人
高田社長:デジタル家電や放送と通信の融合などを判断したら、そのあたりまでいくのでは?
新浪社長:選挙での小泉首相の圧勝で、期待が高くなっている。日本が変わっていると思えば、外国人株主は売りに回るのでは?
藤田社長:日本経済の回復に自信を持ち、今回はバブルではないとコンセンサスを持っている人が多いので、まだ株価は上がると思う。バブルを思い出すと弱気になるので、今年は18000円くらいで、次に2万円近くになるのでは?
◆19000円→2人
渡邉社長:2万円はいかないと思います。企業業績が良いので、買いは入ってくると思いますが、2万円はバブルを思い出すのでそこで止まると思います。個人収入が戻ってくるのは夏ではないか。
吉越社長:株価2万円が行き過ぎかというと全然そうではなくて、むしろ低いくらいじゃないかとも思っています。
さあ、2006年元旦スペシャルの大がっちりマンデーはいかがでしたでしょうか?
今年も儲かり情報満載のがっちりマンデーをお楽しみに!!