過去の放送内容

「がっちりマンデー!!」毎週日曜あさ7時30分から

がっちりマンデー!!

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2005年8月7日放送

特集

コスメ!

ゲスト

森永卓郎さん(UFJ総合研究所客員主席研究員、独協大学特任教授)・辺見えみりさん

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リーディングカンパニー 資生堂!!

年間売り上げ、6400億円。日本の化粧品業界ではダントツのトップシェア、全世界のコスメ市場での売り上げも堂々4位という、まさに日本が誇る美の殿堂…・
それが資生堂。

化粧品業界のリーディングカンパニー、資生堂の圧倒的な強さにはある理由があったのです。
それは…徹底した研究者魂!
新横浜にある資生堂リサーチセンターでは500人もの研究者が日夜、新しい化粧品開発に没頭していました。

お化粧中の男性、この方が資生堂のマスカラ博士、井手信之さん。

ピエヌブランドのマスカラには資生堂の超ハイテク技術が使われているんだそうです。
それは、粒子の重さなのです。
従来のマスカラに比べて、ピエヌの粒子は10分の1の軽さなんです。

次は、資生堂の美白の魔術師、伊福欧ニさん。

伊福さんがリーダーとなって開発したのが、今年4月発売、今話題の美白美容液「HAKU」なんと、シミを消しちゃうんだそうです。
その秘密はm‐トラネキサム酸にあるんだとか。
美白効果のある主剤として、特許を取得。
この先数年間は資生堂しか扱えない、儲かる魔法の粉。

現在、資生堂が持っている特許の数は2000件以上、それがすべてこの研究所から生まれているのです。

そして、資生堂の香りの貴公子、堀田龍志さん。

1000種類以上の匂いをかぎ分けられるといいます。
グレープフルーツやペッパーなど、これが資生堂で発見されたダイエットに効く4つの香り。
その香りダイエット理論で作られたのが、ボディクリエーター、210万個を売り上げる大ヒット商品になりました。

プライドをかけて研究に打ち込む…
それが世界中の女性の笑顔につながることを信じて…
資生堂の研究者は今日も戦っています。

Q:マスカラでもいろいろな種類があり、それぞれもっと競争が激しくなっていくと思いますが…
A:今化粧品メーカーの最大の戦場になっているのはアジアとくに中国なのです。アジア人の肌と欧米人の肌が違うので、日本のものが肌にあうのです。しかし欧米の会社が化粧品をつくってきているために技術開発競争がおこっているのです。

超儲かり!コンビニコスメ

2兆4000億円と市場規模は巨大ながらここ数年、横ばいの化粧品市場。
そんな中、ここ5年ほどで年間900億円のマーケットに急成長した分野がありました。
それが、コンビニコスメ!

通販大手のDHCやファンケル化粧品をはじめ、大手メーカーの資生堂やコーセーも独自のブランドで参入している、超儲かり販売チャンネルなんです。

▼コンビニコスメが売れるわけその(1)
なんといっても安い!
資生堂とコンビニのコラボで生まれた化粧惑星の平均価格帯は1000円程度。
コスメとしては低価格の設定が若い女性を中心に人気を呼んでいます。

▼コンビニコスメが売れるわけその(2)
いつでもどこでも買える!
いまや、どこにでもあるのがコンビニ。
化粧品は習慣性が高いため、なくなったときにすぐに同じものが手に入るという安心感が売り上げにつながっているのです。

▼コンビニコスメが売れるわけその(3)
ついつい買ってしまう!
実は、どこのコンビニもコスメ売り場は外から見えるところに配置されています。

これには大きなわけがあったのです。
まずはコスメで女性客の興味を引いたら、その周りのパンティーストッキングや生理用品、シャンプーなどの他の商品もついでに買ってもらう、というのがコンビニの狙いなんです。
コンビニにとってコスメとは、女性のお客さんを捕まえるために欠かせないものなのです。

急成長!ドクターズコスメとは

そんなコンビニコスメ以上に、ここ数年さらに急成長しているコスメ市場がありました。
それはドクターズコスメなんです!

ドクターズコスメとは、商品の開発に美容や皮膚科のお医者さんが関わってできた化粧品のこと。
確かにドクターズコスメ市場の伸び率は半端じゃない!
今年400億円を超えるのは確実といわれています。

現在、国内ドクターズコスメメーカーは約200社、その中で一番売り上げを伸ばしている会社を発見しました。
ドクターシーラボです!

今年2月、化粧品メーカーとしては最短の創業6年で東証1部上場を果たし、昨年の売り上げは150億円と、ドクターズコスメ市場の3分の1を占めているのです。
スキンケアから、口紅、マスカラなどのメイクアップまで、商品アイテムは120種類。

しかしなんといっても売れ筋はこちら、アクアコラーゲンゲル。

この保湿クリームはこれまでに450万個を売り上げています。
もともと敏感肌の人のための化粧品だったのが、「お医者さんがつくった化粧品だから安心」という口コミで人気が広がったのです。

ドクターシーラボの全従業員348名の内、女性は8割以上。
なるほどきれいな人ばっかり…
お、会長室を見つけました!
しかし、会長はクリニックにいるとか。

恵比寿本社から歩いて5分、小さな雑居ビルの中にシロノクリニックはありました。
ドクターシーラボのシーはシロノ先生のシーだったんですね。

この方が城野会長、確かに診察中でした。
上場企業の役員で現役のお医者さんはこの方だけなんだそうです。

Q:ところで先生、ドクターズコスメとしてスキンケア商品はわかりますが、口紅やマスカラはどーなんですか。
A:普通であれば、色落ちない、長持ちするというのが一般の企業的発想ですが、多少落ちやすくても、肌に影響の少ないものでメイクアップを楽しんでいただくということなんです。

ドクターズコスメの意外な特徴、長持ちしない…
でも、1日に何度塗りなおしても、お肌にやさしいのがドクタースコスメなのです。
今でも、城野会長自ら薬剤を調合しています。
この小さな空間から年間150億円の売り上げが生まれていたのです。

▼引き続きスタジオでゲストに質問しました。
Q:女性は肌に対する関心がたかいですよね?
A:年齢によって肌の状態が変わるので、皮膚科などの専門の先生が作ってくれているものの方が安心できます。あるアンケートによると、アンケートに回答した90%以上の女性が敏感肌に悩んでいると答えたそうです。

Q:コンビニコスメもありましたが。
A:ついつい買ってしまいます。日焼け止めなども結構良いものが多いです。コンビニコスメがお店の入り口においてあるのには二つの目的があって、色がカラフルなので外から見ると中が明るく見えるということと、女性が滞留することで、男性もつられて入ってしまうということなのです。

Q:化粧品業界の次なる儲かり戦略を教えてください
A:おそらく次の最大のマーケットになるのがオヤジなんです。未開のマーケットですが、最近コヤジという言葉が流行っています。ただこれは本当に小さなマーケットなのでこれからどんどん開拓して、市場がどんどん大きくなるのは夢ではないんです。

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