過去の放送内容
2004年10月10日放送

特集
牡蠣投資!・儲かる子育て
ゲスト
香坂みゆきさん・藤原和博さん(杉並区立和田中学校校長/元リクルート・フェロー)・いちのせかつみさん(ファイナンシャル・プランナー/金融・経済ジャーナリスト)
番組内容
マネー教育とは、その名のとおり「お金に関する教育」。
子供のうちに、お金というものをきちんと教えないと、お子さんはお金持ちにはなれません!
今週の儲かる○○ 牡蠣投資!
広島県の水産会社「クニヒロ」で養殖している牡蠣は、1本のワイヤーに約250個ついていて、そのワイヤー1本分を1万円で販売。
つまり、250個の牡蠣に一口1万円から投資し、そのオーナーになるということ。
そしてこちらがオーナーの権利証。株並みに本格的なものなのです!

もちろん牡蠣の収穫には当たりハズレがありますが、うまく育てば、投資額の1万円が5万円になることも!
なぜなら、殻付きの牡蠣は20個で約4,000円。
今回250個全てが収穫できれば5万円くらいになり、儲かるというわけなのです。
しかも、広島県内の牡蠣の水揚げ量2万トン中、5,000トンを取り扱っている水産会社の牡蠣なので味、品質ともにお墨付きの品なのです!
ネットショップで高値で売れることが見込まれるし、また自分で食べるのも楽しみです!!
しかも、仮に牡蠣が不作だった場合でも、1kg4,000相当の牡蠣のむき身を3kg、合計1万2,000円分保証されるという、前代未聞の牡蠣元本保証!!
気になる今年の牡蠣の出来具合は…?
漁師さんの話:「近年ないくらい、いいですよ!」
「クニヒロ」が牡蠣投資をはじめたきっかけとは…?
クニヒロ株式会社 中川佳さん:全国のみなさんにおいしい牡蠣を食べていただきたい、という想いでやっております。
この大盤振る舞いの牡蠣投資は、当然大人気!!
7月下旬に募集を始めたところ、応募が殺到とのこと!
◆クニヒロ株式会社 ギフト係
(牡蠣イカダ共同オーナー募集)
広島県尾道市東尾道15‐13
フリーダイヤル:0120‐46‐7226
(9:00〜17:00 土日祝 定休)
儲かる子育て〜今日から始めるマネー教育〜
海外のマネー事情
マネー教育とは、その名のとおり「お金に関する教育」。
子供のうちに、お金というものをきちんと教えないと、お子さんはお金持ちにはなれません!
「頑張って働いても、なぜかお金が貯まらない…」「お金が貯まっても、増やし方が分からない…」それどころか、「無計画な借金で、気が付いたら自己破産…!」
そんな大人にならないためにも、子供のうちからマネー教育が必要なのです!
▼海外のマネー事情
しかし、日本では、子供にお金の話をすることは教育上良くないという風潮があり、他の先進国に比べ、マネー教育が遅れています。
他の国のマネー教育事情はどうなっているのでしょうか。
TBS「ジャスト」でおなじみ、パックンマックンのパックンに出身地アメリカの事情を聞いてみました。
☆アメリカの場合
<家庭では>
子供のお手伝いに親がバイト代を払う
お金を稼ぐことの大変さ・大事さを覚えさせる
<学校では>
お行儀が良かったり、成績が良かったり、先生の手伝いをするとその教室にお金がもらえる。
レポートの締め切りに間に合わない時は、先生にそのお金を渡せば延期してもらえる!
社会科の時間に、株のやり方も教えてくれる
子供が株投資するのも珍しくない
(パックンは13歳で初めて投資をしました!)
アメリカの子供向けファンド
★スタインロー・ヤングインベスター・ファンド
★リバティ・ヤングインベスター・ファンド
★リバティ・グローバル・ヤングインベスター・ファンド
★イートンバンス・タックスマネージド・ヤングシエアホルダーズ
★USAファーストスタート・グロースファンド
例えば、スタインロー・ヤングインベスター・ファンドは、購入すると、投資した子供に「オーナーズ・マニュアル」が送られ、"投資とは何か?""リスクとリターン"などを分かりやすく解説。
さらに保護者用として、子供に投資のことをどのように話したらよいか解説するガイドが付いています。

徹底して学校でマネー教育を勧めるアメリカの子供たちの大きな夢の一つが、「社長になること」。
マネー教育をきちんと受けたアメリカの子供たちは、自分で会社を興すアントレプレナーイズムがとても旺盛なのです。
*ビル・ゲイツ…20歳で「マイクロソフト社」を設立
*キャメロン・ジョンソン…9歳でデザイン会社を設立。世界で最も成功している10代社長!今や、IT関連の3つの企業を経営。年商20億円を稼ぐ若き実業家!
☆イギリスでは
子供の貯蓄率が高く、バークレー銀行には、16歳以下のみを対象にした「子供預金」の口座が約37万8,000口座もあります。
儲かる子育て〜今日から始めるマネー教育〜
日本のマネー教育
アメリカ、イギリスに比べ、日本のマネー教育の現状はまだまだですが、日本の学校でも、きちんと教えてくれる学校が出てきています!
今回のゲスト・藤原和博さんが校長を務める、杉並区立和田中学校。
この学校では、毎週、よのなかのことを教える「よのなか科」という授業があり、そこでマネーのことも勉強します。校長先生みずから教壇に立ちます。
☆今回の「よのなか科」のテーマ
自分が1ヵ月生活するのにどれ位 お金がかかっているか
よのなか科の授業は、普通の授業とは違い、生徒達がお互いに話し合い、自ら思ったことをどんどん発言するというスタイルの授業。
藤原先生も、常に教室中を歩き回り、生徒達の考えを聞いて回ります。