全体としてトホホな感じが今っぽいですね。
むやみに熱くてユルい登場人物の中で、
ひとり醒めてる玉城ティナちゃんが面白いです。
芝居を超越した別次元の存在感というか。
空気読めない感じが好きですね。
奇跡だ、奇跡が起きている!
見よ、あの力みまくった肉体から放射されるゆるゆるのギャグの連鎖を。
すでにシステムは作動している。もう誰にも止められない。
俺には見える、見えるぞ!
海の向こうから唸りと共にハリウッド版 『ダークシステム』 が襲来する、その日が!
なんじゃこりゃ。
そんなのある訳ないじゃんという 嘘 だらけのデタラメなストーリー!
Hey! Say! JUMP の八乙女くんがモテない主人公なんて 紛らわしい!
そして「のぼうの城」の我が相方とは思えぬほどの 大袈裟 な演出!
呆れるほどくだらない!目眩がするほどバカバカしい!
だから俺は大好きだ!
ああ!俺も撮りたかった~!
(いい意味で) ムダでどうしようもないエピソードが満載。
ドラマに意味をもたせてメッセージを伝えようとする作品が多い中、こういう(いい意味で)くだらなさにあふれた作品があってもおもしろいと思う。
登場人物が全員、気持ち良いくらいに意地汚い。
かっこいいやつが一人もいない (笑) こんなドラマは初めて。
「好きな女を守ることよりも、自分の命の方が大事だ」 と言いながら、結局、命をかけてユリちゃんを助けに行く加賀見くんは実はいい男… なの?かも。
“真面目にふざけると、とんでもなく面白くなる” と教えてくれた作品です。
登場人物が皆、人間くさく、目が離せません。
ファントムとの戦いがアクションあり、頭脳戦ありで見入ってしまいました。
加賀見と西園寺のやりとりはシュールでおもしろく、にやにやしながら見てしまいます。
加賀見の何かがひらめいた時、気付いた時の表情やセリフがおもしろくて好きです。
ファントムがタイムスリップする瞬間は衝撃的でした。
加賀見とファントムの対戦は真剣勝負なはずなのに
つい、にやついてしまうようなおもしろポイントがたくさんありました。
ちょっとバカらしいけど、そこが面白い。
板尾さんのヤバさがリアルで良かった。八乙女さんのアクションもすごかった。
コメディー要素の強い内容になっていて、そこに役者の演技がすごくマッチしています。
また出てくるマシンがかなりリアルで良くできていると思いました。
加賀見がファントムと戦うシーンは迫力あり。
アイドルである八乙女くんのねちっこい (オタクっぽい?) 演技が妙にハマっていておもしろい。ユリちゃんの美貌にも釘づけになります。
板尾さんは一風変わった役どころが得意ですが、
ファントムではそれを100%出し切っていると思います。
異常な感じとくだらない感じのバランスが良かった。