ニュースの視点

ニュースの視点 午後3:00〜4:00 再放送 同日午後9:00〜10:00

事件・事故や政局、環境や教育問題、経済の動向から国際政治まで・・・。限られた時間では、伝えきれない事実や真実、捉え方があります。「ニュースの視点」では、時事問題の中から毎日一つのテーマを絞り、時にはゲストや専門家を招いたり、現場から生中継を繋いだり、ニュースバードのキャスターが、政治部、経済部、社会部、海外特派員などの現役記者や解説委員と共に、ニュースの本質に迫ります。

2018年09月19日放送

#2541「世界に誇るお酒 日本酒」

ゲスト  :漫才師「にほんしゅ」あさやんさん、北井一彰さん
キャスター:石川奈津紀

【テーマ】
日本国内では消費量が減少している「日本酒」ですが世界への輸出は年々増えているといいます。日本酒の現状とは?
【放送後記】
ドイツといえばビール、イタリアやフランスといえばワイン。国民にも当たり前のように飲まれています。日本に置き換えてみれば、一番おいしい状態で、世界で一番安く飲めるのが「日本酒」。そのはずが、日本の人はそこまで飲んでいないのではないでしょうか?その証拠に、消費量は年々減少し続ける一方。そんな中、日本が誇る「日本酒」を、全国に、そして世界に広めようとしている漫才師、「にほんしゅ」さんにお話を伺いました。今、海外への人気が非常に高まっている日本酒。先日も日本の酒造会社がイギリスに酒蔵をオープンしたというニュースがありました。また出荷対策として、日本酒をビンではなく、特別加工のペットボトルに詰めて販売することで、同じコストで少しでも多く出荷できるという工夫をしている酒造会社もあるのだそうです。また、日本での出荷量は減っているものの、「量より質」でお酒を選ぶ人が増えているのも事実。それに合わせてスパークリングタイプや低アルコールのものなど飲みやすい日本酒も豊富になってきています。そんな日本酒の「イマ」を学んだことで、これまで持っていた日本酒の大衆的なイメージが一変、おしゃれでスタイリッシュなお酒にも感じられました。ただ、飲むとなると話は別、かもしれません。私の場合、もとからお酒が好きだったので、日本酒をすすめられてもすぐに受け入れられましたが「同世代で好んで日本酒を飲む人ってどれくらいいるんだろう?」と少しさみしくも感じます。改めて日本が誇る米で作った、日本が誇るお酒「日本酒」に日本人がより親しみを持てたらうれしいと感じました。2020年東京オリンピック・パラリンピックはもちろん、そこからさらに海外の方にも広まってほしいです。もちろん私も広めていきます。(石川奈津紀)

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2018年09月07日放送

#2540「政治権力・民主化・メディア」

ゲスト  :東京大学東洋文化研究所 真鍋祐子 教授
解説   :「報道特集」 金平茂紀 キャスター
キャスター:島津久美子

【テーマ】
今から約30年前、日本がバブル景気に沸いていた頃、韓国では軍事政権が終わり民主化のうねりが始まっていました。その韓国の民主化闘争の歴史の一幕を描いた映画「タクシー運転手」「1987、ある闘いの真実」「共犯者たち」が立て続けに公開されます。これらの映画を糸口にして、韓国の民主化をめぐる歴史と、それにつながる現代の民主化の闘いについて、文化人類学の視点から韓国の民主化運動について研究している東京大学東洋文化研究所の真鍋祐子教授と「報道特集」の金平茂紀キャスターに話を伺います。
【放送後記】
韓国料理や韓国ドラマ、K−POPが好きな私ですが、こうした文化を身近に感じて親しみ、楽しむことが出来ているのも、「過去」があるおかげなのだと改めて思いました。韓国で民主化運動が盛んだった時代は、今からわずか30年ほど前。私が生まれる少しだけ前のことで、当時日本はバブルに湧いていたという話はよく耳にします。その頃、韓国は軍事政権下に置かれていて、学生や市民が少しでもいい社会を作り出そうと「民主化」を掲げ、人々が働きかけていたという事実を私は知りませんでした。その韓国の民主化闘争の歴史の一幕を描いた映画が今回紹介した「1987、ある闘いの真実」そして「タクシー運転手」です。近くの国で、近い時代に実際にあったことを知らなかった恥ずかしさと、人々のエネルギーの大きさに心を打たれ、私にとって色々な意味で刺激的な映画となりました。そして今回取り上げたもう一つの映画が、12月に日本で公開される韓国のドキュメンタリー映画「共犯者たち」です。こちらはつい最近まで韓国のマスメディアで起きていた事実を取り上げています。上記の2本の映画から感じた、一人一人の力で社会は変えることが出来るという、韓国の人々の大きなエネルギーに胸を打たれると共に、メディアで働く者としてとても考えさせられる作品でした。韓国の民主化をめぐる歴史と知られざる現代の民主化の闘いを描いた3つの映画。グローバル化が進んでいる時代を生きているからこそ、私たちのような若い世代に知ってほしい歴史であり、そのエネルギーを感じてほしいです。
(島津久美子)

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