JNNドキュメント
地上波では、地域ごとにしか見ることのできない
地方局制作のドキュメンタリー番組を毎週お届けします。
TBSの日本全国28局の系列局、JNN(Japan News Network)が誇る
日本各地の取材班が、時間をかけて紡いだ秀逸のドキュメンタリーを
お送りします。
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- ○2008年4月○
- 4月 7日(月)「一夜の夢〜テント芝居 支那海 東〜」 制作:RKB・RKB毎日放送
- 4月14日(月)「人生フルスイング!〜ホームラン王イチロー物語〜」 制作:MBC・南日本放送
- 4月21日(月)「がん医療の今 〜長野県の現状と課題〜」 制作:SBC・信越放送
- 4月28日(月)「集団自決〜書き換えられる沖縄戦の歴史〜」 制作:RBC・琉球放送

■4月14日(月)PM10:30〜11:30
「人生フルスイング!〜ホームラン王イチロー物語〜」
2007年6月21日放送
制作:MBC 南日本放送
第32回JNNネットワーク協議会賞
番組部門エンタテインメント番組 奨励賞 受賞作品
○内容○
バッティングセンターにある「ホームラン」と
書かれた直径50センチの小さな的に、
もう1000回以上当てているおじさんがいる。
その名もイチロー。
鹿児島市の満山一朗さん(67)は、
6年前、糖尿病を患い、運動不足解消のために、
あるバッティングセンターに通い始めたところ、なぜかハマッてしまい、
遂にはそのお店の「ホームラン王」に6年連続で輝いてしまった…。
スポーツ音痴で、野球嫌いだったイチローさんが、
なぜここまでのめりこんでしまったのか…何事にもフルスイングで
取り組むイチローさんの飽くなきチャンレンジ精神を伝えるとともに、
彼を支える若者たちとのあたたかい交流を描く。
バッティングセンターにある「ホームラン」と
書かれた直径50センチの小さな的に、
もう1000回以上当てているおじさんがいる。
その名もイチロー。
鹿児島市の満山一朗さん(67)は、
6年前、糖尿病を患い、運動不足解消のために、
あるバッティングセンターに通い始めたところ、なぜかハマッてしまい、
遂にはそのお店の「ホームラン王」に6年連続で輝いてしまった…。
スポーツ音痴で、野球嫌いだったイチローさんが、
なぜここまでのめりこんでしまったのか…何事にもフルスイングで
取り組むイチローさんの飽くなきチャンレンジ精神を伝えるとともに、
彼を支える若者たちとのあたたかい交流を描く。


■4月28日(月)PM10:30〜11:30
「集団自決〜書き換えられる沖縄戦の歴史〜」
2007年9月6日放送 制作:RBC 琉球放送
「集団自決〜書き換えられる沖縄戦の歴史〜」
2007年9月6日放送 制作:RBC 琉球放送
○内容○
大規模な地上戦が繰り広げられた沖縄戦。
米軍が最初に上陸した慶良間諸島などで住民らが
手りゅう弾やかみそり、木の枝まで使い家族で殺しあう
集団自決が起きた。
そこには、多くの証言から「米軍に捕まる前に、潔く自決せよ」
という日本軍の命令があったとされている。
しかし、今年、文部科学省による高校教科書検定で
集団自決への日本軍関与に関する記述が削除されることになった。
これに対し、沖縄県民は猛反発。県内の41市町村すべてが
検定意見の撤回を求める意見書を可決し、
県議会では同じ意見書を2度可決する異例の事態となった。
高まる抗議の声。
しかし、政府は「検定意見の撤回は困難」との認識を示し、
冷ややかな反応だ。
住民らが家族や自らの命を絶った背景には何があったのか。
訪ねたのは、集団自決の起きた島のひとつ座間味島。
島の戦争体験者は、当時、駐留した日本兵が民家で寝泊りし、
アメリカ兵の恐ろしさと自決の必要性を説いたと証言する。
集団自決で兄夫婦とその子供たちを亡くした
宮平春子さん(80)は、自決を前に「軍の命令だから」と、
強く子供を抱いて泣く兄の姿が頭から離れないと語った。
そこには、住民と軍隊が一体化する中、軍隊の論理の下、
死ななければならなかった住民の姿があった。
有事に向けた法整備が進む中、消されようとしている「沖縄戦の記憶」。
集団自決とは、一体何だったのか。そこに軍の存在はあったのか。
住民の死の背景を探る。
大規模な地上戦が繰り広げられた沖縄戦。
米軍が最初に上陸した慶良間諸島などで住民らが
手りゅう弾やかみそり、木の枝まで使い家族で殺しあう
集団自決が起きた。
そこには、多くの証言から「米軍に捕まる前に、潔く自決せよ」
という日本軍の命令があったとされている。
しかし、今年、文部科学省による高校教科書検定で
集団自決への日本軍関与に関する記述が削除されることになった。
これに対し、沖縄県民は猛反発。県内の41市町村すべてが
検定意見の撤回を求める意見書を可決し、
県議会では同じ意見書を2度可決する異例の事態となった。
高まる抗議の声。
しかし、政府は「検定意見の撤回は困難」との認識を示し、
冷ややかな反応だ。
住民らが家族や自らの命を絶った背景には何があったのか。
訪ねたのは、集団自決の起きた島のひとつ座間味島。
島の戦争体験者は、当時、駐留した日本兵が民家で寝泊りし、
アメリカ兵の恐ろしさと自決の必要性を説いたと証言する。
集団自決で兄夫婦とその子供たちを亡くした
宮平春子さん(80)は、自決を前に「軍の命令だから」と、
強く子供を抱いて泣く兄の姿が頭から離れないと語った。
そこには、住民と軍隊が一体化する中、軍隊の論理の下、
死ななければならなかった住民の姿があった。
有事に向けた法整備が進む中、消されようとしている「沖縄戦の記憶」。
集団自決とは、一体何だったのか。そこに軍の存在はあったのか。
住民の死の背景を探る。