JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス

JNNドキュメンタリー ザ・フォーカス 毎週(木) 午後11:00〜11:30

JNN系列の記者が、ニュースで伝えきれない「こだわり」を込めたドキュメンタリー番組。そこからは日本の、世界の、人間の、さまざまな知られざる側面が見えてきます。ニュースのその後はもちろん、歴史も文化も、記者たちの視点でとらえたドキュメンタリーをお届けします。

2021年2月放送

2021年2月11日放送

震災10年福島 ~非日常を撮り続けて~

地上波2020年12月20日OA
制作:TBSテレビ
ディレクター:天野環

【内容】
東京電力・福島第一原発事故で、拡散された、放射性物質。

福島市内の除染はほぼ完了し、かつて町中にあったフレコンバッグも、目立たなくなった。しかし、除染土壌の多くは、市内に点在する「仮置き場」に、移動されただけで、市民の目の前に、今も存在する。

取り戻されたかのような「日常」の中、ふと現れる「非日常」の世界。こうした風景を、撮影し続けた、赤城修司さん。撮り溜めた写真は、70万枚を超えた。彼の目に、復興に沸く社会の姿はどう映るのか。

2011年3月11日、あの日から、間もなく10年。「原子力緊急事態宣言」は、今も継続中だ。

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2021年2月18日放送

忘れられた戦争~シベリア抑留の記憶

地上波2019年12月15日OA
制作:TBSテレビ
ディレクター:立山芽以子

【内容】
1941年12月8日に始まった太平洋戦争は、その3年8か月後に終わった。

だが、終戦を迎えた中国大陸で、戦争が終わっても、日本に帰れなかった人たちがいた。

60万にも上る人が、ソ連に連行され、強制労働を強いられたのだ。

シベリアの大地で彼らは何を思い、どのように生き延びたのか。

多くの仲間の死を目にした彼らは、戦後をどのように生きたのか。

90歳を超えるシベリア抑留体験者の言葉に耳を傾けながら、国家と戦争、そして人が生きるということについて考える。

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