2019年11月9日・16日放送
年間643万トン!喫緊の課題“フードロス”と闘う料理人兼社会起業家の取り組み
ゲスト 川越一磨さん(株式会社コークッキング代表取締役)
MC 堀口ミイナ
ITの力でフードロスの削減を目指すフードロス救済サービス「TABETE」。
2019年度のグッドデザイン ベスト100にも選ばれました。
日本国内のフードロスは年間643万トン。多くの食料を輸入に頼りつつ、大量の食べ物を捨てている、という状況を変えていくために“みんなで一緒にいい方向を目指そう”というムーブメントにして行きたい、という川越さん。
消費者として私たちは何をすべきなのか、一緒に考えてみませんか。
・川越さんが運営するフードロス救済サービス「TABETE」とは
・料理人視点で見たフードロス
・スーパーで並んでいる食品にはない“食のストーリー性”
・10月にスタートした「食品ロス削減推進法」とは
・フードロスと言えば、の“恵方巻き問題”
・ミレニアル世代とフードロス
2019年11月23日・30日放送
福島県いわき市のローカルアクティビスト、小松理虔さんが考える、今、ローカルで求められるクリエイティビティとは?
ゲスト 小松理虔さん(ローカルアクティビスト)
MC 徳谷柿次郎
ゲストは、福島県いわき市で、地域に根ざした企画発案や情報発信をしているローカルアクティビスト小松理虔さん。小松さんは、2009年に地元、福島県いわき市にUターンし、2011年、東日本大震災を経験。震災や、原発事故で揺れる地元の状況を目の当たりにしながらも、毎日を楽しく、人生を豊かにする暮らし方を考え、実践してきました。
「日々の生活を楽しくしていく中で、地域の課題にぶつかり、それが解決へとつながっていく」。「5人でも10人でもいい、まずは小さな企画から始めてみるのが良い」と小松さんはいいます。
小松さんが企画した活動の1つ、2013年から始めた、福島第一原発沖の海水や魚をとって、放射線量を測定する有志の海洋調査チーム「うみラボ」や、とった魚を、魚屋さんでお酒を飲みながら美味しく頂く「さかなのば」など、小松さんの企画は、生活に根ざした身近なものばかり。ローカルアクティビストならではの発想と、人生を豊かにする知恵が詰まっています。
また、2018年に震災後のいわきの復興について、自らの考えをつづった著書「新復興論」を上梓。大佛次郎論壇賞を受賞するなど高い評価を得ました。前編では、自らも長野に暮らしながら、ローカルの未来を考えるMCの柿次郎さんと、小松さんが「ローカルあるある」トークを展開!
また、これから求められるローカルのクリエイティビティについて、小松さんが自らの経験と実感をもとに語ります。
*ローカルアクティビストとは?!どんなお仕事?
*小松さんの著書「新復興論」について。震災から8年、今、伝えたいこと
*「うみラボ」「さかなのば」について自分の欲求×地域の要請=ローカルで求められるクリエイティビティ
*「まずは5人でも10人でもいいから始めよう」スモールスタートから始めることが大事