CSR

活動報告
環境 TBS赤坂みつばちプロジェクト

BEEちゃんって?特設ページはこちら

TBS赤坂みつばちプロジェクト

ミツバチは環境指標生物とされ、ミツバチが生息する地域は、緑豊かで環境汚染が少ない場所だと言われています。

TBS放送センター8階屋上「BeePark!」では、2011年からセイヨウミツバチを飼育しており、その数は現在約20万匹!赤坂の商店街・企業・地域ボランティアと協力して「生物多様性の推進」「環境教育」「街の環境維持」「地域貢献」を目的に、都市養蜂を行ってきました。燻煙器や蜂払いブラシを使わない、ミツバチにやさしい養蜂を心がけています。

また、港区の企業および学校施設等とともに、ミツバチが好む蜜源植物を植樹する「植樹アクションPROJECT」にも力を入れています。

みつばち教室×養蜂見学

現役養蜂家の解説のもと、セイヨウミツバチの飼育とその生態を体感できる、学びと実地体験を組み合わせたプログラムを開催しています。座学だけでなく実際に養蜂の現場を見ることで、環境保全の重要性やミツバチが私たちの生活に与える影響などを肌で感じることができる、環境教育の場となっています。
生きたミツバチと接することで、都会の中でも自然との繋がりを認識し、地球で暮らす一員として、自分にできることを考えるきっかけになればと思います。

また、環境イベント等では、蜜ろうを使用したワークショップや、来場者に向けた「みつばち教室」を実施しています。

植樹アクションPROJECT

国連が定めた国際記念日「5月20日 世界ミツバチの日」をきっかけに、赤坂の企業、学校、人々と共に、未来へ命をつなぐための環境保全活動「植樹アクションPROJECT」を始動しました。「世界ミツバチの日」は植物の受粉を助け、私たちの食を支え、生態系のバランスを保つ役割を担うミツバチの存在を認識し、環境保全について考えるための日として2017年に国連が制定した国際記念日です。ミツバチを起点に、赤坂から世界に向けて、生物多様性・環境保全の具体的施策として、植樹・種まきを推進していくアクションです。

TBS赤坂はちみつ

「TBS赤坂はちみつ」は、サクラやマロニエなど、TBS周辺に咲く季節の花々の風味がふわっと広がるのが魅力です。糖度も概ね80%を超え、抜群の甘さを誇ります。

年間の採蜜量は200Kgを超え、赤坂地域のレストランやイベントに無償提供し活用していただいています。はちみつを手に取り、味わった多くの方にプロジェクトを知っていただく機会となっています。

養蜂家

谷口侑太 (主任養蜂家)

TBSの屋上での養蜂は地上に比べて暑さや風等が強く、大変な点はありますが、周辺の蜜源植物が多く、毎年たくさんの蜂蜜が採れ、ミツバチにとって恵まれた場所だと実感しました。みつばち教室や養蜂体験等のイベントを通して、自然や環境に興味を持ってもらえるきっかけになれば幸いです。

谷ちぐさ (TBS常駐養蜂家)

赤坂の屋上で、地域の方々とともにミツバチを育てながら、子どもたちや地域の皆さんに向けた「みつばち教室」やワークショップも担当しています。
ミツバチは小さな体で、日々、たくさんの花を飛び回り、自然の循環を支えています。
そのひたむきな営みを通して、自然の大切さや、環境と人とのつながりを感じてもらえるきっかけになればうれしいです。

さいごに

TBS赤坂みつばちプロジェクトは、都市養蜂の枠組みにとどまらず、地域と連携しながら環境保全に取り組む活動です。
ミツバチを育てることは、都市における生物多様性の保全にもつながり、花や緑にあふれた持続可能なまちづくりの推進を目指しています。
赤坂とTBSを繋ぐ架け橋として、「TBS赤坂みつばちプロジェクト」をこれからも地域とともに育てていきたいと思います。

SNSでも活動内容を随時発信しています!

このページのトップへ