HPスタッフのせきらら現場日記
Vol.20 2016年6月15日
信頼と裏切り
くろでんの新党立ち上げ会見。懐刀と言われていた上神田の裏切りで、かなり少ない人数での旗揚げとなりました。しかし行動を共にするであろうと思われていた中川がまさかまさかの裏切り!
中川は大丈夫って言ってたのに
しかし青羽さんの部屋の中、すごいことになってます…直前まで「うちは黒田先生についていくから大丈夫〜♪」というシーンを撮影した後にこのシーンだったのですが
監督「中川とひとしきりやりあった後だから、派手に散らかしてください。机の上とかぐちゃぐちゃで、棚とかも動かしちゃいましょう!」
ものすごい無表情で黙々と部屋の中を散らかしていく美術さんを見て
スタッフ「こわい!すごい怒ってる!ごめんね、後片付けとか大変ですよね…」
足の踏み場もない…あっちゃんもびっくり
監督「中川のポスターとか破っちゃおう!くろでんのことは尊敬してるから、中川のだけね。…この大きなポスターって何枚あるの?破いて大丈夫?」
美術さん「それ1枚だけです。」
失敗できない…
スタッフ「ここは是非、監督自ら!」(本音:失敗してもそれは監督の責任で!)
監督「うわ、怖いな…よし、じゃあいきます!」(思いっきり破く!)
スタッフ「うまい!中川の顔が半分残っていて、ものすごい怨み節がわかる!」
どうだ!
しかし青羽さん、中川とどんなふうにやりあったの…
監督「髪とか乱れて、鼻血とか出ちゃって。ゆり子が来て、ちょっと髪直してみたりしましょうか。」
橋爪さん「鼻血ふいてるティッシュとか、すごいですね…」
一生懸命身だしなみ直そうとするけど…
信頼していた人を裏切るような人にはついて行けない。中川と袂を別つ青羽さんの胸の痛みはどれほどのものか…
くろでんのポスターの前で涙ぐんで
それが政治。それが人間。上神田の割り切り、中川の裏切り、だけど自分の進む道をゆく黒田。人の心ってなんだろう、政治も小津も、ゆり子に信じられるものはあるのでしょうか。いよいよ次回最終回、どうぞお楽しみに!