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姫役:川澄綾子さんインタビュー

作品的に『怪物王女』ということなので、毎回毎回色んな怪物が出てくるんです。1話では、ヒロと姫が出会うお話でした。
今日のアフレコでは、「姫は、もっと偉そうに!」「もっと偉そうに!」と音響監督さんから指導されました。
 最初の契約のシーンが、原作とはまたちょっと違った感じで、絵もとても神秘的で美しいシーンになってました。舞台が洋館で、昔ながらの素敵なお屋敷です。町並みも雰囲気があって、ホントに怪物が出てきそうな感じでしたね。これから先、色んなお話でどういう風に展開していくのか、楽しみです。
 姫というキャラクターは、全ての異形の者たちの上に君臨する王の娘。それゆえ、怪物王女なんですけれども……「姫と呼ぶがよい」と言うぐらいで、高飛車ともまた違う、全ての者が自分の下なのが当たり前、という意識を持たないといけないところが演じていて難しい所ですね。「偉そう」と言ってしまうと簡単なんですが、「偉そう」の中にも気品がないといけないんです。
生まれ持った“姫”。でも、ヒロが「あんな女の子がどうして」と思うぐらいの、華奢な感じとか、美しさとか、そのギャップが魅力的で面白いキャラクターです。

 監督がおっしゃったように、男の子一人に女の子がいっぱいというハーレム的なシチュエーションもあったり、自分の住む町に、こういう洋館が1つあったら、と想像したくなるような、雰囲気を楽しんだり、さまざまなモンスターが登場するホラーテイストでどきどきしたり、など、色んな切り口で観て楽しめる作品だと思います。
2007.04.06