山間部の小さな町の廃工場にたどり着くトラック。その中には、姫、ヒロ、フランドル、リザ、令裡の姿があった。
令裡のコウモリが得た情報では、この廃工場に人造人間を連れた王族の男がいるのだという。
おそらくその者が、ドラクル公と人狼族を送り込み、そして王国の姫の城を襲撃した張本人に違いなかった。
そして、その者の事を姫は、「王の座に興味は無いが倒さねばならぬ相手」と言うのだった。
姫を残し、工場内に突入したリザ、令裡、ヒロは、そこにいた不死身の戦士と対決する事に。
その圧倒的な強さに翻弄されるリザと令裡だったが、辛くも連係プレイで退けるのだった。
しかし、工場の中はもぬけの殻――。
外で待つ姫の元に戻ってみると……夜闇の中に沈む町にはあちこちで火の手が上がり、逃げ惑う人々の悲鳴が響いていた!
そこには死霊が――
姫の城を襲い陥落させた死霊の姿があるのだった――!!