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SPECIAL

2024.5.27

第8話終了後 キャストインタビュー
真野美月(閨 春花役)

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初めての全員でのアフレコで感じたキレキレの惣助のツッコミ

ーー『変人のサラダボウル』という作品に、どんな印象を持ちましたか?

真野:岐阜を舞台にしたファンタジー作品という印象で、私は岐阜に行ったことはないんですけど、観光地や食べ物が結構出てきたので、聖地巡礼をしたくなる作品だなと感じました。

ーー真野さんが演じる閨 春花は、どんなキャラクターですか?

真野:別れさせ工作員で、「もしかしたら自分に気があるのかもしれない」と相手が思うような清楚な美人なんですけど、私にそれをやれるのか?と思いました。 なのでまず、別れさせ工作員というのがどういう仕事なのかを調べるところから始めたんですけど、かなり難しい仕事みたいです。短期間で相手の懐に入らなければならないので、人見知りの私にはできないような仕事だと思いました(笑)。

ーー調べたことも活かしつつ、他にはどんなことを意識しましたか?

真野:惣助先輩をどれだけ好きになれるか、を考えました。閨ちゃんは自覚していないんですけど、それだけに心から好きなんだろうなと思ったので、そこは研究しました。

あとは、別れさせ工作員としての仕事にプライドを持っている“自立した女性”ということを意識して演じています。

ーー真野さんは2019年デビューなので、全員でやるアフレコはあまり経験がないと思うのですが、どうでしたか?

真野:かなり緊張しました! 分散収録はやってきていたんですけど、みんなで収録するというのは初めての経験で、AパートもBパートも皆さんがいらっしゃるし、マイクワークもあったのでドキドキだったんです。でも、温かい現場だったのでリラックスして臨めました。

台本の持ち方もそれぞれで、マイクへの近さも皆さん違っていたので、勉強になるなと思いながら見ていました。

ーー皆さんの声はいかがでしたか?

真野:もちろん、イメージ通りだったんですけど、古川 慎さんが演じていらっしゃる惣助さんはツッコミがキレキレで、さすが惣助さん!って思いながら見ていました(笑)。

ーーアフレコで話すことはできましたか?

真野:別の現場で一緒だったことがあるサラ役の矢野妃菜喜ちゃんや、事務所の先輩もいらしたので、だいぶ心強かったです。近くにいる方とはお話ができたんですけど、まだちょっと人見知りなところもあったので、もっと話せれば良かったなとは思っています。

大好きなキャラクターは一途すぎるあの人……

ーーここまで演じてきて、印象的だったシーンはありますか?

真野:第4話の冒頭は、サラちゃんに対しては大人な優しい女性、惣助先輩に対しては好意を寄せている感じで演じていたので、3人でのやり取りは印象に残っています。そこで閨 春花という人がどんな人物なのかが見えてきた気がしました。 それと、第7話のブレンダさんとの会話も印象的でした。ここは、原作ではモノローグだけだったところがセリフになっていたりしたので(「エッチはなんとなく気が向いたときだけです」)、そこをあえてセリフにするんだ!と思いました。惣助先輩との回想シーンもそうですね。ここもモノローグだったのが掛け合いになっていたので、より明確に、閨ちゃんという人間が見えてきた印象があります。

ーー回想シーンは、新人の頃の閨でしたね。

真野:新人感をちょっと出して、惣助先輩のことを意識して演じていました。

ーー惣助に探偵として追いつきたかったところ、特殊調査のほうに才能を見い出した閨ですけど、そういうことをする事務所の仕事のやり方がイヤで、惣助が出ていったというのは皮肉ですよね。

真野:そうですね。でもそのあとも、惣助先輩と繋がるために、事務所に来た仕事を流したりしているので(第4話)、頑張ってほしいですけど。

ーー第8話の印象をお聞かせください。

真野:惣助がサラの娘になるというお話ところでしたけど、それを聞いた閨ちゃんの妄想がかなり具体的なんですよね(笑)。惣助先輩に本気だと自覚していないわりに、サラが娘になることには本気でどうしたらいいのか考えていたのが面白かったです。

ーーそのシーンでのアフレコはいかがでしたか?

真野:この作品自体、テンポが早いやり取りをするので、スピード感みたいなのは意識して演じました。ここは、閨ちゃんの心が初めて大きく揺れる話数でもあったので、気持ちの動きというのも意識していました。

ーーちなみに、草薙所長との関係性、距離感なども考えるのですか?

真野:そこの関係性が出ていたのは第4話で、所長がセクキャバに行っていたことを惣助先輩に話すところがあるんですけど、最初は呆れている感じでお芝居をしたんです。でも、そうではないとディレクションをいただきました。そこは、しょうがない人だね、みたいな優しい感じでとディレクションをいただいたいうことだったので、良好な関係性なんだなと思いました。

ーーそれ以外で面白いシーンはありましたか?

真野:バッタを食べているシーンは印象的でした(笑)。私、意外とそういうのは大丈夫なので、どんな味がするんだろうなって思ってます。バッタの天ぷらって美味しいんですかね?

ーー天ぷらにすれば何でも美味しそうですけど、エビのほうが美味しいって言っちゃっていましたね。

真野:やっぱり海老の天ぷらが一番ですよね!(笑)。

ーーリヴィアサイドの話は、基本的に面白いですよね。

真野:私、皆神望愛ちゃん(CV.藤田 茜)がすごく好きなんですよ! ああいう一途過ぎちゃうキャラクターがめちゃめちゃ好みなんです。

ーー一途の域を越えている気もしますが……。

真野:そうなんですけど、それも愛ゆえなので! バッタにうなされているのは、ちょっとかわいそうでしたけど(笑)。

あとは、永縄友奈ちゃん(CV.高田憂希)が、サラちゃんと同じ学校に行けると思ったのに、行けなかったのは面白かったです。最後の高田さんの叫びも素晴らしくて、魂を感じました(笑)。

ーーでは最後に、第9話以降の見どころを教えてください。

真野:学校自体に行けていなかったサラちゃんが初めて小学校に行くので、そこで一体どんなことが起こるのか、すごく気になります!やっぱりサラちゃんはカリスマ性があるので、どうなっちゃうんでしょうね。楽しみにしてください。

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