2018.7.29 OA
#43 久保 修
67歳 切り絵画家

切り絵で「移り変わる日本の四季」を描く画家。
日本の美しさを伝えるため
世界中で展覧会を開いている。

切り絵という手法で
日本の美しさを伝えていきたい。

阪神淡路大震災で被災した。
何百年と続いてきた日本の建造物など
いろいろなものが一瞬で消滅していく
風景も変わっていく
それを見ていろいろなことを感じた。
僕は切り絵画家なので、切り絵という手法で
日本の美しさとか、こういうものがある、
というものを伝えていきたい。

自分が表現したいと思うものが
次から次へとあるので
100歳まで生きても足りないかもしれない。
それぐらいまだ時間が必要で
時間がいっぱいいっぱいあればいいな
と思います。

自分が描きたい絵というか、
絵を描くってこういうことかな、というのが
少しずつなんとなく分かってきた気もするし
描きたいものが描けるようになってきた。
ちょっと遅いのかもしれないですけど
自分の中ではそういう想いがあって。
だから、これからの作品が
久保修の作品になって、残っていくのかな
という気もするんです。