2018.3.21 OA
#24 中野 章三
81歳 タップダンサー

去年70周年を迎えた現役最高齢タップダンサー。
ラスベガス公演を成功させた日本タップ界の第一人者。

タップは神様が僕に与えてくれた最高のプレゼント

たまたまフレッド・アステアの映画「踊る結婚式」を
見せてもらって
その時、朝の一回目から
「もう一回見よう、もう一回見よう」って
6回見ちゃいまして
それで絶対にタップをやらなきゃダメだなと。

足の先から音が出るっていうこの楽しさね。
やっぱり自分でリズムが作れるでしょ。

別に音楽がなくても自分の足でリズムをたたいて
自分でメロディーを歌えばいいわけでしょ?
ほんとに楽しいですよ。

難しいステップを優しく見せる。
優しいステップを難しく見せる。
これがプロだよって。

少々まずくても 人間が踏んでいるんだから
自分が楽しく踊って、見ている方が楽しくなればいい。

これは僕の人生で、
神様が与えてくれた最高のプレゼントだと思うんです。
お金にはかえられないです、これだけは。