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#050 2020年10月03日
くらしボーダーレス
建築士の日高海渡さんが暮らすマンションは、設計事務所を兼ねている。3年前、3LDKを大きなワンルームに作り変えた。「住宅とは違う大きさの空間を用意してあげることで、いろんな人が入ってきてもいいようなオープンな場所にしたいという思いがあります」。

その大きな空間は、仕事終わりのプライベート時間も充実させてくれるように。「人を呼んだり、自分で飲み会を設定するようになりました。社交的になったというか、ライフスタイルはすごく変わったと思います」。

仕事はオフィスで…パーティーはレストランで…そんな事、誰が決めたんだろう?人の数だけ、くらしの数があっていいはず。「ボーダーレスな雰囲気っていうのは意識してたと思います。今、ライフスタイルも考え方も変わっていく世界だと思うので、いろんな価値観を受け入れるような、寛容な場所になっていくといいんじゃないかなと思ってます」。
自分らしくくらしたいから、自分らしい家を作る…ボーダーレスなくらしが、彼の明日へのステップだ。
