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#037 2020年06月20日
人と車と情熱と
クルマはただの機械じゃない。情熱を注げば、そのぶん応えてくれる。「自分でいじってどんどんタイムが上がっていくのが一番楽しいですね」。

最初は一人で走っていた佐々木晴英さんだが、やがて多くのクルマ好きと出会うようになった。「みんなで走り始めちゃうと、どうしてもスピードが上がって危険になってきちゃった」。思う存分、安全に走りたい!その思いで彼は、会社員ながらサーキットでのイベントを開催。さらに多くの仲間が集まった。

初めてハンドルを握った時の感動は、今も忘れない。クルマ離れと言われる今だからこそ、その感動を次の世代に伝えたい。「僕らがクルマで育てられたように、若い人にもぜひクルマの文化を維持していってもらいたいと思ってます」。
人と車と情熱が一つになった時、鉄の塊に命が宿る。それは、希望に満ちた明日へのステップ。
