9月の月刊報告


1. 概要

トゥ−ルプラサット第4雷原の除去活動を2001年9月1日より開始した。 2002年1月には除去作業は終了の見込みである。 この地雷汚染地域内に再定住している殆どの人々は、国家統合後において、除隊した軍人やその家族であり、重度の四肢切断者が多い。 この村には、地雷で汚染されていない農地(水田)が不足しているため、村長はヘイローに約24,130平方メートルの土地の地雷除去を依頼した。

除去が終了すると、この土地は7家族分の農地(水田)として割り当てられるほか、地雷原に隣接したトゥ−ルプラサット学校(児童数265人)から、新たな地雷被害がなくなることになる。

2001年9月にヘイロー/AAR TBSチームは、トゥ−ルプラサット第4地雷原において2セクションの地雷除去作業(手作業)を行った。 これに伴い、5752平方メートル域の地雷除去を行い、3個の地雷と、14個の不発弾を発見、爆破処理をした。

この地雷原には、成長の早い、背丈の低い木々が非常に多く生い茂っている。また、部分的には土や金属を含んだ土地もあることから、New Holland製の草木伐採機を、手作業による地雷除去作業の効率を上げるために送った。





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