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2014年3月30日放送
  • BS-TBS:4月3日よる11:00〜
  • TBSニュースバード:4月2日よる11:00〜
ナレーター:向井 理
世界が“一流アート”と認める日本人デザイナーの“布” 伝統技術×革新的デザインで、繊維産業をよみがえらせる!
ドリームメーカー:
テキスタイルデザイナー/東京造形大学 教授/
須藤玲子さん
» ジャンル:生活・アート伝統
» 日付順リスト:2014年3月

夢の扉の鍵

「マイナスやプラスは考えない『本当に好き』」 » 一覧へ
世界中の名立たる美術館に、計200点も永久収蔵されている“メイドインジャパン”がある。
それは、「一流アートだ!」と賞賛される、日本の技術でしか生まれない『布』。
“ステンレスの布”、“水に溶ける布”、折り紙のような布・・・!?
テキスタイルデザイナーの須藤玲子は、日本の伝統技術に、
現代のテクノロジーをかけ合わせて、“世界が夢中になる布”をつくり出す。

『大切な衣・食・住。食べ物は国産にこだわるのに、なぜ衣は日本産じゃなくていいの?』
海外での大量生産やファストファッションの台頭で、衰退の一途をたどる繊維産業・・。
須藤は自ら日本各地をまわり、職人たちが驚くような斬新な提案を投げかける。すると―、
着物の帯を織る技術で柔らかいスカーフが生まれ、刺繍技術でレースの布ができ上がる。
須藤の“デザイン”というマジックで、それぞれの産地の“エキス”が引き出され、
“世界が欲しがる技術”へと変身を遂げるのだ。

『マイナスだプラスだ、ではなく、ともかく大好き!』
デザイナーとして伸び悩んだ20代、そして後を継いだ会社が抱えていた巨額の借金・・。
それでも、“好き”という原動力が、須藤の背中を新たな挑戦へと押し続ける。
そんな須藤のもとに、あのニューヨーク近代美術館(MoMA(モマ))のバイヤーがやってきた。
公式ストアに並べる新作を探しているというが・・。
日本の繊維産地と須藤の融合は、世界に向けたものづくりの一歩を踏み出せるのか―。

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