過去の放送
- 2013年9月29日放送
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- BS-TBS:10月3日よる11:00〜
- TBSニュースバード:10月5日よる9:00〜
ナレーター:向井 理
“たった2台のパソコンで打ち上げ可能な”新型ロケット!
世界も注目!『イプシロン』打ち上げ成功の舞台裏とキーマン独占密着
- ドリームメーカー:
- JAXA イプシロンロケット プロジェクトマネージャー/
森田泰弘さん
夢の扉の鍵
9月14日、午後2時―。
ニッポンの宇宙への夢を乗せた新型ロケットが、鹿児島の青空に打ち上げられた。
世界初となる“人工知能”を搭載した国産ロケット「イプシロン」。
組み立て時から打ち上げまで、ロケット自ら点検作業を行うセルフチェック機能を
備えたことで、設備も人員も劇的に減らすことができ、打ち上げコストの半減を実現!
たった2台のパソコンで発射管制が可能という、まさに“ロケット革命”が起きた。
この開発プロジェクトを率いるのが、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の森田泰弘。
先代の固体燃料ロケットの開発責任者も務めた森田。
日本が誇るその技術は、「世界最高性能」と言われるほど、高く評価されていた。
しかし2006年、その運用は、突如終了を余儀なくされる・・。コスト高が理由だった―。
『ピンチはチャンス。これは、新しいロケットをつくれというチャンスなんだ』
無念を胸に秘め、森田は、白紙の状態から、新たな開発に挑んだ。
そして、7年の年月を経てついに、人工知能を備えた革命的ロケット「イプシロン」が誕生。
日本中の期待を背負って迎えた、打ち上げ当日。リフトオフ19秒前、まさかの緊急停止―。
ロケット人生最大のピンチに、森田は、ある場所で眠れない夜を過ごしていた・・。
番組は、その過程と舞台裏を独占密着。
『宇宙を身近に―』 日本の宇宙開発の未来を切り開こうと突き進む森田と、
彼を支える鹿児島・内之浦の人々、そして迎えた歴史的瞬間を追う。
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