過去の放送
- 2013年5月5日放送
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- BS-TBS:5月9日よる11:00〜
- TBSニュースバード:5月11日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
“犯罪の巣窟”ニューヨークの地下鉄を再生させた日本人
〜“デザインの力”で人々の行動を変え より良い社会をつくる!〜
- ドリームメーカー:
- 工業デザイナー/
宇田川 信学(まさみち) さん
夢の扉の鍵
アメリカ前国務長官ヒラリー・クリントン、ポップスの女王マドンナと並び、
『過去25年間で、最も影響力のあるニューヨーカー100人』に選ばれた日本人がいる。
工業デザイナー、宇田川信学、48歳。
危険、暗い、汚い・・・。かつて、世界最悪と言われたニューヨークの地下鉄。
その再生を託された宇田川は、“地獄の地下鉄”を、
女性も子供も安心して利用できる地下鉄に蘇らせた立役者だ。
彼の手法は、厳しい法律などではなく、警備員の増員や監視カメラの増設でもない。
それは、人々の行動をも変える「デザインが持つ力」。
『根気よくやっていけば、必ず実現できる』
「デザインの力で犯罪を減らす―」 でも、どうやって?
落書き、車両破壊、窃盗・・。宇田川は、地下鉄構内をくまなく回り、人々の心理、
あらゆる行動パターンを想定して問題点を探ったうえで、車両デザインを練った。
未知なる挑戦に挑む宇田川を支えたのは、『根気が無くなったら進歩がないよ』という
父親の言葉。溶接業を営む父。毎夜、寡黙に何百何千という部品をつくるその背中・・。
宇田川の原点は、この下町の町工場にあった。
『人々の行動そのものをデザインして、生活や社会を変え、みんなを幸せにする!』
ニューヨーカーを変えた、宇田川デザインの持つ“力”とは?
日本が世界に誇る工業デザイナーの挑戦に迫る。
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