過去の放送
- 2012年4月1日放送
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- BS-TBS:4月5日よる11:00〜
- TBSニュースバード:4月7日よる9:00〜
ナレーター:中井貴一
オンリーワン技術の“ジャパンデニム”で日本の繊維業を元気に!
〜年間1000種類の試作品から生み出す世界最先端デニム〜
- ドリームメーカー:
- 広島県福山市 カイハラ株式会社 会長/
貝原良治 さん
『世界にオンリーワンの技術で、日本のものづくりを残したい!』
世代、性別、国境を問わないデニムファッション。広島県福山市の山あいで、世界中の有名ブランドが使いたがるデニムが作られている。デニムをこよなく愛する貝原良治(69)が手掛ける”カイハラデニム”だ。貝原は言う・・「世界で一番多くの失敗をした会社。トライ&エラー。その方が新しいものが生まれる–」。「カイハラ」では、年間約1000種類ものデニムサンプルが新たに開発され、そのうちの選りすぐられた1割ほどが商品化され店頭に並ぶ。
『100%日本人の雇用を守り、日本のものづくりを守りぬく–』 生産が海外へと流れる繊維業界にあって、貝原のデニムは常に“メイド・バイ・ジャパニーズ”。紡績、染め、織り、仕上げ・・・すべて日本人の手によって作り上げられる。特に、『染め技術』は世界最先端を誇り、その安定性、再現性の高い技術に、世界中のブランドがラブコールを送る。
貝原が“メイド・バイ・ジャパニーズ”にこだわる背景には、35年前の苦しみがあった。円高により、日本のマーケットが急激に落ち込み、従業員削減という苦渋の選択をせざるをえなかった・・・。「円高でも、どんな不況下でも、オンリーワンのデニム、見たことのない新しいデニムを開発し、生き残る。そして雇用を守る–」貝原の強い信念は、トップメーカーとなった今も貫かれている。
大量生産のファストファッションが台頭し、低迷する日本の繊維業界・・。日本のものづくり・繊維業を守り元気にしようと、貝原は、一大プロジェクトを企てる。それは銀座を封鎖して行う「ジャパンデニム・ファッションショー」。大手百貨店や和服デザイナーとも手を組んだこのチャレンジ。銀座の大通りにできたデニムカーペットで、貝原の夢は花開くのか–。
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